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公開番号2024040077
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144922
出願日2022-09-12
発明の名称排気システム
出願人ダイハツ工業株式会社,株式会社キャタラー
代理人個人
主分類F01N 3/027 20060101AFI20240315BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】エンジン始動直後の粒子状物質の排出量を抑制しつつ、ガソリン・パーティキュレート・フィルタで捕集した粒子状物質を効率よく分解できる排気システムを提供する。
【解決手段】
エンジン101から排気するための排気システム1に、プラズマリアクター4と、排気ガスの流れ方向においてプラズマリアクター4の下流側に配置されるガソリン・パーティキュレート・フィルタ5とを設ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンから排気するための排気システムであって、
プラズマリアクターと、
排気ガスの流れ方向において前記プラズマリアクターの下流側に配置されるガソリン・パーティキュレート・フィルタと
を備える、排気システム。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
排気ガスの流れ方向において前記プラズマリアクターの上流側に配置され、排気ガス中の炭化水素を吸着可能な吸着部材をさらに備える、請求項1に記載の排気システム。
【請求項3】
前記ガソリン・パーティキュレート・フィルタは、排気ガスが通る通路を有し、前記通路の内面上に、排気ガス中の窒素酸化物を吸着可能な第1吸着層と、排気ガス中の炭化水素を吸着可能な第2吸着層とを有する、請求項1に記載の排気システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、排気システムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、三元触媒と、三元触媒の下流側に配置されるガソリン・パーティキュレート・フィルタとを備える排気ガス処理装置が知られている。ガソリン・パーティキュレート・フィルタは、三元触媒を通過した排気ガス中の粒子状物質を除去する(例えば、下記特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-50700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されるような排気ガス処理装置では、捕集した粒子状物質がガソリン・パーティキュレート・フィルタに過度に堆積してしまう可能性がある。
【0005】
その場合、捕集した粒子状物質を燃焼させてガソリン・パーティキュレート・フィルタを再生させるために、例えば、所定のタイミングで、ガソリンを消費して、粒子状物質を燃焼可能な温度までガソリン・パーティキュレート・フィルタを加熱する処理が必要になる。
【0006】
そこで、本発明の目的は、エンジン始動直後の粒子状物質の排出量を抑制しつつ、ガソリン・パーティキュレート・フィルタで捕集した粒子状物質を効率よく分解できる排気システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明[1]は、エンジンから排気するための排気システムであって、プラズマリアクターと、排気ガスの流れ方向において前記プラズマリアクターの下流側に配置されるガソリン・パーティキュレート・フィルタとを備える、排気システムを含む。
【0008】
このような構成によれば、プラズマリアクターによってエンジン始動直後の粒子状物質の排出量を抑制しつつ、ガソリン・パーティキュレート・フィルタに捕集された粒子状物質を、プラズマリアクターで発生するオゾン、二酸化窒素、および、活性酸素を利用して、酸化分解できる。
【0009】
そのため、燃料を消費してガソリン・パーティキュレート・フィルタを加熱することなく、ガソリン・パーティキュレート・フィルタで捕集した粒子状物質を効率よく分解できる。
【0010】
本発明[2]は、排気ガスの流れ方向において前記プラズマリアクターの上流側に配置され、排気ガス中の炭化水素を吸着可能な吸着部材をさらに備える、上記[1]の排気システムを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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