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公開番号2024040341
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2024018461,2022039928
出願日2024-02-09,2022-03-15
発明の名称操作子
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人コスモ国際特許事務所
主分類G10H 1/34 20060101AFI20240315BHJP(楽器;音響)
要約【課題】操作態様に応じた発光を広範囲で視認することが可能な操作子及びそのような操作子を備える電子楽器を提供すること。
【解決手段】ピッチベンダー40は、光を出射するLED43a~43cと、回転操作可能な略円板状の操作ホイール44と、を備え、操作ホイール44は、入射するLED43a~43cからの光を導光し、光を外周部から径方向に導光する導光部材48と、導光部材48で導光される光の一部を外周部で径方向と直交する軸方向に反射させる反射面48dと、を有する。演奏者は、導光部材48で導光されて導光部材48の端縁48aから径方向に出射される光だけでなく、導光部材48内において反射面48dで反射されて導光部材48の板面側から軸方向に出射される光を視認することができる。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
光を出射する光源部と、
回転操作可能な略円板状の操作部と、を備え、
前記操作部は、
入射する前記光源部からの光を導光し、前記光を外周部から径方向に出射させる導光部と、
前記導光部で導光される前記光の一部を前記外周部で前記径方向と直交する軸方向に反射させる反射部と、を有する、
操作子。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記反射部は、前記導光部の前記外周部に設けられている、請求項1に記載の操作子。
【請求項3】
前記反射部は、前記径方向に対して傾斜する反射面とされている、請求項1又は2に記載の操作子。
【請求項4】
前記径方向に対する前記反射部の傾斜角度が45度である、請求項3に記載の操作子。
【請求項5】
前記操作部は、前記導光部の一方の板面側に配置されるホイール部材を有し、
前記反射部は、前記ホイール部材の傾斜面と対向する形で前記導光部に設けられている、
請求項1~4のいずれか1項に記載の操作子。
【請求項6】
前記反射部にシボ加工が施されている凹凸面が設けられている、請求項1~5のいずれか1項に記載の操作子。
【請求項7】
それぞれ異なる波長帯域光を出射する複数の前記光源部を備え、
前記導光部は、入射した複数の前記光源部からの光をそれぞれ前記径方向に導光する、
請求項1~6のいずれか1項に記載の操作子。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載の操作子を備える電子楽器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、操作子及び電子楽器に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、電子ピアノ等の電子楽器において、楽音にピッチベンド等の演奏効果を付与するための操作子を備えるものが知られている。この種の電子楽器において、発光部を有し、操作子の操作態様、即ち演奏効果の制御態様に応じて発光部の発光態様を変化させるものが提案されている。例えば特許文献1には、いずれかの鍵を楽音に演奏効果を付与するための操作子として指定することができる電子鍵盤楽器が開示されている。この電子鍵盤楽器では、半透明とされた各鍵に青色LED及び赤色LEDが埋設されており、演奏効果の制御態様に応じて各LEDの発光態様が変化するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-248734号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の電子楽器では、演奏者は、発光するLEDが埋設された鍵をその表面側から見ることにより、LEDの発光を視認することができる。しかしながら、例えば電子楽器をその側方側から見た場合のように、LEDをその出射方向から外れた角度から視た場合、LEDの発光を視認し難くなる虞があった。このため、操作子の操作態様に応じた発光について、良好な視認性を得られない虞があった。
【0005】
本発明は、操作態様に応じた発光を広範囲で視認することが可能な操作子及びそのような操作子を備える電子楽器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の操作子は、光を出射する光源部と、回転操作可能な略円板状の操作部と、を備え、前記操作部は、入射する前記光源部からの光を導光し、前記光を外周部から径方向に出射させる導光部と、前記導光部で導光される前記光の一部を前記外周部で前記径方向と直交する軸方向に反射させる反射部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、操作態様に応じた発光を広範囲で視認することが可能な操作子及びそのような操作子を備える電子楽器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る電子鍵盤楽器の全体斜視図である。
実施形態に係る電子鍵盤楽器における左ケースを右側から見た斜視図である。
実施形態に係るピッチベンダーを右側前方から見た斜視図である。
実施形態に係るピッチベンダーを左側前方から見た斜視図である。
実施形態に係るピッチベンダーの分解斜視図である。
実施形態に係るピッチベンダーの操作ホイールを右側から見た側面図であって、操作ホイールの回転態様を示す側面図である。
実施形態に係るピッチベンダーのホイール部材の斜視図である。
実施形態に係るピッチベンダーの断面図であって、図3におけるVIII-VIII断面の断面図である。
実施形態に係るピッチベンダーの操作ホイールを右側から見た側面図であって、導光部材における光の導光態様を示す側面図である。
実施形態に係るピッチベンダーの断面図であって、図3におけるX-X断面の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1に示す電子鍵盤楽器(電子楽器)10は、複数の白鍵と複数の黒鍵を有する鍵盤部20、及びケース30を備えている。ケース30の内部には、図示しない制御基板等が収納される。なお、各図には座標軸を示しており、以下では、各図におけるX軸方向を電子鍵盤楽器10の左右方向(X軸正方向を左方向とする)とし、各図におけるY軸方向を電子鍵盤楽器10の前後方向(Y軸正方向を前方向とする)とし、各図におけるZ軸方向を電子鍵盤楽器10の上下方向(Z軸正方向を上方向とする)として説明する。
【0010】
ケース30は、左右方向を長手方向とする横長矩形状であり、合成樹脂製とされ、上ケース32、下ケース34、左ケース36、及び右ケース38に分割される。上ケース32の上面の一部には、楽音のボリュームを制御するためのダイヤル12が設けられている。図2に示すように、左ケース36は、その上面を構成する上面パネル36a、及びその側壁を構成するケース側壁36bを有している。上面パネル36aの前側部分には、楽音にピッチベンドを付与して制御するためのピッチベンダー(操作子)40の一部(後述する操作ホイール44)が露出する操作開口部36a1が設けられている。上面パネル36aの後側部分には、ピッチベンダー40に設けられた各LED43a~43c(図5等参照)の発光を開始又は停止するための発光ボタン14、及び各種設定用の設定ボタン16が設けられている。また、ケース側壁36bの前面には、イヤホンジャック18が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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