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公開番号2024024212
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-22
出願番号2022126878
出願日2022-08-09
発明の名称水栓装置
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E03C 1/05 20060101AFI20240215BHJP(上水;下水)
要約【課題】水栓装置において、使用者の意図に反する止水を抑制すること。
【解決手段】実施形態に係る水栓装置は、導電部を有するスパウト本体部と、スパウト本体部に設けられ、洗浄水を吐水する吐水部と、所定の検知範囲内における検知対象を検知する第1センサと、導電部を電極として、検知対象を検知する静電式の第2センサと、第1センサによる検知結果に応じて吐止水を行う第1吐水モードと、第2センサによる検知結果に応じて吐止水を行う第2吐水モードとを実行可能な制御装置とを備える。制御装置は、第2吐水モードによる吐水が行われている状態において、第1センサが検知対象を検知していない場合、第2センサの検知結果に応じて第2吐水モードにおける止水を行う。制御装置は、第2吐水モードによる吐水が行われている状態において、第1センサが検知対象を検知している場合、第2センサの検知結果にかかわらず第2吐水モードによる吐水を継続する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
導電部を有するスパウト本体部と、
前記スパウト本体部に設けられ、洗浄水を吐水する吐水部と、
所定の検知範囲内における検知対象を検知する第1センサと、
前記導電部を電極として、検知対象を検知する静電式の第2センサと、
前記第1センサによる検知結果に応じて吐止水を行う第1吐水モードと、前記第2センサによる検知結果に応じて吐止水を行う第2吐水モードとを実行可能な制御装置と
を備え、
前記制御装置は、
前記第2吐水モードによる吐水が行われている状態において、前記第1センサが検知対象を検知していない場合、前記第2センサの検知結果に応じて前記第2吐水モードにおける止水を行い、
前記第2吐水モードによる吐水が行われている状態において、前記第1センサが検知対象を検知している場合、前記第2センサの検知結果にかかわらず前記第2吐水モードによる吐水を継続する、水栓装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記第1センサは、第1所定範囲、および前記第1所定範囲よりも狭い第2所定範囲における検知対象を検知可能であり、
前記制御装置は、
前記第1所定範囲内における検知対象の検知結果に応じて前記第1吐水モードによる吐止水を行い、
前記第2吐水モードによる吐水が行われている状態において、前記第1センサが前記第2所定範囲内で検知対象を検知していない場合、前記第2センサの検知結果に応じて前記第2吐水モードにおける止水を行い、
前記第2吐水モードによる吐水が行われている状態において、前記第1センサが前記第2所定範囲で検知対象を検知している場合、前記第2センサの検知結果にかかわらず前記第2吐水モードによる吐水を継続する、請求項1に記載の水栓装置。
【請求項3】
前記第1センサは、光電センサであり、前記スパウト本体部の下面に透過窓を備え、
前記透過窓は、前記吐水部よりも前記スパウト本体部の先端側に設けられる、請求項1または2に記載の水栓装置。
【請求項4】
前記第1センサは、光電センサであり、前記スパウト本体部の下面に透過窓を備え、
前記透過窓は、前記吐水部よりも前記スパウト本体部の基端側に設けられる、請求項1または2に記載の水栓装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、水栓装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、センサによる検知対象の検知結果に応じて、水道水を吐水、および止水する水栓装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-24808号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記する水栓装置では、水栓装置に組み込んだ静電センサの検知電極により、吐水状態において人体が水に接触した際に静電容量が変化(増加)することを用いて、人体が水から離反した際の静電容量の変化(減少)との差から吐水状態から止水状態に切り替えることができる。
【0005】
一方、水栓装置に組み込んだ静電センサとして、導電性のスパウト本体部を検知電極とし、吐水状態において、人体が水に着水している時、及び、着水していない時にも吐水の継続を行い、使用者がスパウト本体部に手を近づけることによって止水を行う水栓装置を構成する場合には、吐水状態において、水が手に着水する地点がスパウト本体部の吐水口に近い場合、手が水に接触した際に静電容量が大きく変化(増加)することで、止水するためにスパウト本体部に手が近づけられたと誤検知してしまい、使用者が吐水の継続を望んでいるにもかかわらず、着水時に吐水状態から止水状態に切り替えられるおそれがある。
【0006】
実施形態の一態様は、使用者の意図に反する止水を抑制する水栓装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の一態様に係る水栓装置は、導電部を有するスパウト本体部と、スパウト本体部に設けられ、洗浄水を吐水する吐水部と、所定の検知範囲内における検知対象を検知する第1センサと、導電部を電極として、検知対象を検知する静電式の第2センサと、第1センサによる検知結果に応じて吐止水を行う第1吐水モードと、第2センサによる検知結果に応じて吐止水を行う第2吐水モードとを実行可能な制御装置とを備える。制御装置は、第2吐水モードによる吐水が行われている状態において、第1センサが検知対象を検知していない場合、第2センサの検知結果に応じて第2吐水モードにおける止水を行う。制御装置は、第2吐水モードによる吐水が行われている状態において、第1センサが検知対象を検知している場合、第2センサの検知結果にかかわらず第2吐水モードによる吐水を継続する。
【0008】
これにより、水栓装置は、第2吐水モードによる吐水が行われており、第1センサによって検知対象が検知されている場合、第2センサによって検知対象が検知された場合であっても、第2吐水モードによる吐水を継続することができる。
【0009】
例えば、第2吐水モードによって使用者が洗浄しており、第1センサによって検知対象が検知されている場合に、水栓装置は、使用者の手に洗浄水が着水することに起因する静電容量の増加を、止水のためにスパウト本体部に手が近づけられたと第2センサが誤検知し、止水することを、抑制することができる。すなわち、水栓装置は、使用者の意図に反する止水を抑制することができる。
【0010】
また、第1センサは、第1所定範囲、および第1所定範囲よりも狭い第2所定範囲における検知対象を検知可能である。制御装置は、第1所定範囲内における検知対象の検知結果に応じて第1吐水モードによる吐止水を行う。制御装置は、第2吐水モードによる吐水が行われている状態において、第1センサが第2所定範囲内で検知対象を検知していない場合、第2センサの検知結果に応じて第2吐水モードにおける止水を行う。制御装置は、第2吐水モードによる吐水が行われている状態において、第1センサが第2所定範囲内で検知対象を検知している場合、第2センサの検知結果にかかわらず第2吐水モードによる吐水を継続する。
(【0011】以降は省略されています)

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