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公開番号2024033721
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022137486
出願日2022-08-31
発明の名称表示装置及びヘッドアップディスプレイ装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G02B 27/01 20060101AFI20240306BHJP(光学)
要約【課題】表示像の表示品位を向上させることができる表示装置及びヘッドアップディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】表示装置10は、光を発する光源19と、光源19からの光に基づき表示像を表示する表示部13と、光源19からの光を平行光とするコリメートレンズ17と、平行光を表示部13に向けて配光する配光レンズ20と、を備える。配光レンズ20は、Y方向に並べられ、Z方向に位置が互いにずれるように階段状に配置される複数のレンズ分断部21a~21nを備える。複数のレンズ分断部21a~21nそれぞれの入射面21Iは、入射する平行光に対する向きが互いに同一となるように形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
光を発する光源と、
前記光源からの光に基づき表示像を表示する表示部と、
前記光源からの光を平行光とするコリメートレンズと、
前記平行光を前記表示部に向けて配光する配光レンズと、を備え、
前記配光レンズは、前記配光レンズの厚さ方向に交わる並列方向に並べられ、前記厚さ方向に位置が互いにずれるように階段状に配置される複数のレンズ分断部を備え、
前記複数のレンズ分断部それぞれの入射面は、入射する前記平行光に対する向きが互いに同一となるように形成されている、
表示装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記表示装置は、複数の前記光源が前記並列方向にn個並んで実装される実装面を有する光源基板を備え、
前記複数のレンズ分断部は、前記n個と同数以上の数で前記並列方向に並べられる、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
それぞれの前記レンズ分断部は、前記並列方向へ前記光を屈折することで配光するレンズを形成し、前記並列方向においては前記レンズを一つのみ形成する
請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記レンズは、シリンドリカルレンズである
請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の表示装置と、
前記表示装置の前記表示部により表示された前記表示像からの表示光を被投射部材に導くことにより虚像を表示する光学リレーと、を備える、
ヘッドアップディスプレイ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置及びヘッドアップディスプレイ装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載の表示器は、光を発する複数のLED(Light Emitting Diode)と、LEDからの光が透過するレンズと、レンズを透過した光を受けて像を表す表示光を出射する液晶パネルと、を備える。この液晶パネルは、LEDからの光の光軸方向に対して傾斜した向きで設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-147016号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の構成では、複数のLED毎の位置の違いにより、1つのLEDを点灯させたときの液晶パネルへの照明範囲及び照度が複数のLED毎に異なる。このため、液晶パネルの面方向の位置によって、照明範囲及び/又は照度にバラツキが生じ、表示像の表示品位に改善の余地があった。このような課題は、迷光対策又は虚像の傾斜を目的として、液晶パネルを傾斜させた構成で、特に顕著となる。
【0005】
本開示は、上記実状を鑑みてなされたものであり、表示像の表示品位を向上させることができる表示装置及びヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示の第1の観点に係る表示装置は、光を発する光源と、
前記光源からの光に基づき表示像を表示する表示部と、前記光源からの光を平行光とするコリメートレンズと、前記平行光を前記表示部に向けて配光する配光レンズと、を備え、
前記配光レンズは、前記配光レンズの厚さ方向に交わる並列方向に並べられ、前記厚さ方向に位置が互いにずれるように階段状に配置される複数のレンズ分断部を備え、前記複数のレンズ分断部それぞれの入射面は、入射する前記平行光に対する向きが互いに同一となるように形成されている。
【0007】
上記目的を達成するため、本開示の第2の観点に係るヘッドアップディスプレイ装置は、前記表示装置と、前記表示装置の前記表示部により表示された前記表示像からの表示光を被投射部材に導くことにより虚像を表示する光学リレーと、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、表示像の表示品位を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置が搭載された車両の模式図である。
本開示の一実施形態に係る表示装置の模式図である。
本開示の一実施形態に係る配光レンズの斜視図である。
本開示の一実施形態に係る配光レンズの斜視図である。
本開示の一実施形態に係る配光レンズと光源の間の距離を示す概略図である。
本開示の一実施形態に係る表示部の表示態様を示す画像図である。
本開示の一実施形態に係る光源基板の正面図である。
本開示の一実施形態に係る表示部の表示態様を示す画像図である。
比較例に係る表示装置の模式図である。
本開示の一実施形態に係る光源基板の正面図である。
本開示の一実施形態に係る表示部の表示態様を示す画像図である。
本開示の変形例に係る配光レンズの斜視図である。
本開示の変形例に係る配光レンズの斜視図である。
本開示の第二実施形態に係る配光レンズの斜視図である。
本開示の第二実施形態に係る配光レンズの要部斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示に係る表示装置及びヘッドアップディスプレイ装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100は、例えば、車両200のダッシュボード内に設置される。ヘッドアップディスプレイ装置100は、車両200のウインドシールド201に向けて画像を表す表示光Lを放射し、ウインドシールド201で反射した表示光LをアイボックスEbへと導く。視認者1(主に運転者)の視点がアイボックスEb内に位置すると、表示光Lに対応する虚像Vが視認者1により視認可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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