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公開番号2025176820
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024083166
出願日2024-05-22
発明の名称材料、及び材料の製造方法
出願人トヨタ紡織株式会社,国立大学法人東海国立大学機構
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類C12M 3/00 20060101AFI20251128BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】新規な材料を提供する。
【解決手段】モノリグノールを用いて細胞壁を成長させた植物培養細胞1を複数接着させてなる、材料3である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
モノリグノールを用いて細胞壁を成長させた植物培養細胞を複数接着させてなる、材料。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
モノリグノールによって、植物培養細胞の細胞壁の厚みを増加させ、
前記植物培養細胞を複数接着させる、材料の製造方法。
【請求項3】
接着にはペルオキシダーゼを用いる、請求項2に記載の材料の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、材料、及び材料の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、樹木を育てて、伐り出し、製材し、材料(木材)を生産することが行われてきた。
このような状況の下、例えば、特許文献1では、植物細胞を利用した材料が検討されている。種々の用途への応用を考えると、更なる新規材料の開発が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-166439号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、新規な材料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の手段を以下に示す。
モノリグノールを用いて細胞壁を成長させた植物培養細胞を複数接着させてなる、材料。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、新規な材料を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本製造方法の一例を模式的に示す説明図である。
モノリグノール添加による厚壁化の確認試験結果を示すグラフである。
酵素処理を用いた成形の様子を示す写真である。
物性試験の結果(弾性率)を示すグラフである。
物性試験の結果(最大応力)を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
ここで、本開示の他の例を示す。
[1]
モノリグノールを用いて細胞壁を成長させた植物培養細胞を複数接着させてなる、材料。
[2]
モノリグノールによって、植物培養細胞の細胞壁の厚みを増加させ、
前記植物培養細胞を複数接着させる、材料の製造方法。
[3]
接着にはペルオキシダーゼを用いる、[2]に記載の材料の製造方法。
【0009】
以下、本開示を詳しく説明する。尚、本明細書において、数値範囲について「-」を用いた記載では、特に断りがない限り、下限値及び上限値を含むものとする。例えば、「10-20」という記載では、下限値である「10」、上限値である「20」のいずれも含むものとする。すなわち、「10-20」は、「10以上20以下」と同じ意味である。また、本開示において、各数値範囲の上限値及び下限値は、任意に組み合わせることができる。
【0010】
1.材料
本開示の材料は、モノリグノールを用いて細胞壁を成長させた植物培養細胞を複数接着させてなる。
(【0011】以降は省略されています)

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