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公開番号2024031073
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022134386
出願日2022-08-25
発明の名称椅子
出願人株式会社イトーキ
代理人
主分類A47C 7/72 20060101AFI20240229BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】メタバースシステムに好適な椅子を提供する。
【解決手段】椅子は、必須の要素として座1と脚装置2と背もたれ3とを備えており、背もたれ3にはヘッドレスト10が設けられている。椅子は、更に、オプション品としての肘掛け13も備えている。椅子のユーザーは、メタバースシステムのアイテムとして、身体装着式の映像機器19及びコントローラ20を使用する。背もたれ3や肘掛け13やブラケット7に、映像機器19やコントローラ20に電源又は通信データを供給する電源用又は通信用の付属器具31,32,33を設けている。ケーブル28~30は床に散乱させることなく美麗に取り回しできる。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
キャスタを有する脚部と、
前記脚部よりも上に配置された身体支持要素と、
着座した人が使用する電子機器のケーブルが接続される給電用又は通信用の付属器具と、
を有し、
前記身体支持要素は、座と背もたれとヘッドレストと肘掛けとのうち少なくとも1つを含み、
前記身体支持要素に前記付属器具を配置している、
椅子。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
鉛直姿勢の脚支柱を有する脚部と、
背もたれとヘッドレストとのうち少なくとも1つと、
着座した人が使用する電子機器のケーブルが接続される給電用又は通信用の付属器具と、
を有し、
前記付属器具は、前記背もたれ又はヘッドレストのいずれかに配置されている、
椅子。
【請求項3】
座及び背もたれと、オプション品としてのヘッドレストとを含み、
前記座及び背もたれを左右両側及び後ろから囲うパネル装置と、
着座した人が使用する電子機器のケーブルが接続される給電用又は通信用の付属器具と、
を有し、
前記付属器具は、前記背もたれ又はヘッドレスト若しくはパネル装置に配置されている、
椅子。
【請求項4】
前記電子機器は、着座した人が頭又は顔に装着する映像装置であり、
前記付属器具は、前記背もたれ又はヘッドレストに配置されている、
請求項1~3のうちのいずれかに記載した椅子。
【請求項5】
前記付属器具は、前記電子機器との間に介在する給電用のケーブルを接続する電源供給用接続端子を含む電源部と、前記電子機器との間に介在する通信用のケーブルを接続する通信用接続端子を含む通信中継器と、のうちのいずれか一方又は両方である、
請求項1~3のうちのいずれかに記載した椅子。
【請求項6】
前記電子機器を使用しないときに当該前記電子機器を保持する電子機器保持部が設けられている、
請求項1~3のうちのいずれかに記載した椅子。
【請求項7】
前記電子機器は、着座した人の頭または顔に装着する本体部と、着座した人が片手又は両手で操作するコントローラとを有しており、
前記背もたれ又はヘッドレストに、前記本体部の保持部が設けられて、
前記肘掛けに、前記コントローラの保持部が設けられている、
請求項6に記載した椅子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、ユーザーが着座した状態でバーチャル機器(VR機器)を使用するのに好適な椅子に関するものである。ここに、バーチャル機器には、人が仮想空間(メタバース)を利用するめの映像機器やゲーム機器などが含まれる。
続きを表示(約 1,400 文字)【0002】
仮想空間の態様は様々であり、ユーザーの仮想分身が仮想空間に入り込んで行う会議類、仮想教室において行われる双方向参加型の授業、単独又は複数人で仮想旅行地を訪ねる仮想旅行、仮想商店で仮想店員と仮想客とが商品を見ながら行う仮想買い物、複数人で行うゲームなどの多種多様なものが含まれる。直接民主主義の発展形として、多くの市民が仮想の分身を通じて参加できる仮想議会も想定される。
【背景技術】
【0003】
近年、インターネットを介した映像付き双方向対話システムが進展してる。この代表はパソコンやスマートフォン、タブレット端末を使用したWEB会議であり、WEB会議では、カメラによって参加者のリアルの状態が撮影されており、参加者の映像や資料が参加者の機器のモニターに表示される。友人間や知人間で行われるWEB飲み会やWEB会合も同様である。
【0004】
WEB会議はパソコン等の機器のモニターに現実の参加者の映し出すものであり、参加者が遠隔的に参加している会議である。従って、各参加者は、資料や音声を通じた意見の表明しかできず、参加者同士が互いに動く人として空間を共有することはできない。
【0005】
他方、各参加者を仮想分身化して、CG(コンピュータ・グラフィックス)で作られた三次元の仮想空間で、各参加者が仮想人物として動きまわることができるメタバース(Metaverse)のシステムがあり、例えばゲームの分野では相当に進展している。特に、大容量高速伝送技術の発達によってメタバースの広がりが期待されている。
【0006】
ここでWEB会議やメタバースシステムを人が使用する環境について見ると、いずれにおいても人は椅子に腰掛けて参加しているのが普通であり、WEB会議の場合はテーブルが椅子とセットで使用されている。すなわち、参加者はパソコンをテーブルに置いて、パソコンのモニターを見ながらWEB会議を遂行しているのが普通である。従って、椅子は単に腰掛けるだけのものとして認識されている。
【0007】
これに対して、ゲームについては、長時間継続して行うことが多いため、ユーザーの身体の負担を軽減するように配慮された専用椅子が提供されているが、ゲーム用椅子は専らユーザーの身体の安楽性を追求していて、ゴーグルやコントローラのような機器について電源や通信線についての配慮はなされていない。
【0008】
他方、椅子に電気機器や電子機器を設けることが行われており、この場合は、機器の電源に対する電源を椅子に設けている。例えば特許文献1には、電動式の揺動機構を備えた椅子に給電部を設けることが開示されて、特許文献2,3には、ヘッドレストにスピーカを備えた椅子において、椅子にスピーカ用の給電部を設けることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2005-287784号公報
特開2021-095037号公報
特開2022-029419号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
特許文献1~3のように椅子自体に電気機器・電子機器を内部機器として設けている場合には、それら内部機器のための給電手段が必要である。
(【0011】以降は省略されています)

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