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公開番号
2025175501
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-03
出願番号
2024081656
出願日
2024-05-20
発明の名称
車載システム、車載装置、データ復元プログラムおよびデータ分散プログラム
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人ワンディ-IPパ-トナ-ズ
主分類
G06F
21/62 20130101AFI20251126BHJP(計算;計数)
要約
【課題】秘匿化されたデータをより柔軟に利用する。
【解決手段】車載システムは、所定の対象データを復元するための分散データであって、複数の保存先に分散して保存された複数の前記分散データの前記保存先を示す保存先情報と、前記複数の分散データを用いた前記対象データの復元方法を示す復元情報とを記憶する1または複数の記憶装置と、前記記憶装置における前記保存先情報および前記復元情報を、外部の装置へ送信する送信装置とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の対象データを復元するための分散データであって、複数の保存先に分散して保存された複数の前記分散データの前記保存先を示す保存先情報と、前記複数の分散データを用いた前記対象データの復元方法を示す復元情報とを記憶する1または複数の記憶装置と、
前記記憶装置における前記保存先情報および前記復元情報を、外部の装置へ送信する送信装置とを備える、車載システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記車載システムは、
前記保存先情報を記憶する前記記憶装置である第1の記憶装置と、
前記復元情報を記憶する前記記憶装置である第2の記憶装置とを備える、請求項1に記載の車載システム。
【請求項3】
前記復元情報は、前記第2の記憶装置に予め保存されており、
前記車載システムは、さらに、
前記複数の分散データおよび前記保存先情報を生成し、生成した前記保存先情報を前記第1の記憶装置に保存し、生成した前記複数の分散データを複数の記憶装置に分散して保存する分散装置を備える、請求項2に記載の車載システム。
【請求項4】
前記第1の記憶装置および前記第2の記憶装置は、前記分散装置よりも高い耐タンパ性を有する、請求項3に記載の車載システム。
【請求項5】
車両に搭載される車載装置であって、
所定の対象データを復元するための分散データであって、複数の保存先に分散して保存された複数の前記分散データの前記保存先を示す保存先情報を、前記車載装置の外部の装置から取得する保存先情報取得部と、
前記複数の分散データを用いた前記対象データの復元方法を示す復元情報を前記車載装置の外部の装置から取得する復元情報取得部と、
前記保存先情報取得部により取得された前記保存先情報に基づいて、前記複数の分散データを取得する分散データ取得部と、
前記復元情報取得部により取得された前記復元情報と、前記分散データ取得部により取得された前記複数の分散データとに基づいて、前記対象データを復元する復元部とを備える、車載装置。
【請求項6】
車両に搭載される車載装置であって、
所定の対象データを復元するための複数の分散データを生成し、生成した前記複数の分散データを複数の記憶装置に分散して保存する分散部と、
前記分散部による前記複数の分散データの保存先を示す保存先情報を生成する生成部と、
前記生成部により生成された前記保存先情報を前記車載装置の外部の装置へ送信する送信部とを備える、車載装置。
【請求項7】
車両に搭載される車載装置において用いられるデータ復元プログラムであって、
コンピュータを、
所定の対象データを復元するための分散データであって、複数の保存先に分散して保存された複数の前記分散データの前記保存先を示す保存先情報を、前記車載装置の外部の装置から取得する保存先情報取得部と、
前記複数の分散データを用いた前記対象データの復元方法を示す復元情報を前記車載装置の外部の装置から取得する復元情報取得部と、
前記保存先情報取得部により取得された前記保存先情報に基づいて、前記複数の分散データを取得する分散データ取得部と、
前記復元情報取得部により取得された前記復元情報と、前記分散データ取得部により取得された前記複数の分散データとに基づいて、前記対象データを復元する復元部、
として機能させるための、データ復元プログラム。
【請求項8】
車両に搭載される車載装置において用いられるデータ分散プログラムであって、
コンピュータを、
所定の対象データを復元するための複数の分散データを生成し、生成した前記複数の分散データを複数の記憶装置に分散して保存する分散部と、
前記分散部により保存された前記複数の分散データの保存先を示す保存先情報を生成する生成部と、
前記生成部により生成された前記保存先情報を前記車載装置の外部の装置へ送信する送信部、
として機能させるための、データ分散プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車載システム、車載装置、データ復元プログラムおよびデータ分散プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、秘密分散法を用いて、データが不正に取得されることを防ぐ技術が提案されている。たとえば、特許文献1(特開2022-42329号公報)には、以下のような鍵共有方法が開示されている。すなわち、鍵共有方法は、認証デバイスと認証対象デバイスとの間の鍵共有方法であって、前記認証デバイスは、予め共有情報を前記認証対象デバイスと共有してあり、前記認証デバイス及び認証対象デバイスの一方が所定の方法で生成した生成値を他方と共有し、前記認証デバイス及び認証対象デバイスそれぞれは、分散前データを複数に分散した分散データの全部又は一部が揃うことにより前記分散前データを復元できる所定の符号化手法に前記生成値を用いて前記共有情報から複数の第1分散情報を生成し、前記複数の第1分散情報のうちの一の第1分散情報又は前記一の第1分散情報から派生した派生情報を共通鍵として共有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-42329号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、分散データを用いたデータの復元先は所定の装置に限られる。
【0005】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、秘匿化されたデータをより柔軟に利用することが可能な車載システム、車載装置、データ復元プログラムおよびデータ分散プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の車載システムは、所定の対象データを復元するための分散データであって、複数の保存先に分散して保存された複数の前記分散データの前記保存先を示す保存先情報と、前記複数の分散データを用いた前記対象データの復元方法を示す復元情報とを記憶する1または複数の記憶装置と、前記記憶装置における前記保存先情報および前記復元情報を、外部の装置へ送信する送信装置とを備える。
【0007】
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える車載システムとして実現され得るだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする通信方法として実現され得たり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現され得る。また、本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える車載装置として実現され得るだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとするデータ分散方法として実現され得たり、車載装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得る。また、本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える車載装置として実現され得るだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとするデータ復元方法として実現され得たり、車載装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得る。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、秘匿化されたデータをより柔軟に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の実施の形態に係る通信システムの構成を示す図である。
図2は、本開示の実施の形態に係る車載ECUの構成を示す図である。
図3は、本開示の実施の形態に係る他の車載ECUの構成を示す図である。
図4は、本開示の実施の形態に係る車載ECUが分散データを配布する際の動作手順の一例を定めたフローチャートである。
図5は、本開示の実施の形態に係る車載ECUが認証データを復元する際の動作手順の一例を定めたフローチャートである。
図6は、本開示の実施の形態に係る通信システムにおける分散データの配布のシーケンスの一例を示す図である。
図7は、本開示の実施の形態に係る通信システムにおける認証データの復元のシーケンスの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
最初に、本開示の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本開示の実施の形態に係る車載システムは、所定の対象データを復元するための分散データであって、複数の保存先に分散して保存された複数の前記分散データの前記保存先を示す保存先情報と、前記複数の分散データを用いた前記対象データの復元方法を示す復元情報とを記憶する1または複数の記憶装置と、前記記憶装置における前記保存先情報および前記復元情報を、外部の装置へ送信する送信装置とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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