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公開番号
2024046663
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-03
出願番号
2024010123,2023539049
出願日
2024-01-26,2022-09-06
発明の名称
脳波計測装置
出願人
住友ファーマ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
5/256 20210101AFI20240327BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】計測される脳波信号の質の向上に資するべく、耐久性の向上、及び、フィット感の向上を両立しうる構造を有するウェアラブルな脳波計測装置を提供する。
【解決手段】本発明は、生体頭部に装着可能な脳波計測装置であって、中央表側部品と、左表側部品と、右表側部品と、裏側部品とを少なくとも含み、装着時に左側頭部から前頭部、右側頭部へと生体頭部に沿って配置されるよう湾曲した形状を有する収容部と、裏側部品に固定され、装着時に前頭部に接触する少なくとも1つの測定電極と、測定電極を介して得られる電気信号を処理する、収容部内に収容された信号処理部とを備え、中央表側部品と、左表側部品と、右表側部品と、裏側部品とのうち少なくとも2つの部品の剛性が互いに異なる、脳波計測装置を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
生体頭部に装着可能な脳波計測装置であって、
中央表側部品と、左表側部品と、右表側部品と、裏側部品とを少なくとも含み、装着時に左側頭部から前頭部、右側頭部へと前記生体頭部に沿って配置されるよう湾曲した形状を有する収容部と、
前記裏側部品に固定され、装着時に前記前頭部に接触する少なくとも1つの測定電極と、
前記測定電極を介して得られる電気信号を処理する、前記収容部内に収容された信号処理部と
を備え、
前記中央表側部品と、前記左表側部品と、前記右表側部品と、前記裏側部品とのうち少なくとも2つの部品の剛性が互いに異なる、
脳波計測装置。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記測定電極の数は少なくとも2以上である、請求項1に記載の脳波計測装置。
【請求項3】
前記左表側部品及び前記右表側部品の剛性は、前記中央表側部品の剛性よりも高い、請求項1又は2に記載の脳波計測装置。
【請求項4】
装着時に前記前頭部に接触する前記測定電極の面のそれぞれの中心は、前記裏側部品の形状に沿って40mm以上、90mm以下だけ互いに左右に離間している、請求項2乃至3のいずれか一項に記載の脳波計測装置。
【請求項5】
装着時に前記前頭部に接触する前記測定電極の面の輪郭は、直径10mm~25mmの円形状を有する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の脳波計測装置。
【請求項6】
前記信号処理部は、前記左表側部品と前記裏側部品との間、又は前記右表側部品と前記裏側部品との間に配置される、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の脳波計測装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は脳波計測装置に関し、より詳細には、生体頭部に装着された状態で脳波を測定することができる脳波計測装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
人体等、生体の頭部に装着して脳波を測定するためのウェアラブルな脳波計測装置(ウェアラブル脳波計)としては、特許文献1(非特許文献1)、及び非特許文献2,3に記載の装置が知られている。特許文献1(非特許文献1)の脳波計測装置は前頭部側に2電極を備え、OuterバンドとInnerバンドとからなる2重バンド構造を有しているが、OuterバンドとInnerバンドとの各々は一体型の部品であり(特許文献1のFIG.16)、特許文献1(非特許文献1)の装置は装着感に問題を有する。非特許文献2の脳波計測装置は前頭部側に2電極を備えるヘアバンド型の装置であるが、当該装置はソフトな素材を用いたヘアバンド型であるために耐久性に問題を有し、また非特許文献2の装置においては断線等の故障のリスクが高いと考えられる。非特許文献3の脳波計測装置は本体から多数の電極が飛び出した構造を有しているが、当該装置は左側頭部から後頭部、右側頭部に沿って装置が配置されるように生体頭部に装着される構造をとっているために前頭部側の電極が十分に固定されない恐れがあり、また非特許文献3の装置においては多数の電極からの多数の配線が本体部分から突出しているため、非特許文献3の装置は耐久性にも問題を有する。
【0003】
従来のウェアラブル脳波計としてはヘアバンド型などソフトな素材を用いている脳波計が主流であるが、それらは耐久性に劣り、それらにおける断線等の故障の頻度が高かった。これに対し、耐久性を上げるためにハードな素材で作製された筐体構造を有するウェアラブル脳波計が用いられる場合、人によって頭部の形状はさまざまに異なるため、全ての人の頭部に適合する脳波計を作製することは困難であり、したがって脳波計を装着することにより検査対象者(脳波測定を受ける者)が頭部に痛みを感じる場合があるという問題や、装着時に検査対象者の頭部に電極が十分に接触しない、或いは検査対象者が感じる痛みにより脳波に影響が出る等の原因により信号の質が安定しないという問題等がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第9867571号明細書
【非特許文献】
【0005】
InteraXon Inc., “MEDITATION REIMAGINED Introducing Muse 2”, [online], [令和3年8月24日検索], インターネット<URL: https://choosemuse.com/muse-2/>
LAXHA Inc., “Bluetooth wireless brain wave meter”, [online], [令和3年8月24日検索], インターネット<URL: http://www.laxtha.com/ProductView.asp?Model=neuroNicle%20E2>
Emotiv, “EMOTIV EPOC+”, [online], [令和3年8月24日検索], インターネット<URL: https://www.emotiv.com/epoc/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
以上に鑑み、本発明は、計測される脳波信号の質の向上に資するべく、耐久性の向上、及び、フィット感の向上を両立しうる構造を有するウェアラブルな脳波計測装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するべく、本発明は、生体頭部に装着可能な脳波計測装置であって、中央表側部品と、左表側部品と、右表側部品と、裏側部品とを少なくとも含み、装着時に左側頭部から前頭部、右側頭部へと生体頭部に沿って配置されるよう湾曲した形状を有する収容部と、裏側部品に固定され、装着時に前頭部に接触する少なくとも1つの測定電極と、測定電極を介して得られる電気信号を処理する、収容部内に収容された信号処理部とを備え、中央表側部品と、左表側部品と、右表側部品と、裏側部品とのうち少なくとも2つの部品の剛性が互いに異なる、脳波計測装置を提供する。
【0008】
上記脳波計測装置において、測定電極の数は少なくとも2以上であってよい。
【0009】
上記脳波計測装置において、左表側部品及び前記右表側部品の剛性は、中央表側部品の剛性よりも高いものとしてよい。
【0010】
上記脳波計測装置において、測定電極の数が2以上である場合、装着時に前頭部に接触する測定電極の面のそれぞれの中心は、裏側部品の形状に沿って40mm以上、90mm以下だけ互いに左右に離間していてよい。
(【0011】以降は省略されています)
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