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公開番号2024008125
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-19
出願番号2022109713
出願日2022-07-07
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03B 11/00 20210101AFI20240112BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】衝撃や振動等の外力が加わったときに構成部材に付加される力を抑制できるようにすることを目的とする。
【解決手段】本発明の撮像装置は、レンズを含む鏡筒21と、鏡筒21の光路上に挿抜される光学フィルタ103と、光学フィルタ103を光路上に挿抜させるために回転する駆動レバー113および被駆動レバー116と、駆動レバー113および被駆動レバー116を回転させるための駆動源としてのモータ106と、モータ106の回転を駆動レバー113および被駆動レバー116に伝達するベルト112と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
レンズを含む鏡筒と、
前記鏡筒の光路上に挿抜される光学フィルタと、
前記光学フィルタを前記光路上に挿抜させるために回転する挿抜部と、
前記挿抜部を回転させるための駆動源としてのモータと、
前記モータの回転を前記挿抜部に伝達するベルトと、を備えることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記ベルトに張力を付与する第1の付勢部材を備え、
前記第1の付勢部材は、前記挿抜部を回転させる外力が付加されたときに前記ベルトに発生する張力を緩和させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記ベルトに巻き掛けられるプーリと、
前記プーリを回転可能に支持するとともに揺動軸部を中心に揺動可能に支持されるプーリ支持部材と、を備え、
前記第1の付勢部材は、前記プーリ支持部材を付勢することにより前記ベルトに張力を付与することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記挿抜部は、
前記ベルトによって回転する駆動部材と、
前記駆動部材の回転によって前記光学フィルタを前記光路上に挿抜させるために回転する被駆動部材と、を有することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記鏡筒は、前記鏡筒の外形の角部を切り欠いたように形成される切り欠き部を有し、
前記モータは、前記切り欠き部に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記鏡筒の周りを外側から覆うようにして前記鏡筒を支持する支持部材を備え、
前記支持部材は、前記切り欠き部に対応する角部が切り欠いたように形成される隙間を有し、
前記モータは、前記隙間に配置されることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記モータは、前記鏡筒の光軸と直交する方向から見て、前記鏡筒と重なり合って配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記モータは、回転軸が前記鏡筒の光軸と略平行であって、かつ、出力軸が前記レンズの反対側である撮像素子側に位置することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記光学フィルタを保持するフィルタ保持枠と、
前記光学フィルタが前記鏡筒の光路上に挿入される挿入位置と前記鏡筒の光路上から退避する退避位置との何れかに位置するように前記フィルタ保持枠を付勢する第2の付勢部材と、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から赤外線遮断フィルタ(赤外線カットフィルタ)やNDフィルタ等の光学フィルタをカメラの光路中に挿抜させるフィルタ切替機構を備えた撮像装置が知られている。光学フィルタを光路中に挿抜させることによって被写体からの光の分光特性を調整することができる。
【0003】
また、撮像装置には衝撃や振動等の外力が加わることがあり、外力により光学フィルタの位置がずれてしまうことがある。撮像装置のなかには光学フィルタの位置がずれるのを抑制する機構を備えるものがある。
【0004】
特許文献1には、モータの出力軸に設けられたウォームと、ウォームと歯合するはすば歯車とを備え、可動フィルタ部にははすば歯車に歯合するように、光軸に直交する方向に沿って延在するはすばラックが設けられたフィルタ切替ユニットが開示されている。
【0005】
特許文献2には、光学フィルタが円状に配置されている円板部材と、光学フィルタを切り換えるフィルタ構造と、円板部材を回転駆動させる回転駆動手段と、円板部材を保持するロック部と、ロック部を駆動するロック駆動手段を有する撮像装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2007-25169号公報
特開2019-56859号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に開示されたフィルタ切替ユニットは、ウォームとはすば歯車のセルフロックと、モータの保持トルクとにより可動フィルタ部を固定する構造である。したがって、衝撃や振動等の外力が加わったときに、ウォーム、はすば歯車、ラック等の構成部材に力が付加されることにより、構成部材が破損したり故障したりする問題がある。
一方、特許文献2に開示された撮像装置は、衝撃や振動等の外力が加わったときに円板部材等の構成部材ではなく、ロック部に力が付加される構造であるが、複数のアクチュエータが必要となってしまう。
【0008】
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、衝撃や振動等の外力が加わったときに構成部材に付加される力を抑制できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の撮像装置は、レンズを含む鏡筒と、前記鏡筒の光路上に挿抜される光学フィルタと、前記光学フィルタを前記光路上に挿抜させるために回転する挿抜部と、前記挿抜部を回転させるための駆動源としてのモータと、前記モータの回転を前記挿抜部に伝達するベルトと、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、衝撃や振動等の外力が加わったときに構成部材に付加される力を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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