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公開番号2024040465
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2024021190,2023555844
出願日2024-02-15,2023-03-31
発明の名称化合物及びその製造方法、組成物、ウレタン樹脂、水性ウレタン樹脂分散体並びにコーティング剤
出願人東ソー株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類C08G 63/64 20060101AFI20240315BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】ウレタン樹脂等の原料として有用な、新規な化合物を提供すること。
【解決手段】下記式(A1-1)で表される、化合物。

<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024040465000095.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">20</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">149</com:WidthMeasure> </com:Image>
[式(A1-1)中、R1は水素原子、アルキル基又はヒドロキシアルキル基を示し、R2はアルカンジイル基を示し、R3はアルカンジイル基、又は*1-Ra-C(=O)-O-Rb-*2を示し、R4はアルカンジイル基、*1-O-Rc-*2、又は*1-Ra-C(=O)-O-Rb-*2を示し、Ra、Rb、及びRcはそれぞれ独立してアルカンジイル基を示し、*1はカルボニル基との結合部位を示し、*2は酸素原子との結合部位を示し、n1及びm1はそれぞれ0以上の整数を示す。R4は複数存在する場合互いに同一でも異なっていてもよい。]
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記式(A1-1)で表される、化合物。
TIFF
2024040465000094.tif
20
149
[式(A1-1)中、


は水素原子、アルキル基又はヒドロキシアルキル基を示し、


はアルカンジイル基を示し、


はアルカンジイル基、又は*1-R

-C(=O)-O-R

-*2を示し、


はアルカンジイル基、*1-O-R

-*2、又は*1-R

-C(=O)-O-R

-*2を示し、


、R

、及びR

はそれぞれ独立してアルカンジイル基を示し、
*1はカルボニル基との結合部位を示し、*2は酸素原子との結合部位を示し、


及びm

はそれぞれ0以上の整数を示す。


は複数存在する場合互いに同一でも異なっていてもよい。]

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、化合物及びその製造方法、組成物、ウレタン樹脂、水性ウレタン樹脂分散体並びにコーティング剤に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
ポリカーボネートポリオールは、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール等と同様に、ポリイソシアネート化合物と反応させて、ウレタン樹脂(ポリウレタン樹脂とも呼ばれる)を製造する原料として有用であり、接着剤、塗料等の原料として有用である。
【0003】
ポリエステルポリオールはエステル結合を有するため、ポリエステルポリオールから得られるウレタン樹脂は耐加水分解性に劣るという欠点がある。また、ポリエーテルポリオールはエーテル結合を有するため、ポリエーテルポリオールから得られるウレタン樹脂は、耐候性及び耐熱性に劣るという欠点がある。これらに対し、ポリカーボネートポリオールから得られるウレタン樹脂は、耐久性(耐熱性、耐候性、耐加水分解性、耐薬品性等)に優れる傾向がある。
【0004】
ポリカーボネートポリオールは、通常、炭酸エステルとジオールとをエステル交換触媒の存在下で反応(エステル交換反応)させることによって製造される。
【0005】
これまで、目的に応じて様々な構造のポリカーボネートポリオールが提案されている。例えば、特許文献1及び2では、ポリカーボネートジオールとトリオール化合物及び/又はテトラオール化合物とのエステル交換反応により得られるポリカーボネートポリオールが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平3-220233号公報
特開2012-184380号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、ウレタン樹脂等の原料として有用な、新規な化合物及びその製造方法、並びに、該化合物を原料とする、ウレタン樹脂を提供することにある。本発明の目的はまた、該化合物を含有する組成物、並びに、該組成物を原料とする、ウレタン樹脂を提供することにある。本発明の目的はまた、酸性基を有する上記ウレタン樹脂を含有する水性ウレタン樹脂分散体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、以下の各発明を提供する。
【0009】
[1] 下記式(A1-1)で表される、化合物。
TIFF
2024040465000001.tif
20
149
[式(A1-1)中、R

は水素原子、アルキル基又はヒドロキシアルキル基を示し、R

はアルカンジイル基を示し、R

はアルカンジイル基、又は*1-R

-C(=O)-O-R

-*2を示し、R

はアルカンジイル基、*1-O-R

-*2、又は*1-R

-C(=O)-O-R

-*2を示し、R

、R

、及びR

はそれぞれ独立してアルカンジイル基を示し、*1はカルボニル基との結合部位を示し、*2は酸素原子との結合部位を示し、n

及びm

はそれぞれ0以上の整数を示す。R

は複数存在する場合互いに同一でも異なっていてもよい。]
[2] [1]に記載の化合物と、下記式(A1-2)で表されるポリカーボネートポリオールと、下記式(A1-3)で表されるポリエステルポリオールと、を含有する組成物であって、前記組成物に含まれる下記式(a1-1)で表される基の総モル数をC
A1-1
とし、前記組成物に含まれる下記式(a1-2)で表される基の総モル数をC
A1-2
とし、前記組成物に含まれる下記式(a1-3)で表される基の総モル数をC
A1-3
とすると、モル比(C
A1-1
/(C
A1-1
+C
A1-2
+C
A1-3
)×100)が5.3~99である、組成物。
TIFF
2024040465000002.tif
20
149
[式(A1-2)中、R

、R

及びR

は前記と同義であり、n

及びm

はそれぞれ0以上の整数を示す。複数存在するR

は互いに同一でも異なっていてもよく、R

は複数存在する場合互いに同一でも異なっていてもよい。]
TIFF
2024040465000003.tif
22
149
[式(A1-3)中、R

、R

及びR

は前記と同義であり、n

及びm

はそれぞれ0以上の整数を示す。複数存在するR

は互いに同一でも異なっていてもよく、R

は複数存在する場合互いに同一でも異なっていてもよい。]
TIFF
2024040465000004.tif
17
149
[式(a1-1)中、R

は前記と同義であり、*は結合手を示す。]
TIFF
2024040465000005.tif
17
149
[式(a1-2)中、R

は前記と同義であり、*は結合手を示す。]
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ウレタン樹脂等の原料として有用な、新規な化合物及びその製造方法、並びに、該化合物を原料とする、ウレタン樹脂を提供することができる。本発明によればまた、該化合物を含有する組成物、並びに、該組成物を原料とする、ウレタン樹脂を提供することができる。本発明によればまた、酸性基を有する上記ウレタン樹脂を含有する水性ウレタン樹脂分散体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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