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公開番号2024036077
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-15
出願番号2022140796
出願日2022-09-05
発明の名称走査光学装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 26/12 20060101AFI20240308BHJP(光学)
要約【課題】走査光学装置のモータ基板に信号を供給するハーネスの配線長を小さくすることを目的とする。
【解決手段】走査光学装置1は、半導体レーザ10と、カップリングレンズ20と、ポリゴンミラー51と、モータ基板53と、ハーネスHと、走査光学系を備える。半導体レーザ10は、光を出射する。カップリングレンズ20は、半導体レーザ10からの光をビームに変換する。ポリゴンミラー51は、カップリングレンズ20からのビームを偏向する。モータ基板53は、ポリゴンミラー51を回転させるポリゴンモータを有する。ハーネスHは、モータ基板53に信号を供給する。走査光学系は、ポリゴンミラー51からの光を像面に結像する。ハーネスHは、ポリゴンミラー51の回転軸線X1に沿った軸線方向から見て、カップリングレンズ20からポリゴンミラー51に向かうビームBK,BCと重なる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
光を出射する半導体レーザと、
前記半導体レーザからの光をビームに変換するカップリングレンズと、
前記カップリングレンズからのビームを偏向するポリゴンミラーと、
前記ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータを有するモータ基板と、
前記モータ基板に信号を供給するハーネスと、
前記ポリゴンミラーからの光を像面に結像する走査光学系と、を備え、
前記ハーネスは、前記ポリゴンミラーの回転軸線に沿った軸線方向から見て、前記カップリングレンズから前記ポリゴンミラーに向かうビームと重なることを特徴とする走査光学装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記モータ基板は、
前記軸線方向に直交した基板面と、
前記ハーネスの端部に取り付けられたハーネス側コネクタが接続される基板側コネクタと、を有し、
前記基板側コネクタは、前記ハーネス側コネクタを前記基板面と平行な方向から装着可能であることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項3】
前記ポリゴンミラーと前記カップリングレンズとの間に壁を有するフレームを備え、
前記壁は、前記ハーネスを通すための開口を有することを特徴とする請求項2に記載の走査光学装置。
【請求項4】
前記基板面を延長した平面は、前記開口を通ることを特徴とする請求項3に記載の走査光学装置。
【請求項5】
前記半導体レーザが取り付けられたレーザ基板を備え、
前記ハーネスは、前記レーザ基板に接続されることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項6】
前記ハーネスは、前記モータ基板から前記カップリングレンズに向けて延びることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項7】
前記モータ基板は、
前記回転軸線よりも前記カップリングレンズに近い第1端と、
前記回転軸線よりも前記カップリングレンズから遠い第2端と、を有し、
前記第1端から前記回転軸線までの距離は、前記第2端から前記回転軸線までの距離より大きいことを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項8】
前記半導体レーザおよび前記カップリングレンズを複数備え、
前記軸線方向から見て、一の前記カップリングレンズから出射されたビームと、他の前記カップリングレンズから出射されたビームは、互いに離れており、
前記モータ基板は、
前記軸線方向に直交した基板面と、
前記基板面から突出するコンデンサと、を備え、
前記軸線方向から見て、前記コンデンサは、互いに離れた2つの前記ビームの間に位置することを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項9】
前記コンデンサは、前記基板面とは反対に位置する先端を有し、
複数のビームのうち少なくとも1つのビームは、前記軸線方向において前記コンデンサの前記先端と前記基板面の間を通ることを特徴とする請求項8に記載の走査光学装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリゴンミラーを備える走査光学装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、走査光学装置として、光源と、光源からの光を偏向するポリゴンミラーと、ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータを有するモータ基板と、モータ基板に信号を供給するハーネスとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。この技術では、ハーネスが、モータ基板から、ポリゴンミラーに対して光源とは反対側に延びている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-091402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、例えばモータ基板にハーネスを介して信号を供給する基板が走査光学装置の光源側に配置される場合には、ハーネスの配線長が大きくなってしまうという問題が生じる。
【0005】
そこで、本発明は、走査光学装置のモータ基板に信号を供給するハーネスの配線長を小さくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明に係る走査光学装置は、半導体レーザと、カップリングレンズと、ポリゴンミラーと、モータ基板と、ハーネスと、走査光学系と、を備える。
半導体レーザは、光を出射する。
カップリングレンズは、半導体レーザからの光をビームに変換する。
ポリゴンミラーは、カップリングレンズからのビームを偏向する。
モータ基板は、ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータを有する。
ハーネスは、モータ基板に信号を供給する。
走査光学系は、ポリゴンミラーからの光を像面に結像する。
ハーネスは、ポリゴンミラーの回転軸線に沿った軸線方向から見て、カップリングレンズからポリゴンミラーに向かうビームと重なる。
【0007】
ハーネスが軸線方向から見てポリゴンミラーに向かうビームと重なる位置に配置されることにより、ハーネスをモータ基板から半導体レーザ側に向けて延ばすことができるので、例えばモータ基板にハーネスを介して信号を供給する基板が走査光学装置の半導体レーザ側に配置される構成において、配線長を小さくすることができる。
【0008】
また、モータ基板は、軸線方向に直交した基板面と、ハーネスの端部に取り付けられたハーネス側コネクタが接続される基板側コネクタと、を有していてもよい。
基板側コネクタは、ハーネス側コネクタを基板面と平行な方向から装着可能であってもよい。
【0009】
基板側コネクタが、ハーネス側コネクタを基板面と平行な方向から装着可能であることにより、ハーネスをモータ基板の基板面と平行な方向に延ばすことができるので、ハーネスをビームの光路から離すことができ、ビームがハーネスに当たるのを抑制することができる。
【0010】
また、走査光学装置は、ポリゴンミラーとカップリングレンズとの間に壁を有するフレームを備えていてもよい。
壁は、ハーネスを通すための開口を有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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