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公開番号2024036722
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-18
出願番号2022141129
出願日2022-09-06
発明の名称原稿給紙装置
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類B65H 1/04 20060101AFI20240311BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】従来の発明では、スキャナ装置本体に給紙トレイを備え、小幅の原稿専用の補助給紙トレイを給紙トレイの上方のスキャナ装置本体に備えたスキャナ装置が開示されている。しかしながら、補助給紙トレイの小幅用原稿口が固定ため、所定の大きさのものしか対応できず様々な原稿に対応出来なかった。
【解決手段】原稿を積載する原稿積載部と、原稿積載部の搬送方向下流に位置し、原稿積載部に積載される原稿を送り出し、分離して給送する搬送部とを備えた原稿給紙装置であって、原稿の端部を規制する第1の規制板と、第1の規制板は、搬送方向上流端に原稿の先端と当接する当接面を有し、第1の規制板よりも上流に延伸し第1の規制板の外側に配置された第2の規制板を備え、第1の規制板は原稿積載部から退避可能であることを特徴とする原稿給紙装置を提供する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
原稿を積載する原稿積載部と、
前記原稿積載部の搬送方向下流に位置し、前記原稿積載部に積載される原稿を送り出し、分離して給送する搬送部とを備えた原稿給紙装置であって、
前記原稿の端部を規制する第1の規制板と、
前記第1の規制板は、搬送方向上流端に前記原稿の先端と当接する当接面を有し、
前記第1の規制板よりも上流に延伸し前記第1の規制板の外側に配置された第2の規制板を備え、
前記第1の規制板は前記原稿積載部から退避可能であることを特徴とする原稿給紙装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記第1の規制板と前記第2の規制板は、それぞれ対であることを特徴とする請求項1に記載の原稿給紙装置。
【請求項3】
前記第1の規制板は、回転軸に係止され、
前記回転軸は、搬送路外にて駆動連結していることを特徴とする請求項1に記載の原稿給紙装置。
【請求項4】
前記第1の規制板対は前記第1の規制板によって規制された前記原稿が搬送された後に前記原稿積載部から退避することを特徴とする請求項1に記載の原稿給紙装置。
【請求項5】
前記回転軸が前記原稿積載部に備わっていることを特徴とする請求項3または4に記載の原稿給紙装置。
【請求項6】
前記第1の規制板及び前記回転軸が上部ユニットに備わっていることを特徴とする請求項3または4に記載の原稿給紙装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿を読み取る原稿給紙装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
原稿を搬送して撮像するスキャナ等の原稿搬送装置では、一般に、原稿台に原稿の幅方向を規制する原稿ガイドを有し、原稿を原稿ガイドに沿って搬送させることにより、原稿が傾いて搬送されることを防止している。しかしながら、原稿搬送装置では、それぞれ幅が異なる複数の原稿を搬送させて撮像する場合がある。その場合、幅が最も大きい原稿の両端を原稿ガイドに合わせて各原稿を搬送させるため、全ての原稿を原稿ガイドに沿って搬送させることができず、原稿が傾いて搬送される可能性がある。例えば、それぞれ幅が異なる原稿載置面を有する複数の原稿台を用いることにより、幅が異なる複数の原稿を良好に搬送させることが可能となる。また、スキャナ装置本体に主給紙トレイを備え、小幅の原稿専用の補助給紙トレイを主給紙トレイの上方のスキャナ装置本体に備えたスキャナ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-108221
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前述の発明では、補助トレイの小幅用原稿口が固定ため、所定の大きさのものしか対応できないため、小幅原稿に合わせたトレイを付け直す必要があり操作性が悪化していた。また、小幅原稿と大幅原稿の様々な組み合わせに対応出来なかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上を鑑み、本発明に係る原稿給紙装置は、
原稿を積載する原稿積載部と、
前記原稿積載部の搬送方向下流に位置し、前記原稿積載部に積載される原稿を送り出し、分離して給送する搬送部とを備えた原稿給紙装置であって、
前記原稿の端部を規制する第1の規制板と、
前記第1の規制板は、搬送方向上流端に前記原稿の先端と当接する当接面を有し、
前記第1の規制板よりも上流に延伸し前記第1の規制板の外側に配置された第2の規制板を備え、
前記第1の規制板は前記原稿積載部から退避可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
幅の異なる複数種類の原稿において、小幅原稿も原稿ガイドが調整でき、斜行を軽減して読み取り可能とした原稿給紙装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る原稿給紙装置の概略図
図1の原稿給紙装置の制御ユニットのブロック図
本発明の一実施形態に係る原稿給紙装置の他の正面図
本発明の一実施形態に係る原稿給紙装置の正面パネルに対して垂直な方向から見た図
本発明の一実施形態に係る原稿給紙装置の上面図
本発明の一実施形態に係る原稿給紙装置斜視図
第1のガイド部材が退避した図
第1の実施形態に係る原稿給送装置の動作を示すフローチャート
回転軸が上部ユニットに備えられた原稿給紙装置の側面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
<第1実施形態>
図1は本発明の一実施形態に係る原稿給紙装置Aの概略図である。
【0009】
<装置の構成>
原稿給紙装置Aは、原稿積載部である給紙トレイ1に積載された一又は複数の搬送原稿Pを1枚ずつ装置内に経路RTにて搬送してその画像を読み取り、排出トレイ2に排出する装置である。読み取る搬送原稿Pは、例えば、OA紙、チェック、小切手、名刺、カード類等の原稿であり、厚手の原稿であっても、薄手の原稿であってもよい。カード類は、例えば、保険証、免許証、クレジットカード等を挙げることができる。また、搬送原稿Pには、パスポートなどの冊子も含まれる。冊子を対象とする場合、ホルダ200を用いることができる。透明なホルダ200に見開き状態の冊子を収容して給紙トレイ1に載置することで、冊子がホルダ200と共に搬送され、その画像を読み取ることができる。
【0010】
<給紙>
経路RTに沿って搬送原稿Pを給送する給送機構としての第1搬送部10が設けられている。第1搬送部10は本実施形態の場合、送りローラ11と、送りローラ11に対向配置される分離ローラ12と、送りローラ11の上流に原稿検知センサ101を備え、給送トレイ1上の搬送原稿Pを搬送方向D1に一つずつ順次搬送する。送りローラ11には、モータ等の駆動部3から伝達部5を介して駆動力が伝達され、図中矢印方向(経路RTに沿って搬送原稿Pを搬送させる正方向)に回転駆動される。伝達部5は例えば電磁クラッチであり、駆動部3からの送りローラ11への駆動力を断続する。
(【0011】以降は省略されています)

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