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公開番号
2025175828
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-03
出願番号
2024082111
出願日
2024-05-20
発明の名称
冷却装置
出願人
日産自動車株式会社
,
ルノー エス.ア.エス.
,
RENAULT S.A.S.
代理人
個人
,
個人
主分類
H01L
23/36 20060101AFI20251126BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】冷却効率を高めると共に、気流発生デバイスの消費電力を低減できる冷却装置を提供することにある。
【解決手段】本発明の冷却装置は、ベースプレートに立設したフィンの間に複数の流路を形成したヒートシンクと、上記流路内に気流を流す気流発生デバイスと、を備える。
そして、上記複数の流路を形成するフィンが、隣接する流路間を繋ぐ複数の貫通孔を有するフィンを含み、
上記気流発生デバイスが、少なくとも隣接する流路間で流速が異なる気流を生じさせ、フィンの貫通孔を気流が通過するようにしたため、冷却効率の向上と気流発生デバイスの消費電力の低減とを両立できる冷却装置を提供することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ベースプレートに立設したフィンの間に複数の流路を形成したヒートシンクと、
上記流路内に気流を流す気流発生デバイスと、を備える冷却装置であって、
上記複数の流路を形成するフィンが、隣接する流路間を繋ぐ複数の貫通孔を有するフィンを含み、
上記気流発生デバイスが、少なくとも隣接する流路間で流速が異なる気流を生じさせることを特徴とする冷却装置。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
上記気流発生デバイスが、プラズマアクチュエータであることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
【請求項3】
上記プラズマアクチュエータが、上記流路の上流側に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の冷却装置。
【請求項4】
隣接する流路のいずれか一方に上記プラズマアクチュエータが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の冷却装置。
【請求項5】
上記プラズマアクチュエータがバースト駆動を行い、
隣り合うプラズマアクチュエータの駆動タイミングが異なることを特徴とする請求項2に記載の冷却装置。
【請求項6】
上記フィンが、ロータス型ポーラス金属で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
【請求項7】
上記フィンは、上流側よりも下流側の貫通孔の径が大きいことを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
【請求項8】
上記フィンが、ストレートフィンであることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
【請求項9】
さらに、主気流を上記流路内に流すファンを有することを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷却装置に係り、更に詳細には、ヒートシンクと該ヒートシンクの流路に気流を流す気流発生デバイスとを備える冷却装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
コンバータ等の電力変換装置には、半導体、コンデンサ、コイルなど、発熱体となる電子部品が含まれており、これらの電子部品を冷却するためにヒートシンクが取り付けられる。
【0003】
近年、電力変換装置の小型化や大電力化が要求されており、電子部品を高密度に配置して小型化すると、電力変換装置内の発熱要素の密度が上昇し、加えて大電力化によって発熱要素の発熱量が増大するので、これらを冷却するヒートシンクの性能も向上させる必要がある。
【0004】
特許文献1には、ヒートシンクにプラズマアクチュエータなどの気流発生デバイスを設け、誘起流を断続的に発生させることでフィンの表面に生じる渦流により、ヒートシンクの表面近傍に形成される温度境界層を薄くすることで冷却効率を高めると共に、上記気流発生デバイスによる消費電力を低減した冷却装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-158718号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載のものにあっては、ヒートシンクの流路を形成するフィンが平板で形成され、各流路が独立しているため、各流路について冷却効率を高められるように、各流路に設けられた気流発生デバイスを同じように駆動しなければならず、気流発生デバイスにおける消費電力を低減するには限界がある。
【0007】
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、冷却効率を高めると共に、上記気流発生デバイスによる消費電力をさらに低減できる冷却装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、流路を形成するフィンに貫通孔を設けて隣接する流路間を繋ぐと共に、隣接する流路間に流れる気流の流速に差を設けることにより、上記目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
即ち、本発明の冷却装置は、ベースプレートに立設したフィンの間に複数の流路を形成したヒートシンクと、上記流路内に気流を流す気流発生デバイスと、を備える。
そして、上記複数の流路を形成するフィンが、隣接する流路間を繋ぐ複数の貫通孔を有するフィンを含み、
上記気流発生デバイスが、少なくとも隣接する流路間で流速が異なる気流を生じさせることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、流路を形成するフィンに貫通孔を設けて隣接する流路間を繋ぐと共に、隣接する流路間に流れる気流の流速に差をつけて、気流がフィンの貫通孔を通過するようにしたため、冷却効率の向上と気流発生デバイスによる消費電力の低減とを両立できる冷却装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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