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公開番号2024042131
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-28
出願番号2022138481
出願日2022-08-31
発明の名称表示装置
出願人TOPPANホールディングス株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02B 5/20 20060101AFI20240321BHJP(光学)
要約【課題】放熱性に優れた表示装置を提供する。
【解決手段】ブラックマトリクス基板3は、第1主面及び第2主面を有している透明基板31と、第1主面上に設けられ、複数の第1貫通孔を有しているブラックマトリクス32と、ブラックマトリクス32上に設けられ、第1貫通孔の位置に第2貫通孔をそれぞれ有している樹脂層34と、第2貫通孔の各々の側壁と樹脂層34の上面とを少なくとも部分的に被覆した反射層35とを含み、反射層35のうち樹脂層34の上面を被覆した部分は、算術平均高さSaが40乃至650nmの範囲内にあり、クルトシスSkuが3以上である。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1主面及び第2主面を有している透明基板と、
前記第1主面上に設けられ、複数の第1貫通孔を有しているブラックマトリクスと、
前記ブラックマトリクス上に設けられ、前記複数の第1貫通孔の位置に複数の第2貫通孔をそれぞれ有している樹脂層と、
前記複数の第2貫通孔の各々の側壁と前記樹脂層の上面とを少なくとも部分的に被覆した反射層と
を含み、
前記反射層のうち前記上面を被覆した部分は、算術平均高さS

が40乃至650nmの範囲内にあり、クルトシスS
ku
が3以上であるブラックマトリクス基板。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記反射層のうち前記側壁を被覆した部分は、算術平均高さS

が40乃至650nmの範囲内にあり、クルトシスS
ku
が3以上である請求項1に記載のブラックマトリクス基板。
【請求項3】
前記反射層は、前記ブラックマトリクスを部分的に更に被覆した請求項1に記載のブラックマトリクス基板。
【請求項4】
前記複数の第2貫通孔の少なくとも一部の中にそれぞれ設けられた複数の波長変換層を更に含んだ請求項1に記載のブラックマトリクス基板。
【請求項5】
前記複数の第1貫通孔の少なくとも一部の位置にそれぞれ配置された複数の着色層を含んだカラーフィルタを更に含んだ請求項1に記載のブラックマトリクス基板。
【請求項6】
前記反射層は、金属又は合金からなる層を含んだ請求項1に記載のブラックマトリクス基板。
【請求項7】
請求項1乃至6の何れか1項に記載のブラックマトリクス基板と、
前記第1主面と向き合うように設置された調光装置と、
前記ブラックマトリクス基板と前記調光装置との間に介在して、それらを貼り合わせた接着層と
を備えた表示装置。
【請求項8】
前記ブラックマトリクス基板と前記調光装置と前記接着層との積層体の外部に位置した放熱体と、
前記反射層から前記放熱体へ熱を導く伝熱体と
を更に備えた請求項7に記載の表示装置。
【請求項9】
前記放熱体は、前記調光装置及び前記接着層を間に挟んで前記ブラックマトリクス基板と向き合うように設けられた裏面放熱体を含んだ請求項8に記載の表示装置。
【請求項10】
前記裏面放熱体は、前記調光装置上に設けられた裏面放熱層である請求項9に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
表示装置では、画素又はサブ画素を互いから区画する隔壁を設けることがある(特許文献1及び2を参照)。隔壁は、例えば、光を効率的に利用すること、又は、混色を防止することを可能とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-189920号公報
特開2015-064391号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、放熱性に優れた表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一側面によると、第1主面及び第2主面を有している透明基板と、前記第1主面上に設けられ、複数の第1貫通孔を有しているブラックマトリクスと、前記ブラックマトリクス上に設けられ、前記複数の第1貫通孔の位置に複数の第2貫通孔をそれぞれ有している樹脂層と、前記複数の第2貫通孔の各々の側壁と前記樹脂層の上面とを少なくとも部分的に被覆した反射層とを含み、前記反射層のうち前記上面を被覆した部分は、算術平均高さS

が40乃至650nmの範囲内にあり、クルトシスS
ku
が3以上であるブラックマトリクス基板が提供される。
【0006】
ここで、「算術平均高さS

」は、JIS B0681-2:2018において定義されている表面性状パラメータである。また、「クルトシスS
ku
」は、JIS B0681-2:2018において定義されている表面性状パラメータである。なお、JIS B0681-2:2018は、ISO25178-2に対応している。
【0007】
本発明の他の側面によると、前記反射層のうち前記側壁を被覆した部分は、算術平均高さS

が40乃至650nmの範囲内にあり、クルトシスS
ku
が3以上である上記側面に係るブラックマトリクス基板が提供される。
【0008】
本発明の更に他の側面によると、前記反射層は、前記ブラックマトリクスを部分的に更に被覆した上記側面の何れかに係るブラックマトリクス基板が提供される。
【0009】
本発明の更に他の側面によると、前記複数の第2貫通孔の少なくとも一部の中にそれぞれ設けられた複数の波長変換層を更に含んだ上記側面の何れかに係るブラックマトリクス基板が提供される。
【0010】
本発明の更に他の側面によると、前記複数の第1貫通孔の少なくとも一部の位置にそれぞれ配置された複数の着色層を含んだカラーフィルタを更に含んだ上記側面の何れかに係るブラックマトリクス基板が提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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