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公開番号2024036782
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-18
出願番号2022141245
出願日2022-09-06
発明の名称根鉢およびその植栽方法
出願人株式会社理舎
代理人個人,個人
主分類A01G 24/44 20180101AFI20240311BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】植栽に要する作業が容易な根鉢およびその植栽方法を提供する。
【解決手段】本発明の根鉢1は、上面の直径が25~50mm,下面の直径が10~20mm,高さが30~70mmの逆円錐台または、上面の対角線が25~50mm,下面の対角線が10~20mm,高さが30~70mmの逆四角錐台のポット2にあらかじめ植え付けて育てられた後、ポット2から取り出されて、表面に防草シート11を施設した土壌10に植栽される。本発明の植栽方法は、開口器具20を使用して、土壌10に、根鉢1の上面の平面形状に対応した同じ大きさの平面形状で深さも根鉢1の高さに対応した深さで、防草シート11の上から防草シート11を突き破って植栽穴12を形成し、根鉢1をその上から挿入して植栽する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上面の直径が25~50mm,下面の直径が10~20mm,高さが30~70mmの逆円錐台または、上面の対角線が25~50mm,下面の対角線が10~20mm,高さが30~70mmの逆四角錐台のポットにあらかじめ植え付けて育てられた後、前記ポットから取り出されて、表面に防草シートを施設した土壌に植栽される根鉢であって、
開口器具を使用して、前記土壌に、前記根鉢の上面の平面形状に対応した同じ大きさの平面形状で深さも前記根鉢の高さに対応した深さで、前記防草シートの上から前記防草シートを突き破って形成された植栽穴に上から挿入されて植栽されることを特徴とする根鉢。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
ガザニア,タイム,ローズマリー,ヒメツルソバ,キャットミント,ベビーサンローズ,及びアイビーのうちいずれか一つの品種で構成されることを特徴とする請求項1に記載の根鉢。
【請求項3】
上面の直径が25~50mm,下面の直径が10~20mm,高さが30~70mmの逆円錐台または、上面の対角線が25~50mm,下面の対角線が10~20mm,高さが30~70mmの逆四角錐台のポットにあらかじめ植え付けて育てた根鉢を、表面に防草シートを敷設した土壌に植栽する方法であって、
開口器具を使用して、前記土壌に、前記根鉢の上面の平面形状に対応した同じ大きさの平面形状で深さも前記根鉢の高さに対応した深さの植栽穴を、前記防草シートの上から前記防草シートを突き破って形成し、前記ポットから取り出した前記根鉢を、前記植栽穴に上から挿入して植栽することを特徴とする根鉢の植栽方法。
【請求項4】
前記開口器具は、本体部が前記根鉢の上面の平面形状に対応した同じ大きさの平面形状を持ち、前記本体部より下位の先端部に鋭利な穿孔部を有し、前記穿孔部で前記土壌を押し広げるように開口し、前記防草シートの突き破られた部分を、前記防草シートの隣接する部分から連続して垂直方向に下方に折り曲げ、前記植栽穴の内周面に沿う防草垂下部とすることを特徴とする請求項3に記載の根鉢の植栽方法。
【請求項5】
前記開口器具は、前記本体部に、前記本体部よりも幅広で、下面が前記防草シートの上面に当接することによって前記穿孔部を、前記根鉢の高さと同じ深さまで到達させる位置決め用のストッパを設けたことを特徴とする請求項3または4に記載の根鉢の植栽方法。
【請求項6】
前記根鉢は、ガザニア,タイム,ローズマリー,ヒメツルソバ,キャットミント,ベビーサンローズ,及びアイビーのうちいずれか一つの品種で構成されることを特徴とする請求項3または4に記載の根鉢の植栽方法。
【請求項7】
前記根鉢は、ガザニア,タイム,ローズマリー,ヒメツルソバ,キャットミント,ベビーサンローズ,及びアイビーのうちいずれか一つの品種で構成されることを特徴とする請求項5に記載の根鉢の植栽方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、根鉢およびその植栽方法に関するものである。なお、「根鉢」とは、植物を鉢から抜いたときや、庭から掘り上げたときに現れる根(植物)と土がひと塊になった部分をいう。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ポットで育てた根鉢をポットから抜き出し、あらかじめ防草シートを敷いた地面に植栽する方法が採用されている。この従来における根鉢は、直径が100mm前後で、高さが150mm前後である。
こうした大きさの根鉢を植栽するために、図10に示すように、防草シート31にT字状または十字状の切れ目32を形成した後、切れ目32の部分の土を掘り起こし、掘り起こした部分に根鉢30を植え込む。そして、さらに掘り起こした土を埋め戻している。防草シート31に切れ目を入れるのは、直径が100mm前後で高さが150mm前後の根鉢を土壌に植栽するためには土を掘り起こす必要があり、その掘り起こし作業を可能にするためである。
【0003】
なお、防草シートに切れ目を入れる方法は、特許文献1にも記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平5-91365号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記した従来技術における防草シート31に切れ目32をいれる植栽方法では、まず、防草シート31に切れ目32を形成し、次に、切れ目32の部分の土壌を掘り起こし、そこに根鉢30を植栽した後、さらに掘り起こした土壌を埋め戻すといった多くの工程を必要とする。
従って、植栽に要する作業が厄介である。なお、防草シート31に切れ目32を入れないと、前述したように、土壌の掘り起こしができないので根鉢30を植栽することができない。
また、技来の工法であると植え穴掘削時の土壌のうち埋戻した土壌の残り分(植え付けた根鉢の容積分)が残土として発生し、これを除くのに手間と費用がかかってしまい厄介である。
【0006】
また、植栽後、切れ目32の部分の土壌(この部分は、植え込んだ根鉢30の周りに存在する)が露出し、植栽した根鉢30の周囲に雑草が繁茂してしまうといった問題もある。さらに、この問題を回避するためには、根鉢30を植栽した後、切れ目32にテープ33を貼り付けて覆い隠す必要があり、植栽に要する作業がさらに厄介になるといった問題がある。
【0007】
なお、特許文献1に記載の方法でも防草シートに切れ目をいれているので、雑草の繁茂を防止するためには、当然に、切れ目にテープを貼り付ける必要があり、同様に、植栽に要する作業が厄介となる。
【0008】
そこで、本発明の目的とするところは、植栽に要する作業が容易な根鉢およびその植栽方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明の根鉢は、上面の直径が25~50mm,下面の直径が10~20mm,高さが30~70mmの逆円錐台または、上面の対角線が25~50mm,下面の対角線が10~20mm,高さが30~70mmの逆四角錐台のポット(2)にあらかじめ植え付けて育てられた後、前記ポット(2)から取り出されて、表面に防草シート(11)を施設した土壌(10)に植栽されるものであって、
開口器具(20)を使用して、前記土壌(10)に、前記根鉢(1)の上面の平面形状に対応した同じ大きさの平面形状で深さも前記根鉢(1)の高さに対応した深さで、前記防草シート(11)の上から前記防草シート(11)を突き破って形成された植栽穴(12)に上から挿入されて植栽されることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の根鉢は、少なくとも、ガザニア,タイム,ローズマリー,ヒメツルソバ,キャットミント,ベビーサンローズ,及びアイビーのうちいずれか一つの品種で構成されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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