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公開番号2025176821
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024083167
出願日2024-05-22
発明の名称担持粒子、混合物、及び担持粒子の製造方法
出願人トヨタ紡織株式会社,国立大学法人東海国立大学機構
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類B01J 35/39 20240101AFI20251128BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】貴金属を助触媒とし、光触媒として有用な新規担持粒子を提供することを目的とする。
【解決手段】原子数1以上30以下の貴金属クラスター2又は貴金属単原子を光触媒粒子3に担持してなる、担持粒子1である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
原子数１以上３０以下の貴金属クラスター又は貴金属単原子を光触媒粒子に担持してなる、担持粒子。
続きを表示（約 460 文字）【請求項２】
前記光触媒粒子は、窒化炭素粒子及び酸化チタン粒子からなる群より選択される、請求項１に記載の担持粒子。
【請求項３】
前記貴金属クラスター又は前記貴金属単原子には、保護剤が結合していない、請求項１又は請求項２に記載の担持粒子。
【請求項４】
請求項１又は請求項２に記載の担持粒子に、前記貴金属クラスター又は前記貴金属単原子を担持していない非担持光触媒粒子を混合してなる、混合物。
【請求項５】
本混合物１００質量％中で、貴金属量が０．０５質量％以上０．５質量％以下である、請求項４に記載の混合物。
【請求項６】
請求項１又は請求項２に記載の担持粒子を製造する製造方法であって、
マグネトロンスパッタリング法によって、原子数１以上３０以下の前記貴金属クラスター又は前記貴金属単原子を生成する生成工程と、
前記貴金属クラスター又は前記貴金属単原子を前記光触媒粒子にランディングして担持する担持工程と、を備えた担持粒子の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、担持粒子、混合物、及び担持粒子の製造方法に関する。
続きを表示（約 910 文字）【背景技術】
【０００２】
貴金属を助触媒として利用した光触媒は、例えば、特許文献１に開示されている。光触媒の普及を考慮すると、新たな態様の光触媒の開発が切望されていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特表２０２１－５２７５５５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、貴金属を助触媒とし、光触媒として有用な新規担持粒子を提供することを目的とする。
本発明は、以下の形態として実現することが可能である。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
〔１〕
原子数１以上３０以下の貴金属クラスター又は貴金属単原子を光触媒粒子に担持してなる、担持粒子。
【０００６】
〔２〕
前記光触媒粒子は、窒化炭素粒子及び酸化チタン粒子からなる群より選択される、〔１〕に記載の担持粒子。
【０００７】
〔３〕
前記貴金属クラスター又は前記貴金属単原子には、保護剤が結合していない、〔１〕又は〔２〕に記載の担持粒子。
【０００８】
〔４〕
〔１〕又は〔２〕に記載の担持粒子に、前記貴金属クラスター又は前記貴金属単原子を担持していない非担持光触媒粒子を混合してなる、混合物。
【０００９】
〔５〕
本混合物１００質量％中で、貴金属量が０．０５質量％以上０．５質量％以下である、〔４〕に記載の混合物。
【００１０】
〔６〕
〔１〕又は〔２〕に記載の担持粒子を製造する製造方法であって、
マグネトロンスパッタリング法によって、原子数１以上３０以下の前記貴金属クラスター又は前記貴金属単原子を生成する生成工程と、
前記貴金属クラスター又は前記貴金属単原子を前記光触媒粒子にランディングして担持する担持工程と、を備えた担持粒子の製造方法。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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