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公開番号2024034347
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022138535
出願日2022-08-31
発明の名称音発生通知装置および音発生通知方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G10L 21/10 20130101AFI20240306BHJP(楽器;音響)
要約【課題】音の発生を適切に通知することができる音発生通知装置および音発生通知方法を提供すること。
【解決手段】本実施形態にかかる音発生通知装置10は、収音された音声を取得する音声取得部21と、音声の到来方向を識別する音声方向識別部25と、音声の内容を認識する音声内容認識部23と、画像を表示する表示部12と、音声の到来方向と内容とに基づいて生成された仮想体の画像を表示部12に表示させる表示制御部26と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
収音された音声を取得する音声取得部と、
前記音声の到来方向を識別する音声方向識別部と、
前記音声の内容を認識する音声内容認識部と、
画像を表示する表示部と、
前記音声の到来方向と内容とに基づいて生成された仮想体の画像を前記表示部に表示させる表示制御部と、を備える音発生通知装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記音声に含まれる発話者の感情を解析する感情解析部を備え、
前記表示制御部は、前記音声の到来方向と、該音声の内容、大きさおよび感情とに基づいて生成された前記仮想体の画像を前記表示部に表示させる請求項1に記載の音発生通知装置。
【請求項3】
ユーザの聴力レベルを判定する聴力レベル判定部を備え、
前記表示制御部は、判定された聴力レベルに応じて、前記表示部に表示される前記仮想体の示す前記音声の種別を変更する請求項1または2に記載の音発生通知装置。
【請求項4】
前記表示部は、人の眼前に配置されて透過した視界に重なる画像を表示するグラスモニタである請求項1または2に記載の音発生通知装置。
【請求項5】
収音された音声を取得する音声取得ステップと、
前記音声の到来方向を識別する音声方向識別ステップと、
前記音声の内容を解析する音声内容解析ステップと、
前記音声の到来方向と内容とに基づいて生成された仮想体の画像を表示部に表示させる表示制御ステップと、を備える音発生通知方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、視覚を通じて音の発生を通知する音発生通知装置および音発生通知方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、耳が遠い人や聴覚に障がいのある人(以下、聴覚障がい者という)は、周辺音(生活音や報知音など)が聞こえにくい、または聞こえない場合がある。このため、この種の周辺音の到来方向を推定できるマイクで収音して音源定位を行い、携帯端末や家電などの文字表示や点滅で報知する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の技術によれば、周囲で音が発生したことを聴覚障がい者に簡易的に知らせることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-66529号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、予め登録した音源に対してしか音声の発生を報知することができず、音の到来方向や、声の高低、声色(感情)などを詳細に認識することが難しく、音の発生を適切に通知する点で改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、音の発生を適切に通知することができる音発生通知装置および音発生通知方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる音発生通知装置は、収音された音声を取得する音声取得部と、音声の到来方向を識別する音声方向識別部と、音声の内容を認識する音声内容認識部と、画像を表示する表示部と、音声の到来方向と内容とに基づいて生成された仮想体の画像を表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
【0007】
また、本発明にかかる音発生通知方法は、収音された音声を取得する音声取得ステップと、音声の到来方向を識別する音声方向識別ステップと、音声の内容を認識する音声内容認識ステップと、音声の到来方向と内容とに基づいて生成された仮想体の画像を表示部に表示させる表示制御ステップと、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、音の発生を適切に通知することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態にかかる音発生通知装置の構成例を示すブロック図である。
図2は、立体図形投影モードの動作の手順を示すフローチャートである。
図3は、立体図形投影モードが実行されるグループミーティングで表示される仮想体の一例を示す図である。
図4は、危険・注意報知モードの動作の手順を示すフローチャートである。
図5は、危険・注意報知モードが実行される市街地で表示される仮想体の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、本実施形態にかかる音発生通知装置の構成例を示すブロック図である。音発生通知装置10は、例えば、AR(Augmented Reality)グラスや、スマートグラス、ヘッドマウントディスプレイのように、ユーザの頭部に装着して使用される眼鏡タイプの機器である。音発生通知装置10は、例えば、聴覚に障がいがあるユーザの周囲で音が発生したことを該ユーザに対して視覚を通じて通知する。図1に示すように、音発生通知装置10は、収音部11と、表示部12と、通信部13と、通知制御装置20とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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