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公開番号2025176458
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-04
出願番号2024082631
出願日2024-05-21
発明の名称端子防水構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 4/18 20060101AFI20251127BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】熱収縮チューブ等を用いることなく、防水性能を向上することができる端子防水構造を提供する。
【解決手段】端子防水構造10は、芯線12及び絶縁被覆13を有する電線11と、電線11の端末部に装着された端子20とを備える。端子20は、端子20の前端部に形成され、相手端子が電気的に接続される端子接続部21と、端子20の後端側に筒状に形成され、内部に絶縁被覆13から露出した芯線12が配置される電線接続部23とを有する、端子20は、電線接続部23に隣接して端子20の後端部に筒状に形成され、内部に絶縁被覆13が配置される端子防水部24を有する。電線接続部23は、芯線12が挿入された状態で加締められた芯線加締め部32を含み、端子防水部24は、絶縁被覆13が挿入された状態で加締められた被覆加締め部42を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
芯線及び絶縁被覆を有する電線と、
前記電線の端末部に装着された端子と、を備え、
前記端子は、
前記端子の前端部に形成され、相手端子が電気的に接続される端子接続部と、
前記端子の後端側に筒状に形成され、内部に前記絶縁被覆から露出した前記芯線が配置される電線接続部と、
前記電線接続部に隣接して前記端子の後端部に筒状に形成され、内部に前記絶縁被覆が配置される端子防水部と、を有し、
前記電線接続部は、前記芯線が挿入された状態で加締められた芯線加締め部を含み、
前記端子防水部は、前記絶縁被覆が挿入された状態で加締められた被覆加締め部を含む、
端子防水構造。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
前記被覆加締め部の内周には、周方向に沿って延びる環状の突状部が形成されている、請求項1に記載の端子防水構造。
【請求項3】
前記突状部が、前記絶縁被覆に食い込んでいる、請求項2に記載の端子防水構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端子防水構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、電気自動車及びプラグインハイブリッド自動車等の車両に搭載されたバッテリに車両外部から電力を供給(充電)するために、充電コネクタ及び充電ポート(充電インレット)を含む充電システムが利用されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されている充電インレットでは、ハウジング内にはパワー端子及び信号端子等の端子が収容され、端子に接続された電線がハウジングから後方に引き出され、リテーナによって、それらの端子が一括して抜け止めされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-220355号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、電気自動車及びプラグインハイブリッド自動車等の車両の充電システムにおいては、雨水等が端子の内部に浸入することを防止する防水性能が要求される。しかしながら、従来の一般的な端子防水構造(防水圧着端子)は、端子と電線との接続箇所をテープ巻きしたり、端子と電線との接続箇所に熱収縮チューブを被せて加熱する等の工程を行う必要があった。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、熱収縮チューブ等を用いることなく、防水性能を向上することができる端子防水構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る端子防水構造は、芯線及び絶縁被覆を有する電線と、電線の端末部に装着された端子と、を備え、端子は、端子の前端部に形成され、相手端子が電気的に接続される端子接続部と、端子の後端側に筒状に形成され、内部に絶縁被覆から露出した芯線が配置される電線接続部と、電線接続部に隣接して端子の後端部に筒状に形成され、内部に絶縁被覆が配置される端子防水部と、を有し、電線接続部は、芯線が挿入された状態で加締められた芯線加締め部を含み、端子防水部は、絶縁被覆が挿入された状態で加締められた被覆加締め部を含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、熱収縮チューブ等を用いることなく、防水性能を向上することができる端子防水構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る端子防水構造が適用されるコネクタの分解斜視図である。
本実施形態に係る端子防水構造の一例を示す斜視図である。
本実施形態に係る端子防水構造の側断面図である。
電線圧着前の端子の斜視図である。
電線圧着前の端子及び電線の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係る端子防水構造について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
本実施形態に係る端子防水構造(防水圧着端子)は、例えば、車両に搭載されるバッテリを充電する際に用いられる充電コネクタ又は車両の充電ポートに配置される充電インレット等に適用することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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