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公開番号2025176023
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-03
出願番号2025132507,2023206231
出願日2025-08-07,2019-09-12
発明の名称ビデオエンコーダ、ビデオデコーダ、および対応物
出願人ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
代理人個人,個人
主分類H04N 19/70 20140101AFI20251126BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ビデオコーディングにおける参照ピクチャ管理に対するシグナリング効率改善のための方法を提供する。
【解決手段】方法は、符号化されたストリームから第1の参照ピクチャリスト構造の候補を構文解析するステップ、フラグが第1の値を有するとき、第2の参照ピクチャリスト構造の候補がコーディングされたビデオビットストリームに存在しないと決定し、第2の参照ピクチャリスト構造の候補が第1の参照ピクチャリスト構造の候補と同じであると推測するステップ、フラグが第2の値を有するとき、第2の参照ピクチャリスト構造の候補がコーディングされたビデオビットストリームに存在すると決定するステップ、第1の参照ピクチャリスト構造の候補または第2の参照ピクチャリスト構造の候補を使用して参照ピクチャリストを生成するステップ及び再構築されたブロックを生成するために参照ピクチャリストに基づいてインター予測を実行するステップとを含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ビデオデコーダによって実施されるコーディングされたビデオビットストリームを復号する方法であって、
前記コーディングされたビデオビットストリームから、フラグを構文解析するステップと、
前記コーディングされたビデオビットストリームから、第1の参照ピクチャリスト構造の候補を構文解析するステップと、
前記フラグが第1の値を有するとき、第2の参照ピクチャリスト構造の候補が前記コーディングされたビデオビットストリームに存在しないと決定し、前記第2の参照ピクチャリスト構造の前記候補が前記第1の参照ピクチャリスト構造の前記候補と同じであると推測するステップと、
前記フラグが第2の値を有するとき、前記第2の参照ピクチャリスト構造の前記候補が前記コーディングされたビデオビットストリームに存在すると決定するステップと、
前記コーディングされたビデオビットストリームから、前記第1の参照ピクチャリスト構造の前記候補または前記第2の参照ピクチャリスト構造の前記候補のうちの少なくとも1つを使用して参照ピクチャリストを生成するステップと、
再構築されたブロックを生成するために前記参照ピクチャリストに基づいてインター予測を実行するステップとを備える、方法。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記フラグがrpl1_copy_from_rpl0_flagと指定される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記フラグが前記コーディングされたビデオビットストリームのシーケンスパラメータセット(SPS)に含まれる、請求項1から2のいずれか一項に記載の方法。
【請求項4】
前記フラグが前記第1の値を有するとき、前記第2の参照ピクチャリスト構造の前記候補が前記ビデオコーディングされたビットストリームのシーケンスパラメータセット(SPS)に存在しない、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記フラグが前記第2の値を有するとき、前記第2の参照ピクチャリスト構造の前記候補が、前記ビデオコーディングされたビットストリームの前記SPSに存在する、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記フラグの前記第1の値が1である、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記フラグの前記第2の値が0である、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記フラグが、前記コーディングされたビデオビットストリームにおいて、いずれのあらかじめ定められた参照ピクチャリスト構造よりも前に置かれる、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
ビデオエンコーダによって実施されるビデオビットストリームを符号化する方法であって、
第2の参照ピクチャリスト構造の候補が前記ビデオビットストリームにおいて符号化されず、前記第2の参照ピクチャリスト構造の前記候補が第1の参照ピクチャリスト構造の候補と同じであるとビデオデコーダによって推測されるべきであるとき、第1の値を用いてフラグを前記ビデオビットストリームへと符号化するステップと、
前記第2の参照ピクチャリスト構造の前記候補が前記ビデオビットストリームへと符号化されるとき、第2の値を用いてフラグを前記ビデオビットストリームへと符号化するステップと、
前記フラグが前記第1の値を用いて符号化されるとき、前記第1の参照ピクチャリスト構造の前記候補を前記ビデオビットストリームへと符号化するステップと、
前記フラグが前記第2の値を用いて符号化されるとき、前記第1の参照ピクチャリスト構造の前記候補および前記第2の参照ピクチャリスト構造の前記候補を前記ビデオビットストリームへと符号化するステップと、
前記ビデオビットストリームを前記ビデオデコーダに向かって送信するステップとを備える、方法。
【請求項10】
前記フラグがrpl1_copy_from_rpl0_flagと指定される、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本特許出願は、2018年9月12日に出願された「Bit Count Reduction for Reference Picture Management Based on Reference Picture Lists in Video Coding」という表題のFnu Hendry他による米国仮特許出願第62/730,172号、および2019年5月15日に出願された「Bit Count Reduction for Reference Picture Management Based on Reference Picture Lists in Video Coding」という表題のFnu Hendry他による米国仮特許出願第62/848,147号の利益を主張し、これらの各々が参照によって本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,000 文字)【0002】
全般に、本開示は、ビデオコーディングにおける参照ピクチャ管理に対するシグナリング効率の改善のための技法を説明する。より具体的には、本開示は、参照ピクチャリストの構築および参照ピクチャリストに直接基づく参照ピクチャのマーキングのための、改善されたシグナリングのための技法を説明する。
【背景技術】
【0003】
比較的短いビデオであってもそれを描画するために必要なビデオデータの量は相当なものであることがあり、このことは、限られた帯域幅容量でデータがストリーミングされるとき、または通信ネットワークを介して別様に通信されるときに、困難さをもたらし得る。したがって、ビデオデータは一般に、現代の遠隔通信ネットワークを介して通信される前に圧縮される。メモリリソースは限られていることがあるので、ビデオが記憶デバイスに記憶されるときにも、ビデオのサイズは問題となり得る。ビデオ圧縮デバイスはしばしば、送信または記憶の前にビデオデータをコーディングするためにソースにおけるソフトウェアおよび/またはハードウェアを使用し、それにより、デジタルビデオ画像を表現するために必要なデータの量を減らす。次いで、圧縮されたデータが、ビデオデータを復号するビデオ展開デバイスによってデスティネーションにおいて受信される。限られたネットワークリソースと、より高品質なビデオの増え続ける需要により、画像品質をほとんどまたはまったく犠牲にすることなく圧縮比を高める、改善された圧縮および展開技法が望ましい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の態様は、コーディングされたビデオビットストリームを復号する方法に関する。方法は、コーディングされたビデオビットストリームから、フラグを構文解析するステップと、コーディングされたビデオビットストリームから、第1の参照ピクチャリスト構造の候補を構文解析するステップと、フラグが第1の値を有するとき、第2の参照ピクチャリスト構造の候補がコーディングされたビデオビットストリームに存在しないと決定して、第2の参照ピクチャリスト構造の候補が第1の参照ピクチャリスト構造の候補と同じであると推測するステップと、フラグが第2の値を有するとき、第2の参照ピクチャリスト構造の候補がコーディングされたビデオビットストリームに存在すると決定するステップと、第1の参照ピクチャリスト構造の候補または第2の参照ピクチャリスト構造の候補のうちの少なくとも1つを使用して参照ピクチャリストを生成するステップと、再構築されたブロックを生成するために参照ピクチャリストに基づいてインター予測を実行するステップとを備える。
【0005】
方法は、コーディングプロセスを簡単にしてより効率的にする技法を提供する。第2の参照ピクチャリスト構造の候補が第1の参照ピクチャリスト構造の候補と同じであると推測され得るかどうかを指定するためのフラグを使用することによって、ビデオコーディングにおけるコーダ/デコーダ(「コーデック」としても知られている)は、現在のコーデックと比較して改善される(たとえば、使用するビットが少なくなる、必要な帯域幅が少なくなる、より効率的であるなど)。現実問題として、改善されたビデオコーディングプロセスは、ビデオが送信されるとき、受信されるとき、および/または見られるときに、より良いユーザ体験をユーザに提供する。
【0006】
第1の態様自体による方法の第1の実装形態では、フラグはrpl1_copy_from_rpl0_flagと指定される。
【0007】
第1の態様自体または第1の態様の任意の先行する実装形態による方法の第2の実装形態では、フラグは、コーディングされたビデオビットストリームのシーケンスパラメータセット(SPS)に含まれる。
【0008】
第1の態様自体または第1の態様の任意の先行する実装形態による方法の第3の実装形態では、フラグが第1の値を有するとき、第2の参照ピクチャリスト構造の候補は、ビデオコーディングされたビットストリームのシーケンスパラメータセット(SPS)に存在しない。
【0009】
第1の態様自体または第1の態様の任意の先行する実装形態による方法の第4の実装形態では、フラグが第2の値を有するとき、第2の参照ピクチャリスト構造の候補は、ビデオコーディングされたビットストリームのSPSに存在する。
【0010】
第1の態様自体または第1の態様の任意の先行する実装形態による方法の第5の実装形態では、フラグの第1の値は1である。
(【0011】以降は省略されています)

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