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公開番号2025175318
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-03
出願番号2024081374
出願日2024-05-20
発明の名称画像形成装置、印刷システム、画像形成方法及びプログラム
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20251126BHJP(計算;計数)
要約【課題】印刷結果の使用用途に応じた情報を印刷データに基づく画像に付加して印刷できる画像形成装置、印刷システム、画像形成方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】画像形成装置は、印刷データを取得する取得部と、前記印刷データが付加された印刷ジョブを保存する処理を実行する制御部と、を備え、前記制御部は、前記印刷ジョブを保存した保存時についての追跡情報及び前記印刷ジョブを実行する実行時についての追跡情報からユーザの操作により選択された追跡情報に基づく画像を、前記印刷データに基づく画像に付加して印刷する処理を実行する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
印刷データを取得する取得部と、
前記印刷データが付加された印刷ジョブを保存する処理を実行する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記印刷ジョブを保存した保存時についての追跡情報及び前記印刷ジョブを実行する実行時についての追跡情報からユーザの操作により選択された追跡情報に基づく画像を、前記印刷データに基づく画像に付加して印刷する処理を実行する
画像形成装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記ユーザの操作を受け付ける操作部を備える
請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】
前記制御部は、前記印刷データが属する種別に応じて、前記ユーザの操作により選択された追跡情報を設定する
請求項１又は２に記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記制御部は、指定された種別に属する印刷データについて、前記印刷ジョブを保存する処理を実行することが、指定された権限を有するユーザの操作により選択された場合、前記印刷ジョブを保存する処理を実行することに制限し、前記印刷ジョブを保存する処理を実行することが、前記権限を有するユーザの操作により選択されない場合、前記印刷ジョブを保存する処理を実行することに制限しない
請求項１又は２に記載の画像形成装置。
【請求項５】
前記ユーザの操作により選択された追跡情報は、前記ユーザ毎に保存される
請求項１又は２に記載の画像形成装置。
【請求項６】
前記制御部は、前記印刷ジョブを再実行する場合、前記ユーザの操作により前回選択された追跡情報に基づく画像を、前記印刷データに基づく画像に付加して印刷する処理を実行する
請求項１又は２に記載の画像形成装置。
【請求項７】
前記保存時についての追跡情報は、保存者及び保存日時の少なくとも一方を示し、
前記実行時についての追跡情報は、印刷者及び印刷日時の少なくとも一方を示す
請求項１又は２に記載の画像形成装置。
【請求項８】
前記追跡情報は、印刷部数を示す情報を含む
請求項１又は２に記載の画像形成装置。
【請求項９】
端末装置と、
前記端末装置と通信可能である画像形成装置と、
を含み、
前記端末装置は、
印刷データが付加された印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する処理を実行する端末制御部を備え、
前記画像形成装置は、
前記印刷ジョブを保存する処理を実行する制御部を備え、
前記制御部は、前記印刷ジョブを保存した保存時についての追跡情報及び前記印刷ジョブを実行する実行時についての追跡情報からユーザの操作により選択された追跡情報に基づく画像を、前記印刷データに基づく画像に付加して印刷する処理を実行する
印刷システム。
【請求項１０】
前記端末装置は、
前記ユーザの操作を受け付ける端末操作部を備える
請求項９に記載の印刷システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、画像形成装置、印刷システム、画像形成方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 2,400 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１は、印刷時刻情報、印刷者情報等を含むコード画像と、文書画像とを媒体に印刷する技術を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００７－２５７８４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
生成された印刷ジョブを直ちに実行する場合、単に印刷時の追跡情報（印刷の実行を指示したユーザや印刷日時等）をコード画像等として付加すればよい。それに対し、印刷ジョブを画像形成装置内に一旦保存し、後ほど（印刷ジョブの保存を指示したユーザと同一のユーザまたは異なるユーザが）印刷ジョブを実行する場合、印刷結果の使用用途により、印刷ジョブ保存時の追跡情報（印刷ジョブの保存を指示したユーザや保存日時等）を付加するのが適する場合と、印刷ジョブ実行時の追跡情報（印刷ジョブの実行を指示したユーザや印刷日時等）を付加するのが適する場合とがあり得る。特許文献１に開示された技術においては、印刷ジョブに含まれる印刷データに基づく画像に印刷時の情報のみを付加して印刷する。そのため、特許文献１に開示された技術においては、印刷結果の使用用途に応じた情報を印刷データに基づく画像に付加して印刷できない。そこで、本開示の一態様は、印刷結果の使用用途に応じた情報を印刷データに基づく画像に付加して印刷できる画像形成装置、印刷システム、画像形成方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示の一形態に係る画像形成装置は、印刷データを取得する取得部と、前記印刷データが付加された印刷ジョブを保存する処理を実行する制御部と、を備え、前記制御部は、前記印刷ジョブを保存した保存時についての追跡情報及び前記印刷ジョブを実行する実行時についての追跡情報からユーザの操作により選択された追跡情報に基づく画像を、前記印刷データに基づく画像に付加して印刷する処理を実行する。
【０００６】
本開示の一形態に係る印刷システムは、端末装置と、前記端末装置と通信可能である画像形成装置と、を含む。前記端末装置は、印刷データが付加された印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する処理を実行する端末制御部を備える。前記画像形成装置は、前記印刷ジョブを保存する処理を実行する制御部を備え、前記制御部は、前記印刷ジョブを保存した保存時についての追跡情報及び前記印刷ジョブを実行する実行時についての追跡情報からユーザの操作により選択された追跡情報に基づく画像を、前記印刷データに基づく画像に付加して印刷する処理を実行する。
【０００７】
本開示の一形態に係る画像形成方法は、印刷データを取得する工程と、前記印刷データが付加された印刷ジョブを保存する工程と、前記印刷ジョブを保存した保存時についての追跡情報及び前記印刷ジョブを実行する実行時についての追跡情報からユーザの操作により選択された追跡情報に基づく画像を、前記印刷データに基づく画像に付加して印刷する工程と、を含む。
【０００８】
本開示の一形態に係るプログラムは、コンピュータに、印刷ジョブを保存する保存時についての追跡情報、及び前記印刷ジョブを実行する実行時についての追跡情報から前記ユーザの操作により選択された追跡情報と、印刷データとを前記印刷ジョブに付加する機能と、前記印刷ジョブを画像形成装置に送信する機能とを実行させる。
【発明の効果】
【０００９】
本開示の一形態によれば、印刷結果の使用用途に応じた情報を印刷データに基づく画像に付加して印刷できる画像形成装置、印刷システム、画像形成方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
印刷システムの全体構成の一例を示すブロック図である。
第一実施形態に係る印刷ジョブの一例を示す図である。
端末装置の構成の一例を示すブロック図である。
画像形成装置の構成の一例を示すブロック図である。
第一実施形態に係る端末装置の動作の一例を示すフローチャートである。
第一実施形態に係る端末装置の表示部に表示される印刷設定画面の一例を示す図である。
端末装置が画像形成装置に印刷ジョブを送信する場合における画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。
画像形成装置が原稿載置台に載置された原稿を読み取る、又は外部記憶媒体に記憶される印刷データを読み込むことで、印刷データを取得する場合における画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図８に続く画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。
データ選択画面の一例を示す図である。
第一実施形態に係る画像形成装置の表示部に表示される印刷設定画面の一例を示す図である。
第二実施形態に係る印刷ジョブの一例を示す図である。
第二実施形態に係る端末装置の表示部に表示される印刷設定画面の一例を示す図である。
第二実施形態に係る端末装置の表示部に表示されるシステム設定画面の一例を示す図である。
追跡情報の詳細設定画面の一例を示す図である。
第二実施形態に係る端末装置の動作の一例を示すフローチャートである。
第二実施形態に係る画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。
第三実施形態に係る端末装置の表示部に表示されるシステム設定画面の一例を示す図である。
第三実施形態に係る画像形成装置の表示部に表示される追跡内容選択画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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