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公開番号2023167282
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-24
出願番号2022078342
出願日2022-05-11
発明の名称冷蔵庫
出願人アクア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F25D 19/00 20060101AFI20231116BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】冷媒配管の接続構成を簡略化できる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫10は、断熱箱体11と、断熱箱体11の内部に形成される貯蔵室と、貯蔵室を冷却する冷凍サイクル16と、冷凍サイクル16で用いられる冷媒が流通する冷媒配管30と、を具備する。冷媒配管30は、断熱箱体11の前面に沿って引き回される前面配管部31と、断熱箱体11の側面に沿って引き回される側面配管部32と、前面配管部31と側面配管部32とを接続する第1接続配管部33と、を有する。第1接続配管部33と、側面配管部32とが接続する接続領域を、幅方向の一端側に配設する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
断熱箱体と、
前記断熱箱体に区画形成された機械室と、
前記断熱箱体の内部に形成される貯蔵室と、
前記貯蔵室を冷却する冷凍サイクルを構成する圧縮機と、
前記冷凍サイクルで用いられる冷媒が流通する冷媒配管と、を具備し、
前記冷媒配管は、前記断熱箱体の前面に沿って引き回される前面配管部と、前記断熱箱体の側面に沿って引き回される側面配管部と、前記前面配管部と前記側面配管部とを接続する第1接続配管部と、を有し、
前記第1接続配管部と、前記側面配管部とが接続する接続領域は、幅方向の一端側に配設されることを特徴とする冷蔵庫。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記第1接続配管部は、幅方向の一端側に配置され、前後方向に沿って伸びることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記接続領域および前記圧縮機は、前記機械室の内部において、幅方向の一端側に配設されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記側面配管部は、幅方向の一端側に配置される第1側面配管部と、幅方向の他端側に配置される第2側面配管部と、前記第1側面配管部と前記第2側面配管部とを接続する第2接続配管部と、を有し、
前記第2接続配管部は、2つが形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫に関し、特に、外箱に沿って配設される冷媒配管を有する冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
一般的な冷蔵庫では、冷凍サイクルの蒸発器で冷却した空気を各貯蔵室に送風することで、各貯蔵室を所望の冷蔵温度帯域または冷凍温度帯域に冷却している。冷凍サイクルは、圧縮機、凝縮器、膨張手段および蒸発器を有し、これらの機器の間で冷媒が循環する。また、冷凍サイクルを構成する各機器は冷媒配管により接続され、冷媒は冷媒配管の内部を流通する。冷媒配管の一部は、断熱箱体の外箱に沿って引き回される。このようにすることで、外箱および冷媒配管を経由して高温冷媒を冷却することができる。更に、外箱の表面を昇温させ、外箱の表面における結露を防止できる。係る構成は、例えば特許文献1に記載される。
【0003】
図7は、背景技術に係る冷蔵庫100において、冷媒配管103の接続構成を示す斜視図である。図7では、冷蔵庫100の後方下端に形成される機械室106を、後方から示している。
【0004】
機械室106の内部には圧縮機101および電装ボックス105が配設される。圧縮機101は、冷凍サイクルで用いられる冷媒を圧縮する。電装ボックス105には、冷蔵庫100の動作を制御する回路基板等が収納される。
【0005】
機械室106の左端近傍には、冷媒配管103が配設される。また、冷媒配管103の途中部分には、配管接続部104が配設される。配管接続部104は、冷蔵庫100の製造工程において、溶接により配管接続部104が接続される部分である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2001-124458号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、前述した特許文献に記載された発明では、冷媒配管の接続構成の観点から改善の余地があった。
【0008】
具体的には、図7を参照して、冷蔵庫100の製造工程において、配管接続部104にて冷媒配管103を接続する際には、溶接が行われる。この溶接を行う際に、配管接続部104の近傍において、外箱102が溶接の熱的影響を受けると、外箱102が局所的に変色または変形する恐れがあった。また、電装ボックス105は合成樹脂から成る。このことから、前述した溶接作業の熱的影響が電装ボックス105に及ぶと、電装ボックス105が変形する恐れがあった。また、このような制約が存在する状況で溶接を行うためには、熟練した技術を有する作業員が必要とされ、製造コストが高くなる課題があった。また、機械室106の左端および右端の両方において、溶接作業が必要とされ、このことも溶接による接続作業を煩雑にしていた。
【0009】
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、冷媒配管の接続構成を簡略化できる冷蔵庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の冷蔵庫は、断熱箱体と、前記断熱箱体の内部に形成される貯蔵室と、前記貯蔵室を冷却する冷凍サイクルと、前記冷凍サイクルで用いられる冷媒が流通する冷媒配管と、を具備し、前記冷媒配管は、前記断熱箱体の前面に沿って引き回される前面配管部と、前記断熱箱体の側面に沿って引き回される側面配管部と、前記前面配管部と前記側面配管部とを接続する第1接続配管部と、を有し、前記第1接続配管部と、前記側面配管部とが接続する接続領域を、幅方向の一端側に配設することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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