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公開番号
2025181362
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2024089303
出願日
2024-05-31
発明の名称
内燃機関
出願人
いすゞ自動車株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
F01N
13/14 20100101AFI20251204BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】排気マニホールドの熱変形に起因してヒートプロテクタに発生する亀裂を抑制する。
【解決手段】内燃機関1は、複数のシリンダがx方向に一列に形成されたシリンダブロック12と、シリンダブロックの上部に設けられたシリンダヘッド14と、シリンダヘッドの、上下方向およびx方向に直交する第2の方向に面した側面14aに固定された排気マニホールド20と、排気マニホールドの上面を覆っており、x方向において離間している第1固定部32及び第2固定部34にて排気マニホールドに固定されているヒートプロテクタ30を備える。ヒートプロテクタは、上下方向に面した本体部を有する。本体部のx方向に直行する方向におけるシリンダヘッドの反対側の端部の、第1固定部32と第2固定部の間の部分である中間端部36が、x方向において複数回曲がっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のシリンダが第1の方向に一列に形成されたシリンダブロックと、
前記シリンダブロックの上部に設けられたシリンダヘッドと、
前記シリンダヘッドの、上下方向および前記第1の方向に直交する第2の方向に面した側面に固定された排気マニホールドと、
前記排気マニホールドの上面を覆っており、前記第1の方向において離間している第1固定部及び第2固定部にて前記排気マニホールドに固定されているヒートプロテクタと、
を備え、
前記ヒートプロテクタは、前記上下方向に面した本体部を有し、
前記本体部の前記第2の方向における前記シリンダヘッドの反対側の端部の、前記第1固定部と前記第2固定部の間の部分である中間端部が、前記第1の方向において複数回曲がっている、
内燃機関。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記中間端部は、複数の曲げ部を有し、
前記複数の曲げ部は、前記第1の方向において連続して繋がっている、
請求項1に記載の内燃機関。
【請求項3】
前記曲げ部は、上下方向に凹凸を有する形状であり、前記第2の方向から見た際の形状は、うねり形状である、
請求項2に記載の内燃機関。
【請求項4】
前記中間端部は、前記上下方向に曲がっている、
請求項1に記載の内燃機関。
【請求項5】
前記第1固定部及び前記第2固定部は、前記排気マニホールドと一緒に前記シリンダヘッドの前記側面に締結部材によって共締めされている、
請求項1に記載の内燃機関。
【請求項6】
前記中間端部は、前記排気マニホールドから離間している、
請求項1に記載の内燃機関。
【請求項7】
前記中間端部は、前記排気マニホールドが熱膨張する際に前記第1の方向に沿って延びる、
請求項1に記載の内燃機関。
【請求項8】
前記第1固定部は、前記ヒートプロテクタの前記第1の方向の一端部に設けられ、
前記第2固定部は、前記ヒートプロテクタの前記第1の方向の他端部に設けられている、
請求項1に記載の内燃機関。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
下記の特許文献1には、排気ガスが流れる排気マニホールドで発生する熱がシリンダヘッドカバーに伝達されることを抑制するために、排気マニホールドにヒートプロテクタが固定されている構成が開示されている。ヒートプロテクタは、排気マニホールドの熱変形の際に亀裂が発生することを抑制すべく2分割されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-123950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ヒートプロテクタの亀裂は、排気マニホールドが熱変形することに起因していることが分かっている。例えば、複数のシリンダが一列に配列した場合に、排気マニホールドは複数のシリンダに跨って設けられる。このようなヒートプロテクタが熱変形すると、複数のシリンダが配列した方向に膨張、または、収縮が起こり、ヒートプロテクタの亀裂が発生する。これに対して、上記のように2分割したヒートプロテクタの構成だけでは、ヒートプロテクタに発生する亀裂を抑制する機能が不十分であった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、排気マニホールドの熱変形に起因してヒートプロテクタに発生する亀裂を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一の態様においては、複数のシリンダが第1の方向に一列に形成されたシリンダブロックと、前記シリンダブロックの上部に設けられたシリンダヘッドと、前記シリンダヘッドの、上下方向および前記第1の方向に直交する第2の方向に面した側面に固定された排気マニホールドと、前記排気マニホールドの上面を覆っており、前記第1の方向において離間している第1固定部及び第2固定部にて前記排気マニホールドに固定されているヒートプロテクタと、を備え、前記ヒートプロテクタは、前記上下方向に面した本体部を有し、前記本体部の前記第2の方向における前記シリンダヘッドの反対側の端部の、前記第1固定部と前記第2固定部の間の部分である中間端部が、前記第1の方向において複数回曲がっている、内燃機関を提供する。
【0007】
また、前記中間端部は、複数の曲げ部を有し、前記複数の曲げ部は、前記第1の方向において連続して繋がっていることとしてもよい。
【0008】
また、前記曲げ部は、上下方向に凹凸を有する形状であり、前記第2の方向から見た際の形状は、うねり形状であることとしてもよい。
【0009】
また、前記中間端部は、前記上下方向に曲がっていることとしてもよい。
【0010】
また、前記第1固定部及び前記第2固定部は、前記排気マニホールドと一緒に前記シリンダヘッドの前記側面に締結部材によって共締めされていることとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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