TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024003907
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-16
出願番号2022103261
出願日2022-06-28
発明の名称定着方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 9/087 20060101AFI20240109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】耐熱保存性を満たし、ラフ紙のような凹凸の大きい紙であっても画像不良なく成果物を得ることができる定着方法の提供。
【解決手段】定着部材と加圧部材とを圧接してなる定着ニップ間に、未定着トナー画像を担持する記録材を通過させることにより、前記未定着トナー画像を前記記録材上に定着させる定着方法であって、
(a)前記未定着トナー像を形成するトナーは、トナーコアと、該トナーコアの表面を被覆するシェル層で覆われたコアシェル構造のトナー粒子を有するトナーであり、
該シェル層は、オキサゾリン基を有する樹脂Aを含有し、
(b)前記定着部材は、基層と、弾性層と、表面層を含有し、
該表面層は、
(i)フッ素樹脂を含み、
(ii)複数の孔を有する多孔質構造を有し、
(iii)空孔率が30%以上60%以下であり、
該表面層中の孔の個数平均孔径が1nm以上200nm以下である、
ことを特徴する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
定着部材と加圧部材とを圧接してなる定着ニップ間に、未定着トナー画像を担持する記録材を通過させることにより、前記未定着トナー画像を前記記録材上に定着させる定着方法であって、
(a)前記未定着トナー像を形成するトナーは、トナーコアと、該トナーコアの表面を被覆するシェル層で覆われたコアシェル構造のトナー粒子を有するトナーであり、
該シェル層は、オキサゾリン基を有する樹脂Aを含有し、
(b)前記定着部材は、基層と、弾性層と、表面層を含有し、
該表面層は、
(i)フッ素樹脂を含み、
(ii)複数の孔を有する多孔質構造を有し、
(iii)空孔率が30%以上60%以下であり、
該表面層中の孔の個数平均孔径が1nm以上200nm以下である、
ことを特徴する定着方法。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記表面層は、パーフルオロポリエーテル構造を有するフッ素オイルを含有する請求項1に記載の定着方法。
【請求項3】
前記樹脂Aの含有量が、前記トナーコア100質量部に対し、1質量部以上15質量部以下である請求項1または2に記載の定着方法。
【請求項4】
前記定着部材は、下記の条件(i)を満たす請求項1または2に記載の定着方法。
[条件(i)]該表面層の表面に対して、水晶振動子マイクロバランス(QCM)センサの検出面を0.4MPaの圧力で、温度180℃にて、50msec間、押圧したときに該検出面の単位面積(1cm
2
)に付着する、パーフルオロポリエーテル構造を有するフッ素オイルを含む付着物の質量が、1.0×10
2
ng以上5.0×10
3
ng未満である。
【請求項5】
前記トナーは、前記トナー粒子の表面にアルミナ粒子を有する請求項1または2に記載の定着方法。
【請求項6】
前記トナーは、結着樹脂として非晶性ポリエステル樹脂と結晶性ポリエステル樹脂を含有し、
該結晶性ポリエステル樹脂は、炭素数2以上18以下の脂肪族ジオール及び炭素数2以上18以下の脂肪族ジカルボン酸を含むモノマーの縮重合体であり、
該脂肪族ジオール及び該脂肪族ジカルボン酸の炭素数の少なくとも一方が4以上である請求項1または2に記載の定着方法。
【請求項7】
像担持体を帯電させる帯電工程と、
該帯電した像担持体に露光光を照射して静電潜像を形成する露光工程と、
該像担持体に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成する現像工程と、
該像担持体に形成されたトナー像を記録材に転写する転写工程と、
該記録材に転写されたトナー像を定着させる定着工程と、
を有する画像形成方法であって、
該定着工程が、請求項1または2に記載の定着方法で行われることを特徴とする画像形成方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、定着方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、フルカラープリンター、フルカラー複写機などの電子写真装置は、高生産、高画質、高安定といった付加価値が望まれている。高生産を実現するために、省エネルギーで定着可能な低粘度のトナーが提案されている(特許文献1)。しかしながら、低粘度のトナーでは耐熱保存性に課題があるため、熱硬化性樹脂をシェル層に用いたコアシェル構造が提案されている。
例えば、特許文献2では、トナーのシェル層に尿素樹脂やメラミン樹脂を用いることで、トナー粒子表面の強度を上げ、耐熱保存性を良化させるトナーが提案されている。特許文献3では、トナーのシェル層にオキサゾリン基を含有させ架橋を行うことで、トナー粒子表面の強度を上げ、耐熱保存性を良化させるトナーが提案されている。
一方、多種多様なメディアへの対応など、付加的な性能の向上もこれまで以上に要求されている。記録材(記録紙)として多種多様なメディアの一つであるラフ紙は凹凸の多い紙であるため、凹部までトナーが十分に溶融できず、白抜けとなり成果物品位を落としてしまうことがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-206097号公報
特開2015-141221号公報
特開2018-084678号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献2のような熱硬化性樹脂のシェル層形成では低温定着性にまだ課題があり、耐熱保存性を完全に両立させることは厳しかった。
特許文献3のようなオキサゾリン基を有したトナーは正帯電性を有するため、分離性が良好である負帯電性を有するフッ素系定着部材と静電的に引きつけあい低温定着性が良好となる。その一方で、記録材がラフ紙のような凹凸の大きい紙の場合、紙の凹部においてトナーが十分に溶融せず、白抜けの発生などの定着不良となってしまうという課題があった。
そのため、耐熱保存性を満たし、ラフ紙のような凹凸の大きい紙であっても画像不良なく成果物を提供できる技術が求められている。
本発明の目的は、上記の課題を解決した定着方法を提供することにある。具体的には、シェル層にオキサゾリン基を含有したトナーを用いて、定着部材の表層に多孔質構造を有するフッ素系樹脂を用いることで、耐熱保存性とラフ紙での定着性を両立できる定着方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、定着部材と加圧部材とを圧接してなる定着ニップ間に、未定着トナー画像を担持する記録材を通過させることにより、前記未定着トナー画像を前記記録材上に定着させる定着方法であって、
(a)前記未定着トナー像を形成するトナーは、トナーコアと、該トナーコアの表面を被覆するシェル層で覆われたコアシェル構造のトナー粒子を有するトナーであり、
該シェル層は、オキサゾリン基を有する樹脂Aを含有し、
(b)前記定着部材は、基層と、弾性層と、表面層を含有し、
該表面層は、
(i)フッ素樹脂を含み、
(ii)複数の孔を有する多孔質構造を有し、
(iii)空孔率が30%以上60%以下であり、
該表面層中の孔の個数平均孔径が1nm以上200nm以下である、
ことを特徴する定着方法に関する。
また、本発明は、像担持体を帯電させる帯電工程と、
該帯電した像担持体に露光光を照射して静電潜像を形成する露光工程と、
該像担持体に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成する現像工程と、
該像担持体に形成されたトナー像を記録材に転写する転写工程と、
該記録材に転写されたトナー像を定着させる定着工程と、
を有する画像形成方法であって、
該定着工程が、上記構成の定着方法で行われることを特徴とする画像形成方法に関する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、シェル層にオキサゾリン基を含有したトナーを用い、定着部材の表層に多孔質構造を有するフッ素系樹脂を用いることで、耐熱保存性とラフ紙での定着性を両立できる定着方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る、ローラ形状を有する定着部材の長手方向に直交する方向の断面図である。
本発明の一実施形態に係る定着装置の一例を示す断面図である。
本発明の一実施形態に係る電子写真画像形成装置の一例を示す断面図である。
本発明に係る定着部材の表面のSEM画像の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明において、数値範囲を表す「○○以上××以下」や「○○~××」の記載は、特に断りのない限り、端点である下限及び上限を含む数値範囲を意味する。
【0009】
以下、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
【0010】
本発明は、定着部材と加圧部材とを圧接してなる定着ニップ間に、未定着トナー画像を担持する記録材を通過させることにより、前記未定着トナー画像を前記記録材上に定着させる定着方法であって、
(a)前記未定着トナー像を形成するトナーは、トナーコアと、該トナーコアの表面を被覆するシェル層で覆われたコアシェル構造のトナー粒子を有するトナーであり、
前記シェル層は、オキサゾリン基を有する樹脂Aを含有し、
(b)前記定着部材は、基層と、弾性層と、表面層を有し、
該表面層は、
(i)フッ素樹脂を含み、
(ii)複数の孔を有する多孔質構造を有し、
(iii)空孔率が30%以上60%以下であ
該表面層中の孔の個数平均孔径が1nm以上200nm以下である、
ことを特徴するものである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
撮像装置
27日前
株式会社リコー
画像形成装置
27日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
9日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
3日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
三菱製紙株式会社
感光性樹脂組成物
18日前
株式会社リコー
画像形成装置
18日前
株式会社リコー
画像形成装置
18日前
キヤノン株式会社
トナー
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
26日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
5日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
撮像装置
19日前
キヤノン株式会社
撮像装置
27日前
キヤノン株式会社
カメラ旋回装置
19日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
続きを見る