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公開番号
2025178386
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2025161945,2023057680
出願日
2025-09-29,2023-03-31
発明の名称
フッ素樹脂組成物、及び、成形体
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
C08L
27/14 20060101AFI20251128BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】融点以上の温度に加熱した履歴のあるフッ素樹脂を含むにもかかわらず、引張特性及び取り扱い性に優れるフッ素樹脂組成物、及び、前記フッ素樹脂組成物から得られる成形体を提供する。
【解決手段】融点以上の温度に加熱した履歴のある溶融流動性を示さないフッ素樹脂Aと、溶融流動性を示すフッ素樹脂、及び、融点以上の温度に加熱した履歴のない溶融流動性を示さないフッ素樹脂からなる群より選択される少なくとも1種のフッ素樹脂Bと、充填材とを含む、溶融流動性を示さないフッ素樹脂組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
融点以上の温度に加熱した履歴のある溶融流動性を示さないフッ素樹脂Aと、
溶融流動性を示すフッ素樹脂、及び、融点以上の温度に加熱した履歴のない溶融流動性を示さないフッ素樹脂からなる群より選択される少なくとも1種のフッ素樹脂Bと、
充填材とを含む、
溶融流動性を示さないフッ素樹脂組成物。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
333℃未満の温度領域に1つ以上、かつ、333~360℃の温度領域に1つ以上の融点を有する請求項1に記載のフッ素樹脂組成物。
【請求項3】
前記フッ素樹脂組成物は、テトラフルオロエチレン単位、及び、テトラフルオロエチレンと共重合可能な変性モノマーに基づく変性モノマー単位を含む請求項1又は2に記載のフッ素樹脂組成物。
【請求項4】
前記変性モノマー単位の量が、前記フッ素樹脂組成物を構成する全重合単位に対し1.0質量%以下である請求項3に記載のフッ素樹脂組成物。
【請求項5】
フッ素樹脂Aは、ポリテトラフルオロエチレンである請求項1又は2に記載のフッ素樹脂組成物。
【請求項6】
前記溶融流動性を示すフッ素樹脂は、メルトフローレートが0.25g/10分以上である請求項1又は2に記載のフッ素樹脂組成物。
【請求項7】
前記溶融流動性を示すフッ素樹脂は、融点が320℃以下のフッ素樹脂である請求項1又は2に記載のフッ素樹脂組成物。
【請求項8】
フッ素樹脂Bが前記溶融流動性を示すフッ素樹脂であり、前記フッ素樹脂組成物は、更に、融点以上の温度に加熱した履歴のない部分を有する溶融流動性を示さないフッ素樹脂Cを含む請求項1又は2に記載のフッ素樹脂組成物。
【請求項9】
見掛密度が0.40g/ml以上である請求項1又は2に記載のフッ素樹脂組成物。
【請求項10】
安息角が40°未満である請求項1又は2に記載のフッ素樹脂組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、フッ素樹脂組成物、及び、成形体に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
成形加工等のために融点以上の温度に加熱した履歴のあるポリテトラフルオロエチレン(PTFE)は、そのまま再度成形材料として使用しても充分な物性が得られないため、成形用途での再生は一部に止まっている。
【0003】
特許文献1及び2には、焼成後に粉砕されたPTFEや加熱済みPTFEのリサイクルに関する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2019/244433号
特開2006-70233号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、融点以上の温度に加熱した履歴のあるフッ素樹脂を含むにもかかわらず、引張特性及び取り扱い性に優れるフッ素樹脂組成物、及び、上記フッ素樹脂組成物から得られる成形体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示(1)は、融点以上の温度に加熱した履歴のある溶融流動性を示さないフッ素樹脂Aと、
溶融流動性を示すフッ素樹脂、及び、融点以上の温度に加熱した履歴のない溶融流動性を示さないフッ素樹脂からなる群より選択される少なくとも1種のフッ素樹脂Bと、
充填材とを含む、
溶融流動性を示さないフッ素樹脂組成物である。
【0007】
本開示(2)は、333℃未満の温度領域に1つ以上、かつ、333~360℃の温度領域に1つ以上の融点を有する本開示(1)に記載のフッ素樹脂組成物である。
【0008】
本開示(3)は、上記フッ素樹脂組成物は、テトラフルオロエチレン単位、及び、テトラフルオロエチレンと共重合可能な変性モノマーに基づく変性モノマー単位を含む本開示(1)又は(2)に記載のフッ素樹脂組成物である。
【0009】
本開示(4)は、上記変性モノマー単位の量が、上記フッ素樹脂組成物を構成する全重合単位に対し1.0質量%以下である本開示(3)に記載のフッ素樹脂組成物である。
【0010】
本開示(5)は、フッ素樹脂Aは、ポリテトラフルオロエチレンである本開示(1)~(4)のいずれかとの任意の組合せのフッ素樹脂組成物である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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