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公開番号2024052386
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022159069
出願日2022-09-30
発明の名称機能水供給システム及び機能水利用機器
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類C02F 1/00 20230101AFI20240404BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】複数種類の機能水を供給する。
【解決手段】機能水供給システム1は、第1生成部11と、第2生成部12と、吐水機構13と、を備える。第1生成部11は、第1機能水W21を生成する。第2生成部12は、第1機能水W21とは異なる第2機能水W22を生成する。吐水機構13は、第1機能水W21を吐水する機能、及び第2機能水W22を吐水する機能を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
第１機能水を生成する第１生成部と、
前記第１機能水とは異なる第２機能水を生成する第２生成部と、
前記第１機能水を吐水する機能、及び前記第２機能水を吐水する機能を有する吐水機構と、を備える、
機能水供給システム。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記吐水機構は、複数の吐水部を有する、
請求項１に記載の機能水供給システム。
【請求項３】
前記複数の吐水部は、互いに異なる位置に設けられている、
請求項２に記載の機能水供給システム。
【請求項４】
前記複数の吐水部は、
前記第１機能水を吐水する第１吐水部と、
前記第２機能水を吐水する第２吐水部と、を含む、
請求項２又は３に記載の機能水供給システム。
【請求項５】
前記第１生成部及び前記第２生成部の少なくとも一方と前記吐水機構との間に設けられている流路切替部を更に備える、
請求項１～３のいずれか１項に記載の機能水供給システム。
【請求項６】
前記吐水機構は、複数の吐水部を有し、
前記複数の吐水部の少なくとも１つは、前記流路切替部により前記第１生成部との間の流路及び前記第２生成部との間の流路の少なくとも一方を切り替えられることで、前記第１機能水及び前記第２機能水を吐水する、
請求項５に記載の機能水供給システム。
【請求項７】
前記吐水機構は、前記第１機能水を吐水した後に、前記第１機能水とは異なる他の機能水を吐水する、
請求項１～３のいずれか１項に記載の機能水供給システム。
【請求項８】
前記第１機能水の流量は、前記他の機能水の流量よりも多く、
前記第１機能水の濃度は、前記他の機能水の濃度よりも低い、
請求項７に記載の機能水供給システム。
【請求項９】
手洗い器を備える便器に用いられ、
前記吐水機構は、
前記便器に対して前記第１機能水及び前記他の機能水を吐水する便器吐水部と、
前記手洗い器に対して前記第１機能水及び前記他の機能水を吐水する手洗吐水部と、を有し、
前記便器吐水部では、前記第１機能水の流量は前記他の機能水の流量よりも多く、かつ前記第１機能水の濃度は前記他の機能水の濃度よりも高く、
前記手洗吐水部では、前記第１機能水の流量は前記他の機能水の流量よりも多く、かつ前記第１機能水の濃度及び前記他の機能水の濃度は前記便器吐水部から吐水される前記第１機能水の濃度よりも低い、
請求項７に記載の機能水供給システム。
【請求項１０】
前記吐水機構は、複数の吐水部を有し、
前記複数の吐水部は、前記第１機能水及び前記第２機能水を含む複数の機能水のうち互いに異なる機能水を同時に吐水する、
請求項１～３のいずれか１項に記載の機能水供給システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、一般に機能水供給システム及び機能水利用機器に関し、より詳細には、複数の生成部を備える機能水供給システム、及び機能水供給システムが搭載される機能水利用機器に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、手洗吐水部と、便器吐水部と、細菌抑制装置と、を備える手洗い器付き小便器が記載されている。手洗吐水部は、手洗い用の洗浄水を吐水する。便器吐水部は、小便洗浄用の洗浄水を吐水する。細菌抑制装置は、給水を電気分解して生成した電解水（機能水）を洗浄水に注入する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１３－１５５５２３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載の手洗い器付き小便器では、細菌抑制装置で生成される電解水（機能水）を小便器の洗浄に用いている。このため、例えば、細菌抑制装置で生成される電解水（機能水）を手洗いに用いる場合、そのまま手洗いに用いることができない可能性がある。
【０００５】
本開示の目的は、複数種類の機能水を供給することが可能な機能水供給システム及び機能水利用機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一態様に係る機能水供給システムは、第１生成部と、第２生成部と、吐水機構と、を備える。前記第１生成部は、第１機能水を生成する。前記第２生成部は、前記第１機能水とは異なる第２機能水を生成する。前記吐水機構は、前記第１機能水を吐水する機能、及び前記第２機能水を吐水する機能を有する。
【０００７】
本開示の一態様に係る機能水利用機器は、前記機能水供給システムが搭載される機器である。前記機能水利用機器は、前記機能水供給システムと、洗浄対象物と、を備える。前記洗浄対象物は、前記機能水供給システムによって洗浄される。
【発明の効果】
【０００８】
本開示の一態様に係る機能水供給システム及び機能水利用機器によれば、複数種類の機能水を供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
図１は、実施形態１に係る機能水供給システム及び機能水利用機器のブロック図である。
図２は、同上の機能水利用機器の概略図である。
図３は、同上の機能水供給システムにおける第１生成部のブロック図である。
図４は、同上の機能水供給システムにおける第２生成部のブロック図である。
図５は、実施形態２に係る機能水供給システムのブロック図である。
図６は、同上の機能水供給システムの動作を示すタイミング図である。
図７は、実施形態３に係る機能水供給システムのブロック図である。
図８は、実施形態４に係る機能水供給システムのブロック図である。
図９は、同上の機能水供給システムの動作を示すタイミング図である。
図１０は、実施形態５に係る機能水利用機器の概略図である。
図１１は、実施形態６に係る機能水利用機器の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、実施形態１～６に係る機能水供給システム及び機能水利用機器について、図面を参照して説明する。下記の実施形態１～６において説明する各図は模式的な図であり、各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。また、下記の実施形態１～６で説明する構成は本開示の一例にすぎない。本開示は、下記の実施形態１～６に限定されず、本開示の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
（【００１１】以降は省略されています）

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