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公開番号2023068800
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-18
出願番号2021180135
出願日2021-11-04
発明の名称側溝作業機
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類E03F 9/00 20060101AFI20230511BHJP(上水;下水)
要約【課題】走行機体に側溝作業部をオフセット装着することにより作業効率を向上することを目的とする。
【解決手段】機体1後部に連結装置7を介して昇降自在に連結する主フレーム30に、この主フレーム30の側方にオフセットして側溝Gに堆積する泥土を掻き込むスクレーパ31bと揚上された泥土を排出する排出部31eを備えた側溝作業部31を設けた。そして、スクレーパ31bで掻き込む泥土は移送螺旋31cを有する螺旋揚上筒31aで揚上され排出部31eから排出される構成とした。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
機体（１）後部に連結装置（７）を介して昇降自在に連結する主フレーム（３０）に、この主フレーム（３０）の側方にオフセットして側溝（Ｇ）に堆積する泥土を掻き込むスクレーパ（３１ｂ）と揚上された泥土を排出する排出部（３１ｅ）を備えた側溝作業部（３１）を設けたことを特徴とする作業車両。
続きを表示（約 220 文字）【請求項２】
スクレーパ（３１ｂ）で掻き込む泥土は移送螺旋（３１ｃ）を有する螺旋揚上筒（３１ａ）で揚上され排出部（３１ｅ）から排出される構成とした請求項１に記載の作業車両。
【請求項３】
主フレーム（３０）側の連結ブラケット（４０）に側溝作業部（３１）側の支持フレーム（３７）を接続し、連結ブラケット（４０）に対する支持フレーム（３７）の位置を調整できる跳ね上げ手段（Ｙ）を構成した請求項１又は請求項２に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、側溝作業機に関する。
続きを表示（約 940 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、管理作業機を利用して、ヒッチ部後部に汚泥掻揚用のロータリ部と汚泥排出用の排出部とを設け、また、排出部の排出方向を変更自在とした側溝作業機が公知である（特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０００－１０４３３１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
このように構成すると、従来の管理作業機を利用して簡易な構造でコストを安くしながら手作業による泥土除去作業から解放する効果がある。
【０００５】
ところが、管理作業機の車輪は側溝を跨いで走行するものであるから、蛇行による脱輪に注意を要し、作業効率を悪くしていた。
【０００６】
この発明は、トラクタなどの走行機体に側溝作業部を装着することにより作業効率を向上することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記課題を解決し目的を達成するために、請求項１に記載の発明は、機体１後部に連結装置７を介して昇降自在に連結する主フレーム３０に、この主フレーム３０の側方にオフセットして側溝Ｇに堆積する泥土を掻き込むスクレーパ３１ｂと揚上された泥土を排出する排出部３１ｅを備えた側溝作業部３１を設けた。
【０００８】
請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の発明において、スクレーパ３１ｂで掻き込む泥土は移送螺旋３１ｃを有する螺旋揚上筒３１ａで揚上され排出部３１ｅから排出される構成とした。
【０００９】
請求項３に記載の発明は、請求項１又は請求項２に記載の発明において、主フレーム３０側の連結ブラケット４０に側溝作業部３１側の支持フレーム３７を接続し、連結ブラケット４０に対する支持フレーム３７の位置を調整できる跳ね上げ手段Ｙを構成した。
【発明の効果】
【００１０】
請求項１に記載の発明によれば、トラクタの機体１に側溝作業部３１をオフセットして設けることにより、効率良く側溝Ｇの泥土除去が図れる。
（【００１１】以降は省略されています）

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