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公開番号2024020078
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-14
出願番号2022122972
出願日2022-08-01
発明の名称便座シート
出願人個人,個人
代理人
主分類A47K 13/16 20060101AFI20240206BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】従来技術として、シートの略中央部にシートに引っ付いた状態として、便座の開口部の形状に応じた略楕円形状の切り目を設けたものとしたことを特徴とする請求項1記載の便座シートが公開されている。しかしながら、切り目から切り離しているが便座シートとつながっているシート部分は便座の中に落とし込まれるので、このシート部分の重みによって、シート全体の重心は便座Sの開口部S1の鉛直下方向に下がってしまい、シート全体が便器の中に落ちてしまう。
【解決手段】本開示は、切れ込みによって生じる2以上の立ち上がり構造を有して、立ち上がり構造の全長が便座の幅の長さよりも長いことを特徴とする、便座シートを提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
切れ込みによって生じる2以上の立ち上がり構造を有して、
立ち上がり構造の全長が便座の幅の長さよりも長いことを特徴とする、便座シート。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
全長が便座の幅の長さよりも長い立ち上がり構造を2以上作成する切れ込みを入れるステップを有する、便座シートの作成方法。
【請求項3】
切れ込み(以下「立ち上がり切れ込み」という)によって生じる立ち上がり構造を有して、
立ち上がり構造を二分する分割切れ込みを更に有して、
分割切れ込みは、立ち上がり切れ込みの2つの終点を結んだ線を超えるように切れ込みがあることを特徴とする、便座シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、便座シートに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
便座シートの一例が、特開2003-319891号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1には、水溶性もしくは水分散性の紙または不織布からなるシートの裏面に水溶性もしくは水分散性のホットメルト接着剤を塗布したものとしたことを特徴とする便座シートを略四角形状とし、そのシートの略中央部にシートに引っ付いた状態として、便座の開口部の形状に応じた略楕円形状の切り目を設けたものとしたことを特徴とする請求項1記載の便座シートが公開されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-319891号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術では、シート1の便座Sの開口部S1に位置する部分を手で押さえ、切り目2と補助用切り目3を繋いで、この部分を便器の中に落とし込む(特許文献1の図8)。ところが、切り目から切り離しているが便座シートとつながっているシート部分は便座の中に落とし込まれるので、このシート部分の重みによって、シート全体の重心は便座Sの開口部S1の鉛直下方向に下がってしまい、シート全体が便器の中に落ちてしまう。便座シート全体が便器の中に落ちにくい物理構造のシートを開発する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、切れ込みによって生じる2以上の立ち上がり構造を有して、立ち上がり構造の全長が便座の幅の長さよりも長いことを特徴とする、便座シートを提供する。
【発明の効果】
【0006】
本構成では、切れ込みによって生じる2以上の立ち上がり構造を、便座の開口部の中に落とすのではなく、便座の外に垂らすことができる。したがって、便座シートは便座の外方向に張力が生まれるので、便座シート全体が便器の中に落ちにくい物理構造になる。
【0007】
便座シートのさらなる特徴と利点は、実施形態についての以下の記載から明確となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の便座シートの形態を示す平面図である。
図1の便座シートの使用時の形態を示す平面図である。
図1の便座シートにおける便座の外縁部分を示す平面図である。
図2の便座シートにおける便座の外縁部分を示す平面図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
便座シートについて説明する。従来、家庭用の洋式便器においては、家族等の限られた者が使用するため便座に直接、肌が触れても、衛生面等においてそれほど気にならないが、駅構内や飲食店等のトイレの洋式便器においては、不特定多数の者が使用するため便座に直接、肌が触れるのは、衛生面等においては勿論であるが、他人が使用したというだけで気になり気持ちの悪いものであった。従来から水溶性の薄紙等からなる使い捨ての便座シートが、数々考え出されている(特許文献1より引用)。便座シートの素材は、本開示においては特に限定されない。便座シートの素材は、水溶性の素材であると、そのまま便座の中に捨てて流すことができるので好適である。便座シートは一枚の構造物として連続しており、一部に切れ込みを有すると好適である。たとえば、切れ込みは型抜きや、刃物やレーザーなどによる切断によって作成することができる。
【0010】
便座シートの外縁の形状は、本開示においては特に限定されない。便座シートの外縁の形状は、便座の外縁の構造に対応していると好適である。すなわち、楕円状の外縁の形状であると好適である。便座シートの中央部分は、便器の開口部分(人が排泄をする便座の開口部分)と平面座標上は一致している。本開示においては、便器の開口部分と平面座標上は一致する便座シートの部分を中央部分、便器の便座部分と平面座標上は一致する便座シートの部分を外縁部分と呼称する。
(【0011】以降は省略されています)

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