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公開番号2023076134
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-01
出願番号2021189358
出願日2021-11-22
発明の名称器具取付用板
出願人日動電工株式会社
代理人個人
主分類G01D 11/30 20060101AFI20230525BHJP(測定;試験)
要約【課題】構成の簡素化及びコストの低減を図りながら、求められる大きさ(サイズ)の変更にも柔軟に対応すること。
【解決手段】樹脂製板状の単位本体部2が備えられ、その単位本体部2には、位置決め線部3を現出させるために、その位置決め線部3に沿う第1方向に延びる位置決め用溝部4が形成され、単位本体部2は、表面部2aと裏面部2bとの両面部が器具の取付対象面部として備えられ、位置決め用溝部4は、単位本体部2の表面部2aと裏面部2bとの両面部において、第1方向に直交する第2方向に所定の一定ピッチで形成され、器具の取付対象面部を表面部とする表面部取付用の単位本体部と、器具の取付対象面部を裏面部とする裏面部取付用の単位本体部とを、第2方向で隣接させる状態で連結自在な連結部5が備えられている。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
樹脂製板状の単位本体部が備えられ、その単位本体部には、位置決め線部を現出させるために、その位置決め線部に沿う第1方向に延びる位置決め用溝部が形成され、
前記単位本体部は、表面部と裏面部との両面部が器具の取付対象面部として備えられ、
前記位置決め用溝部は、前記単位本体部の表面部と裏面部との両面部において、前記第1方向に直交する第2方向に所定の一定ピッチで形成され、
器具の取付対象面部を表面部とする表面部取付用の単位本体部と、器具の取付対象面部を裏面部とする裏面部取付用の単位本体部とを、前記第2方向で隣接させる状態で連結自在な連結部が備えられている器具取付用板。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記連結部は、前記単位本体部において前記第2方向の両端部位に配設され、前記位置決め用溝部は、前記単位本体部に形成された位置決め用溝部に連続する状態で、前記連結部においても第2方向に所定の一定ピッチで形成されている請求項1に記載の器具取付用板。
【請求項3】
前記連結部には、前記第2方向の端縁部に溝形成部が備えられ、前記表面部取付用の単位本体部と前記裏面部取付用の単位本体部とを前記第2方向で隣接させる状態で前記連結部にて連結させた場合に、その繋ぎ目部位に前記溝形成部により前記位置決め用溝部が形成されている請求項2に記載の器具取付用板。
【請求項4】
前記連結部は、前記表面部取付用の単位本体部と前記裏面部取付用の単位本体部とを係合させて連結させる係合式の連結部にて構成されている請求項1~3の何れか1項に記載の器具取付用板。
【請求項5】
前記単位本体部は、発泡樹脂材料を発泡させた発泡樹脂成形品にて構成されている請求項1~4の何れか1項に記載の器具取付用板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気器具等の器具を取り付けるために用いられる器具取付用板に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
上記のような器具取付用板は、電力量計等の電気器具を壁面等の取付対象箇所に取り付けるために用いられるものであり、合成樹脂製の矩形板状の本体部が備えられ、その本体部には、電気器具を取り付ける止めねじを固定するネジ螺入用凹孔が形成されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の器具取付用板では、ネジ螺入用凹孔が、本体部の上下方向及び左右方向に連続する状態で多数備えられており、止めネジの固定位置を多数のネジ螺入用凹孔のいずれかに位置合わせし易くしている。電気器具を取り付ける場合には、電気器具の取付孔等を貫通させた止めネジをネジ螺入用凹孔のいずれかに位置合わせし、そのネジ螺入用凹孔に止めネジを固定することで、所望の取付位置に電気器具を取り付けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第2620747号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の器具取付用板では、本体部の表面や裏面に、止めネジを固定させるためのネジ螺入用凹孔を形成しているが、ネジ螺入用凹孔同士を近づけ過ぎると、ネジ螺入用凹孔の周囲の強度が弱くなる等の問題が生じることになる。それ故に、この問題を解決するための構成を新たに備えなければならず、構成の複雑化及びコストアップを招く可能性がある。
【0006】
また、このような器具取付用板は、取付対象の器具の大きさや個数、設置スペースの大きさ等の取付状況に応じて、必要な大きさ(サイズ)が異なっており、求められる大きさ(サイズ)の変更に対応することが求められている。この要望に応えるために、例えば、複数種の大きさの本体を製造しておくことが考えられるが、大きさの種類を増加させるだけ製造コストがかかることになり、コストアップに繋がることになる。
【0007】
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、構成の簡素化及びコストの低減を図りながら、求められる大きさ(サイズ)の変更にも柔軟に対応することができる器具取付用板を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1特徴構成は、樹脂製板状の単位本体部が備えられ、その単位本体部には、位置決め線部を現出させるために、その位置決め線部に沿う第1方向に延びる位置決め用溝部が形成され、
前記単位本体部は、表面部と裏面部との両面部が器具の取付対象面部として備えられ、
前記位置決め用溝部は、前記単位本体部の表面部と裏面部との両面部において、前記第1方向に直交する第2方向に所定の一定ピッチで形成され、
器具の取付対象面部を表面部とする表面部取付用の単位本体部と、器具の取付対象面部を裏面部とする裏面部取付用の単位本体部とを、前記第2方向で隣接させる状態で連結自在な連結部が備えられている点にある。
【0009】
本構成によれば、位置決め用溝部は、位置決め線部を現出させるためのものであるので、例えば、その形状を凹ませただけの単純な形状としたり、溝の深さが浅い溝部とすることもできる。これにより、位置決め用溝部自体を複雑な形状としたり、強度が弱くなるような孔を設けなくてもよく、位置決め用溝部の周囲の強度が弱くなる等の問題が生じ難く、その問題を解決するための構成を新たに備えなくてもよい。
【0010】
しかも、表面部取付用の単位本体部と裏面部取付用の単位本体部とを連結自在な連結部が備えられているので、器具取付用板として求められる大きさに応じて、連結させる単位本体部の個数を変更して、器具取付用板の大きさを変更させることができる。勿論、1つの単位本体部にて器具取付用板を構成することもできることから、求められる大きさ(サイズ)の変更にも柔軟に対応することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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