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公開番号2023140720
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-05
出願番号2022046700
出願日2022-03-23
発明の名称温度調節装置
出願人アサヒビール株式会社
代理人個人,個人
主分類F25D 11/00 20060101AFI20230928BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】汎用性に優れ、かつ液種に応じて異なる温度帯に調節可能な温度調節装置を提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る温度調節装置は、物品に付された識別記号を検出する検出部と、物品を加熱又は冷却する温度調節部と、温度調節部の動作を制御する制御部と、を備えている。制御部は、識別記号が特定識別記号であると判定した場合に温度調節部を特定温度帯に調節可能とする一方、識別記号が特定識別記号以外の識別記号であると判定した場合に前記温度調節部を通常温度帯に調節可能とする。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
物品に付された識別記号を検出する検出部と、
前記物品を加熱又は冷却する温度調節部と、
前記温度調節部の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記識別記号が特定識別記号であると判定した場合に前記温度調節部を特定温度帯に調節可能とする一方、前記識別記号が前記特定識別記号以外の識別記号であると判定した場合に前記温度調節部を通常温度帯に調節可能とする温度調節装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記物品は容器に収容された飲料であり、
前記通常温度帯は、0℃よりも高い温度帯であり、
前記特定温度帯は、前記通常温度帯よりも低い温度帯である請求項1に記載の温度調節装置。
【請求項3】
前記識別記号は、商品識別コードである請求項1又は請求項2に記載の温度調節装置。
【請求項4】
前記物品は、外周面に前記識別記号が付された筒部を備え、
前記物品を収容可能なホルダと、
前記筒部の軸線回りに前記物品を前記ホルダ内で回転させる回転機構と、を備え、
前記検出部は、前記筒部の外周面に向かい合って配置されている請求項1から請求項3の何れか1項に記載の温度調節装置。
【請求項5】
前記回転機構は、前記ホルダ内に収容される前記筒部の外周面に接触した状態で回転するローラを備え、
前記ホルダに対して前記ローラと反対側には、前記物品を前記ローラに向けて押さえ付ける押付機構が設けられている請求項4に記載の温度調節装置。
【請求項6】
前記ホルダは、第1方向の一方側に向けて開口する開口部を有する筒状に形成され、
前記ホルダには、前記第1方向に交差する第2方向に前記ホルダを貫通するスリットが形成され、
前記押付機構は、
前記スリットを通じて前記ホルダの内側に向けて突出するとともに、前記スリットを通じて前記第2方向に変位可能な突起部と、
前記突起部を前記ホルダの内側に向けて付勢する付勢部材と、を備え、
前記突起部は、前記第1方向の他方側に向かうに従い前記ホルダの内側に向けて延びる傾斜面を有している請求項5に記載の温度調節装置。
【請求項7】
前記開口部を開閉する蓋ユニットを備え、
前記蓋ユニットは、閉位置において前記第1方向の一方側から前記物品に接触する押込部を備えている請求項6に記載の温度調節装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、温度調節装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
飲料の温度を適正な温度に調節する温度調節装置として、例えば下記特許文献1の構成が知られている。下記特許文献1に記載された温度調節装置では、飲料容器に付された識別記号が所定の識別記号であると判定した場合に、温度調節器を動作させる構成である。
この構成によれば、特定の飲料のみについて温度調節器を動作させることで、特定の飲料の販売促進に繋がるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-76298号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術にあっては、特定の飲料に対してのみ温度調節を行うものであるため、使用できる機会が非常に限られている。すなわち、特定の飲料以外の飲料が温度調節装置内に収容されたとしても、温度調節がされないまま温度調節装置内で放置される。
一方、飲料は、飲む時の温度帯によって異なる味わいを得ることができる。そのため、庫内空間が一律な温度帯のみにしか調節できないと、温度帯毎の味わいを楽しむことができない。
【0005】
本発明は、汎用性に優れ、かつ液種に応じて異なる温度帯に調節可能な温度調節装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
本発明の一態様に係る温度調節装置は、物品に付された識別記号を検出する検出部と、前記物品を加熱又は冷却する温度調節部と、前記温度調節部の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記識別記号が特定識別記号であると判定した場合に前記温度調節部を特定温度帯に調節可能とする一方、前記識別記号が前記特定識別記号以外の識別記号であると判定した場合に前記温度調節部を通常温度帯に調節可能とする。
【0007】
本態様によれば、特定識別記号が付された物品以外の物品を検出した場合には、物品の温度を通常温度帯に調節できる。これにより、物品の種類等に関わらず、物品を所定の温度帯に維持できる。これにより、汎用性に優れた温度調節装置を提供できる。
しかも、本態様では、特定識別記号が付された物品の温度を特定温度帯に調節できる。そのため、特定の物品については通常温度帯とは異なる温度帯(特定温度帯)に調節でき、通常温度帯とは異なる味わいを得ることができる。
【0008】
上記態様の温度調節装置において、前記物品は容器に収容された飲料であり、前記通常温度帯は、0℃よりも高い温度帯であり、前記特定温度帯は、前記通常温度帯よりも低い温度帯であることが好ましい。
本態様によれば、通常温度帯が特定温度帯よりも高いので、通常温度帯に対応する物品を検出した場合において通常温度帯に対応する物品が凝固することを抑制できる。
【0009】
上記態様の温度調節装置において、前記識別記号は、商品識別コードであることが好ましい。
本態様によれば、物品の種類を容易かつ確実に検出できる。
【0010】
上記態様の温度調節装置において、前記物品は、外周面に前記識別記号が付された筒部を備え、前記物品を収容可能なホルダと、前記筒部の軸線回りに前記物品を前記ホルダ内で回転させる回転機構と、を備え、前記検出部は、前記筒部の外周面に向かい合って配置されていることが好ましい。
本態様によれば、物品がホルダにセットされた状態で回転機構によって物品を筒部の軸線回りに回転させることで、物品をホルダ内にセットした時点での物品の軸線回りの向きに関わらず、識別記号を検出することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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