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公開番号2024040991
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022145677
出願日2022-09-13
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および、データ構造
出願人パイオニア株式会社
代理人個人
主分類G10L 13/02 20130101AFI20240318BHJP(楽器;音響)
要約【課題】利用者にとって有益な情報を提供すること。
【解決手段】本開示に係る情報処理装置は、取得部と、出力制御部とを備える。取得部は、ユーザに対して出力されるべきコンテンツ情報を取得する。出力制御部は、前コンテンツ情報の種別が、前記ユーザの現在の状況に応じた出力条件を満たす場合に、前記コンテンツ情報を出力させる。また、出力制御部は、前記出力条件が満たされず前記コンテンツ情報を出力させなかった場合には、前記コンテンツ情報の出力が許容される許容範囲内において、前記ユーザに前記コンテンツ情報への注意を促すための呼掛け情報、および、前記コンテンツ情報の概要を示す概要情報を出力させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザに対して出力されるべきコンテンツ情報を取得する取得部と、
前記コンテンツ情報の種別が、前記ユーザの現在の状況に応じた出力条件を満たす場合に、前記コンテンツ情報を出力させる出力制御部と、
を備え、
前記出力制御部は、前記出力条件が満たされず前記コンテンツ情報を出力させなかった場合には、前記コンテンツ情報の出力が許容される許容範囲内において、前記ユーザに前記コンテンツ情報への注意を促すための呼掛け情報、および、前記コンテンツ情報の概要を示す概要情報を出力させる
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記出力制御部は、前記コンテンツ情報を出力させない間は、前記コンテンツ情報の出力が許容される許容範囲内において所定のタイミングごとに、前記呼掛け情報、および、前記概要情報を出力させ、かつ、当該出力の回数の増加に応じて、前記呼掛け情報、および、前記概要情報のうちの少なくとも一方の内容を変化させる
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記出力制御部は、前記許容範囲の限界値である許容限界までに残されている現時点での余裕値が第1閾値以上である場合には、前記呼掛け情報、および、前記概要情報を出力させず、前記出力条件が満たされたか否かを再度判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記出力制御部は、前記出力条件が満たされない状態で、前記余裕値が前記第1閾値未満となった場合には、前記呼掛け情報、および、前記概要情報を出力させる
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記出力制御部は、前記概要情報が付加された前記呼掛け情報に対して前記ユーザが負の応答を示した場合には、前記コンテンツ情報を出力せずに、前記出力条件が満たされたか否かを再度判定する
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記出力制御部は、前記出力条件が満たされず、かつ、前記呼掛け情報に対して前記ユーザが負の応答を示す間は、前記余裕値の減少に応じた所定のタイミングごとに、前記呼掛け情報、および、前記概要情報を出力させ、前記概要情報が付加された前記呼掛け情報が出力された出力回数の増加に応じて、前記呼掛け情報、および、前記概要情報のうちの少なくとも一方の内容を変化させる
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記出力制御部は、前記出力回数の増加に応じて、これまでに出力された呼掛け情報と比較して注目度がより高められた内容の呼掛け情報を出力させ、前記出力回数の増加に応じて、これまでに出力された概要情報と比較してより簡略化された内容の概要情報を出力させる
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記出力制御部は、現在の出力回数に対応付けられた呼掛け情報を出力させ、かつ、現在の出力回数に対応付けられた概要情報を出力させる
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項9】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
ユーザに対して出力されるべきコンテンツ情報を取得する取得工程と、
前記コンテンツ情報の種別が、前記ユーザの現在の状況に応じた出力条件を満たす場合に、前記コンテンツ情報を出力させる出力制御工程と、
を含み、
前記出力制御工程は、前記出力条件が満たされず前記コンテンツ情報を出力させなかった場合には、前記コンテンツ情報の出力が許容される許容範囲内において、前記ユーザに前記コンテンツ情報への注意を促すための呼掛け情報、および、前記コンテンツ情報の概要を示す概要情報を出力させる
ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項10】
情報処理装置によって実行される情報処理プログラムであって、
ユーザに対して出力されるべきコンテンツ情報を取得する取得手順と、
前記コンテンツ情報の種別が、前記ユーザの現在の状況に応じた出力条件を満たす場合に、前記コンテンツ情報を出力させる出力制御手順と、
を前記情報処理装置に実行させ、
前記出力制御手順は、前記出力条件が満たされず前記コンテンツ情報を出力させなかった場合には、前記コンテンツ情報の出力が許容される許容範囲内において、前記ユーザに前記コンテンツ情報への注意を促すための呼掛け情報、および、前記コンテンツ情報の概要を示す概要情報を出力させる
ことを特徴とする情報処理プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および、データ構造に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ユーザに不快感を与えることなく、音声による情報提供を行う技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-67852号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術では、車両内のユーザの会話の終了を検知した後、待機時間の経過を待ってから音声情報の提供を開始するため、ユーザの会話を遮ることはない一方で、待機時間中に提示期限切れとなった情報は提示されない。このため、上記の従来技術では、利用者にとって有益な情報を提供する点で改善の余地がある。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者にとって有益な情報を提供することができる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および、データ構造を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の情報処理装置は、ユーザに対して出力されるべきコンテンツ情報を取得する取得部と、前記コンテンツ情報の種別が、前記ユーザの現在の状況に応じた出力条件を満たす場合に、前記コンテンツ情報を出力させる出力制御部と、を備え、前記出力制御部は、前記出力条件が満たされず前記コンテンツ情報を出力させなかった場合には、前記コンテンツ情報の出力が許容される許容範囲内において、前記ユーザに前記コンテンツ情報への注意を促すための呼掛け情報、および、前記コンテンツ情報の概要を示す概要情報を出力させる。
【0007】
請求項9に記載の情報処理方法は、情報処理装置が実行する情報処理方法であって、ユーザに対して出力されるべきコンテンツ情報を取得する取得工程と、前記コンテンツ情報の種別が、前記ユーザの現在の状況に応じた出力条件を満たす場合に、前記コンテンツ情報を出力させる出力制御工程と、を含み、前記出力制御工程は、前記出力条件が満たされず前記コンテンツ情報を出力させなかった場合には、前記コンテンツ情報の出力が許容される許容範囲内において、前記ユーザに前記コンテンツ情報への注意を促すための呼掛け情報、および、前記コンテンツ情報の概要を示す概要情報を出力させる。
【0008】
請求項10に記載の情報処理プログラムは、情報処理装置によって実行される情報処理プログラムであって、ユーザに対して出力されるべきコンテンツ情報を取得する取得手順と、前記コンテンツ情報の種別が、前記ユーザの現在の状況に応じた出力条件を満たす場合に、前記コンテンツ情報を出力させる出力制御手順と、を前記情報処理装置に実行させ、前記出力制御手順は、前記出力条件が満たされず前記コンテンツ情報を出力させなかった場合には、前記コンテンツ情報の出力が許容される許容範囲内において、前記ユーザに前記コンテンツ情報への注意を促すための呼掛け情報、および、前記コンテンツ情報の概要を示す概要情報を出力させる。
【0009】
請求項11に記載のデータ構造は、ユーザに対して出力されるべきコンテンツ情報の種別が、前記ユーザの現在の状況に応じた出力条件を満たす場合には前記コンテンツ情報を出力し、前記出力条件を満たさない場合には前記コンテンツ情報を出力せずに、所定のタイミングごとに繰り返して前記ユーザに前記コンテンツ情報への注意を促すための出力情報を出力させる出力制御部を有する情報処理装置に用いられるコンテンツデータのデータ構造であって、前記コンテンツデータは、前記コンテンツ情報と、前記出力情報の出力回数ごとに対応付けられ、それぞれが前記ユーザへの呼掛け内容を示す複数の呼掛け情報と、前記出力情報の出力回数ごとに対応付けられ、それぞれが前記コンテンツ情報の概要を示す複数の概要情報と、を含み、前記出力制御部が、前記出力情報を出力する際に、前記出力情報の出力回数に対応する前記呼掛け情報と、前記出力情報の出力回数に対応する前記概要情報とを取得し、当該取得した前記呼掛け情報、および、前記概要情報により規定される内容の前記出力情報を出力させる処理に用いられる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係るシステムの一例を示す図である。
図2は、第1の実施形態に係る各装置の構成例を示す図である。
図3は、実施形態に係る出力判定テーブルの一例を示す図である。
図4は、実施形態に係るコンテンツ情報記憶部の一例を示す図である。
図5は、第1の実施形態に係る出力制御処理の手順を示すフローチャートである。
図6は、第1の実施形態の変形例に係るコンテンツ情報記憶部の一例を示す図である。
図7は、第2の実施形態に係る各装置の構成例を示す図である。
図8は、未出力コンテンツを出力させるための出力制御処理の手順を示すフローチャートである。
図9は、出力条件を更新するための更新処理の手順を示すフローチャートである。
図10は、第3の実施形態に係る各装置の構成例を示す図である。
図11は、第3の実施形態に係る出力制御処理の手順を示すフローチャートである。
図12は、車載装置100の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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