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公開番号2024038644
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-21
出願番号2022142823
出願日2022-09-08
発明の名称金属検出機付き重量選別装置
出願人大和製衡株式会社
代理人個人
主分類G01G 11/00 20060101AFI20240313BHJP(測定;試験)
要約【課題】長い搬送ラインを要することなく物品の重量計測と金属検出を同時に行うことができる金属検出機付き重量選別装置を提供する。
【解決手段】計量コンベヤ4のコンベヤフレーム6を、基台3に装備した重量計測部10に搭載支持すると共に、コンベヤフレーム6は、駆動側フレーム6a、従動側フレーム6b、及び、駆動側フレーム6aと従動側フレーム6bの下部同士を連結する連結フレーム6cで構成し、駆動側フレーム6aと従動側フレーム6bとの間に、金属検出機5を配備し、金属検出機5の検出空間に計量コンベヤ4のコンベヤベルト9を挿通させている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
物品を搬送しながら重量を計量する計量コンベヤと、前記物品に混入している金属を検出する金属検出機とを備える金属検出機付き重量選別装置であって、
前記計量コンベヤのコンベヤフレームは、基台に装備した重量計測部に搭載支持され、
前記コンベヤフレームは、駆動ローラを支持した駆動側フレームと、従動ローラを支持した従動側フレームと、前記駆動側フレームと前記従動側フレームの下部同士を連結する連結フレームとを有し、
前記駆動側フレームと前記従動側フレームとの間に、前記金属検出機が配置されると共に、該金属検出機の検出空間に前記計量コンベヤのコンベヤベルトが挿通されている、
ことを特徴とする金属検出機付き重量選別装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記駆動ローラと前記従動ローラとに亘って巻回された前記コンベヤベルトの復路において、前記コンベヤベルトを下方から受止め案内する樹脂製のリターンローラが、前記駆動側フレーム及び前記従動側フレームの上部にそれぞれ装着され、駆動側の前記リターンローラと従動側の前記リターンローラ間において、前記コンベヤベルトの復路が往路に接近配備されている、
請求項1に記載の金属検出機付き重量選別装置。
【請求項3】
前記コンベヤベルトを内周下面から摺接支持する樹脂製の受け板が、前記コンベヤフレームの上部に脱着自在に連結支持されると共に、前記受け板が搬送方向において複数に分割されている、
請求項2に記載の金属検出機付き重量選別装置。
【請求項4】
前記受け板が、前記駆動側フレームに連結支持される端部受け板と、前記従動側フレームに連結支持される端部受け板と、前記駆動側フレームと前記従動側フレームとに亘って連結支持される中間受け板とに3分割されている、
請求項3に記載の金属検出機付き重量選別装置。
【請求項5】
前記駆動側フレームに連結支持される端部受け板と、前記従動側フレームに連結支持される端部受け板とが同一の仕様に形成されている、
請求項4に記載の金属検出機付き重量選別装置。
【請求項6】
前記計量コンベヤの前記物品の搬送方向の下手側に、前記計量コンベヤから搬出される前記物品を、良品と不良品とに振分ける振分け搬送装置が備えられている、
請求項1ないし5のいずれか一項に記載の金属検出機付き重量選別装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送される物品に混入している金属を検出すると共に、物品の重量を計測して、物品を選別する金属検出機付き重量選別装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
金属検出と重量の計測とを行って選別する装置としては、例えば、特許文献1に示されているように、金属検出器と重量選別機とを物品の搬送経路に沿って縦列状に配備したものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-10717号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記構造は、金属検出器と重量選別機とを縦列配備する構成上、搬送ラインが長くなり、大きい設置スペースを必要とするものであった。
【0005】
本発明は、このような実情に着目してなされたものであって、長い搬送ラインを要することなく金属の検出と重量の計測とを同時に行うことができる金属検出機付き重量選別装置を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明では次のように構成している。
【0007】
(1)本発明に係る金属検出機付き重量選別装置は、物品を搬送しながら重量を計量する計量コンベヤと、前記物品に混入している金属を検出する金属検出機とを備える金属検出機付き重量選別装置であって、
前記計量コンベヤのコンベヤフレームは、基台に装備した重量計測部に搭載支持され、前記コンベヤフレームは、駆動ローラを支持した駆動側フレームと、従動ローラを支持した従動側フレームと、前記駆動側フレームと前記従動側フレームの下部同士を連結する連結フレームとを有し、前記駆動側フレームと前記従動側フレームとの間に、前記金属検出機が配置されると共に、該金属検出機の検出空間に前記計量コンベヤのコンベヤベルトが挿通されている。
【0008】
本発明によると、計量コンベヤで物品を搬送しながら重量を計測できると共に、計量コンベヤのコンベヤフレームの駆動側と従動側との間に配置された金属検出機によって金属の混入を検出することができ、重量計測と金属検出を搬送経路の別箇所で順次行う場合に比べて搬送ラインを短くすることができ、設置スペースを低減することができる。
【0009】
また、駆動ローラを支持した駆動側フレームと従動ローラを支持した従動側フレームとの下部同士を連結する連結フレームを、例えば、断面コの字形やL形等のフレームで構成することによって、コンベヤフレームの強度及び剛性を高めることができ、大きな物品であっても安定して搬送しながら重量の計測及び金属検出を行うことができる。
【0010】
(2)本発明の好ましい実施態様では、前記駆動ローラと前記従動ローラとに亘って巻回された前記コンベヤベルトの復路において、前記コンベヤベルトを下方から受止め案内する樹脂製のリターンローラが、前記駆動側フレーム及び前記従動側フレームの上部にそれぞれ装着され、駆動側の前記リターンローラと従動側の前記リターンローラ間において、前記コンベヤベルトの復路が往路に接近配備されている。
(【0011】以降は省略されています)

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