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公開番号2024044559
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022150152
出願日2022-09-21
発明の名称スパウト付き包装容器
出願人TOPPANホールディングス株式会社
代理人
主分類B65D 5/74 20060101AFI20240326BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】包装容器の中間製品を積み重ねた状態で梱包した場合であっても、隣接する中間製品にスパウトの痕跡が残ることがなく、また、数多くの中間製品を効率的に梱包することができる包装容器を提供すること。
【解決手段】貫通孔を有し、この貫通孔にスパウト1Cが装着されている天部側シート1Aと底部側シート1Bとを重ね、その周縁で全周に渡って互いにシールして包装容器1を構成する。前記スパウト1Cは注出筒1C1とこの注出筒1C1の周囲に配置されたフランジ1C2とから成る。そして、前記天部側シート1Aの外側表面から突き出している注出筒1C1の長さ1Cxを7mm以下とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
貫通孔を有し、この貫通孔にスパウトが装着されている天部側シートと底部側シートとで構成され、これら天部側シートと底部側シートとを重ね、その周縁で全周に渡って互いにシールして構成された包装容器であって、
前記スパウトが注出筒とこの注出筒の周囲に配置されたフランジとから成り、
前記天部側シートの外側表面から突き出している注出筒の長さが7mm以下であることを特徴とするスパウト付き包装容器。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記注出筒の外側先端が面取りされていることを特徴とする請求項1に記載のスパウト付き包装容器。
【請求項3】
前記天部側シートの内側表面から突き出している注出筒の長さが3mm以上であることを特徴とする請求項1に記載のスパウト付き包装容器。
【請求項4】
前記天部側シートと底部側シートとが、それぞれ、次の構造を有することを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
天部側シートの構造:
中央に多角形状の天面を有し、
この多角形状天面の各辺を一辺とする四角形状の天部側側面を、前記多角形状天面の辺の数と同じ数だけ有しており、
互いに隣接する各天部側側面の間に、この天部側側面同士を繋いでしかも閉塞する天部側つなぎ片を有しており、
これら天部側側面及び天部側つなぎ片の外側に、底部側シートと固定する天部側固定部を有しており、
隣接する前記四角形状の天部側側面を構成する辺同士が一致するように前記天部側つなぎ片を二つ折りできる天部側二つ折り用罫線が設けられている
構造。
底部側シートの構造:
中央に多角形状の底面を有し、
この多角形状底面の各辺を一辺とする四角形状の底部側側面を、前記多角形状底面の辺の数と同じ数だけ有しており、
互いに隣接する各底部側側面の間に、この底部側側面同士を繋いでしかも閉塞する底部側つなぎ片を有しており、
これら底部側側面及び底部側つなぎ片の外側に、天部側シートと固定する底部側固定部を有しており、
隣接する前記四角形状の底部側側面を構成する辺同士が一致するように前記底部側つなぎ片を二つ折りできる底部側二つ折り用罫線が設けられている
構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スパウト付きの天部側シートと底部側シートとで構成され、これら天部側シートと底部側シートとを重ね、その周縁で全周に渡って互いに固定して構成された包装容器であって、平坦な状態で移送・供給され、内容物充填時にはこれを立ち上げて箱型の状態に変形することができる包装容器に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
このような包装容器は、例えば、特許文献1に記載されている。
【0003】
この包装容器2は次のようなものである。
【0004】
すなわち、この包装容器2に使用する天部側シート2Aは、図4に示すように、その中央に四角形状の天面2A10を有しており、この天面2A10には貫通孔が設けられ、この貫通孔にはスパウト2Cが装着されている。
【0005】
次に、天部側シート2Aは、四角形状の天面2A10の各辺を折り曲げ用罫線として、この天面2A10の各辺を一辺とする四角形状の天部側側面2A21~2A24を有している。天部側側面2A21~2A24の数は、多角形状天面2A10の辺の数と同じ4である。
【0006】
また、天部側シート2Aは、互いに隣接する各天部側側面の間に、この天部側側面2A21~2A24同士を繋ぐ天部側つなぎ片2A31~2A34を有している。すなわち、天部側側面2A21と天部側側面2A22との間は天部側つなぎ片2A31で繋がれている。また、天部側側面2A22と天部側側面2A23との間は天部側つなぎ片2A32で繋がれている。その他の天部側側面についても同様である。なお、各天部側側面2A21~2A24と天部側つなぎ片2A31~2A34との間には折り曲げ用罫線が設けられている。
【0007】
そして、この天部側つなぎ片2A31~2A34によって、天部側側面2A21~2A24の間は閉塞されている。図示のように、この例では、天部側側面2A21~2A24と天部側つなぎ片2A31~2A34とを併せた部分の外形は長方形を構成しており、各天部側つなぎ片2A31~2A34はその角部に位置して、天部側側面2A21~2A24の間を閉塞している。例えば、天部側側面2A21と天部側側面2A22との間は天部側つなぎ片2A31で閉塞している。
【0008】
次に、天部側シート2Aは、これら天部側側面2A21~2A24と天部側つなぎ片2A31~2A34とを併せた長方形の部分の外側に、底部側シート2Bと固定するヒートシール領域から成る天部側固定部2A40を有している。なお、説明の便宜上、この図4においては、天部側側面2A21の外側に位置する天部側固定部に符号「2A41」を付して示している。
【0009】
そして、前記天部側つなぎ片2A31~2A34は、天面2A10の各頂点から、天部側つなぎ片2A31~2A34を二等分する天部側二つ折り用罫線を有している。すなわち、図4に拡大して示すように、例えば、天部側側面2A23と天部側側面2A24とは、天面2A10の頂点2A10bを共有している。天部側側面2A23を構成する辺のうち、天面2A10の頂点2A10bを共有している辺には、符号2A23bを付して示している。また、天部側側面2A24を構成する辺のうち、天面2A10の頂点2A10bを共有している辺には、符号2A24bを付して示している。そして、この辺2A23bと辺2A24bとがなす角を二等分する天部側二つ折り用罫線2A33cが設けられ、この天部側二つ折り用罫線2A33cによって、天部側つなぎ片2A33は2つの領域2A331,2A332に区分されている。すなわち、図において、辺2A23bと二つ折り用罫線2A33cとがなす角θ1と、辺2A24bと天部側二つ折り用罫線2A33cとがなす角θ2とは等しく、領域2A331と領域2A332とは、同形同大で、しかも、天部側二つ折り用罫線2A33cを対称軸として線対称に配置されている。
【0010】
なお、この天部側二つ折り用罫線2A33cは、天部側つなぎ片2A31を超えて、その外側に位置する天部側固定部にも延在している。すなわち、天部側二つ折り用罫線2A33cは、天部側つなぎ片2A33を領域2A331と領域2A332とに二分すると共に、その外側の天部側固定部も二分している。なお、図中、2A43αは、天部側つなぎ片2A33の外側に位置する天部側固定部であって、天部側二つ折り用罫線2A33cによって二分された天部側固定部の2つの領域のうち、領域2A331の外側に位置する領域を示し、2A43βは領域2A332の外側に位置する領域を示している。特許文献1に記載の包装容器400では、これら領域2A43αと領域2A43βとは天部側二つ折り用罫線2A33cを対象軸として線対象に配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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