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公開番号2024034911
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022139478
出願日2022-09-01
発明の名称無人航空機ステーション
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人R&C
主分類B64F 1/32 20060101AFI20240306BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】無人航空機の運用を容易とする無人航空機ステーションを実現する。
【解決手段】無人航空機90が離着陸する離着陸部21と、荷物受取部22と、荷物引渡部23と、複数の荷物Mを保管する保管部40と、複数の無人航空機90を格納すると共に格納された無人航空機90へのエネルギーの補充を行う補充格納部50と、荷物受取部22と保管部40との間及び荷物引渡部23と保管部40との間で荷物Mを搬送する荷物搬送装置60と、離着陸部21と補充格納部50との間で無人航空機90を搬送する航空機搬送装置70と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
無人航空機が離着陸する離着陸部と、
前記無人航空機からの荷物の受け取りを行う荷物受取部と、
前記無人航空機への前記荷物の引き渡しを行う荷物引渡部と、
複数の前記荷物を保管する保管部と、
複数の前記無人航空機を格納すると共に格納された前記無人航空機へのエネルギーの補充を行う補充格納部と、
前記荷物受取部と前記保管部との間及び前記荷物引渡部と前記保管部との間で前記荷物を搬送する荷物搬送装置と、
前記離着陸部と前記補充格納部との間で前記無人航空機を搬送する航空機搬送装置と、を備えた無人航空機ステーション。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記離着陸部は、前記保管部及び前記補充格納部よりも上側に配置され、
前記荷物搬送装置及び前記航空機搬送装置は、共用のリフタを備え、
前記リフタは、前記荷物及び前記無人航空機を上下方向に沿って搬送し、
水平方向に沿う特定の方向を特定方向とし、前記特定方向の一方側を特定方向第1側とし、前記特定方向の他方側を特定方向第2側として、
前記保管部は、前記リフタに対して前記特定方向第1側に隣接して配置され、
前記補充格納部は、前記リフタに対して前記特定方向第2側に隣接して配置されている、請求項1に記載の無人航空機ステーション。
【請求項3】
前記荷物搬送装置及び前記航空機搬送装置は、共用の第1搬送部と、共用の第2搬送部と、を備え、
前記第1搬送部は、前記保管部及び前記補充格納部よりも上側に配置され、前記離着陸部及び前記荷物受取部を兼ね、前記無人航空機から分離された前記荷物を少なくとも水平方向に沿って前記第2搬送部まで搬送する荷物搬送動作と、前記荷物と分離され且つ前記第1搬送部に着陸した前記無人航空機を少なくとも水平方向に沿って前記第2搬送部まで搬送する航空機搬送動作と、を実行可能であり、
前記第2搬送部は、前記荷物及び前記無人航空機のそれぞれを少なくとも上下方向に搬送する、請求項1又は2に記載の無人航空機ステーション。
【請求項4】
前記第1搬送部は、上下方向視で前記保管部と重複するように配置されている、請求項3に記載の無人航空機ステーション。
【請求項5】
前記保管部及び前記補充格納部は建物の内部に配置され、
前記離着陸部、前記荷物受取部、及び、前記荷物引渡部は、前記建物の屋上に配置されている、請求項1又は2に記載の無人航空機ステーション。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、荷物を搬送する無人航空機が離着陸する無人航空機ステーションに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
無人航空機が離着陸する無人航空機ステーションが知られている。特許文献1(特開2020-117876号公報)には、荷物の自動配送時に無人搬送装置が突風などで手すりを乗り越えて目標住居側へ飛んで来たり、ビルなどの構造物に無人搬送装置が衝突したりすることを回避するために、2階以上の階層を有する建物の一部を複数階層吹き抜け構造の空間とし、当空間で当該無人搬送装置が上昇及び下降後、各階層の荷物収納収集装置に荷物が渡されて各居住者に割り当てられた荷物ボックスに収納されることが開示されている。
【0003】
特許文献1の無人航空機ステーションでは、居住者がいる建物に複数階層吹き抜け構造及び荷物収納収集装置を設置する必要がある。しかし、居住者がいる建物に無人航空機ステーションを設置することが困難な地域や、荷物の搬送距離が長くなりやすく無人航空機の航続距離が不足するような地域などでは、無人航空機の運用が困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-117876号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、無人航空機の運用を容易とする無人航空機ステーションの実現が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る無人航空機ステーションは、無人航空機が離着陸する離着陸部と、前記無人航空機からの荷物の受け取りを行う荷物受取部と、前記無人航空機への前記荷物の引き渡しを行う荷物引渡部と、複数の前記荷物を保管する保管部と、複数の前記無人航空機を格納すると共に格納された前記無人航空機へのエネルギーの補充を行う補充格納部と、前記荷物受取部と前記保管部との間及び前記荷物引渡部と前記保管部との間で前記荷物を搬送する荷物搬送装置と、前記離着陸部と前記補充格納部との間で前記無人航空機を搬送する航空機搬送装置と、を備える。
【0007】
本構成によれば、複数の荷物の保管と複数の無人航空機の格納及び補充を行うことができる。従って、無人航空機ステーションを、例えば荷物又は無人航空機の一時的な格納ステーションとして機能させることができ、無人航空機の運用を容易とすることができる。また、無人航空機から受け取った荷物を別の補充済の無人航空機に載せ替えて直ぐに離陸させることができる。従って、無人航空機ステーションを、例えば無人航空機の交換ステーションとして機能させることができる。また、無人航空機で飛ばす荷物の順番を入れ替えることができる。従って、無人航空機ステーションを、例えば荷物配送順変更ステーションとして機能させることができる。
【0008】
本開示に係る技術のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係る無人航空機ステーションの側面図
図1の無人航空機ステーションにおける屋上を示す平面図
図1の無人航空機ステーションにおける第2階を示す平面図
図1の無人航空機ステーションにおける第1階を示す平面図
第2の実施形態に係る無人航空機ステーションのリフタを示す平面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔第1の実施形態〕
本実施形態に係る無人航空機ステーション10について図面に基づいて説明する。図1は、無人航空機ステーション10の構成を示す断面図である。無人航空機ステーション10は、無人航空機90が離着陸する離着陸部21と、無人航空機90からの荷物Mの受け取りを行う荷物受取部22と、無人航空機90への荷物Mの引き渡しを行う荷物引渡部23と、を備えている。また、無人航空機ステーション10は、複数の荷物Mを保管する保管部40と、複数の無人航空機90を格納すると共に格納された無人航空機90へのエネルギー(具体的には、飛行に必要なエネルギー)の補充を行う補充格納部50と、を備えている。本実施形態では、無人航空機ステーション10は1棟の建物である。図2は、無人航空機ステーション10の屋上R3を示す拡大平面図である。図3は、無人航空機ステーション10の第2階R2を示す平面図である。図4は、無人航空機ステーション10の第1階R1を示す平面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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