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公開番号
2025174760
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-28
出願番号
2024088383
出願日
2024-05-15
発明の名称
曝気装置
出願人
新・産業洗浄株式会社
代理人
個人
主分類
C02F
3/20 20230101AFI20251120BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】多量の気泡を含んだ液体を所望の方向に送出できる曝気装置を提供する。
【解決手段】液体中に設けられる層流ポンプ12を備えた曝気装置1である。
層流ポンプ12は、液体を吸入する吸入口15aを有するケーシング15と、ケーシング15の内部に設けられたモータ16と、モータ16の回転軸に取り付けられたインペラ17とを有し、インペラ17の近傍に位置する吸入口15aからケーシング15内に気体を供給する気体供給手段2を備える。気体供給手段によって吸入口からケーシング15内に供給された気体は、インペラ17により撹拌されて、多量の気泡となり、さらに、インペラ17によってケーシング15に吸入された液体とともに所定方向に送出される。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
液体中に設けられる起流ポンプを備えた曝気装置であって、
前記起流ポンプは、液体を吸入する吸入口を有するケーシングと、
前記ケーシングの内部に設けられたモータと、
前記モータの回転軸に取り付けられたインペラとを有し、
前記インペラの近傍に位置する前記吸入口から前記ケーシング内に、気体を供給する気体供給手段を備えることを特徴とする曝気装置。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記気体供給手段は、気体を前記吸入口から前記ケーシング内に供給可能な供給チューブと、
前記供給チューブに接続されて気体を前記供給チューブに送り込む送気ポンプとを備えていることを特徴とする請求項1に記載の曝気装置。
【請求項3】
前記供給チューブは、可撓性を有するチューブ本体と、このチューブ本体に設けられて、前記気体を前記吸入口から前記ケーシング内に供給する供給部とを1か所以上備えることを特徴とする請求項2に記載の曝気装置。
【請求項4】
前記チューブ本体は、前記起流ポンプの前記ケーシングに巻き付けられて保持されていることを特徴とする請求項3に記載の曝気装置。
【請求項5】
前記起流ポンプは、液体に層流を発生させることが可能な層流ポンプであることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の曝気装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水等の液体に空気等の気体を送り込む曝気装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、曝気装置として、高濃度酸素供給装置(非常に高価)を使い高濃度酸素が溶け込んだ水を供給するもの、水車など、水面で回転体を使って攪拌する(空気は水槽の上部近傍のみ拡散)もの、業務用エアポンプでエアを供給(但し空気は下から上の垂直方向のみ)するもの、エアコンプレッサを接続した塩ビパイプを沈めて供給(これも下から上のみ)するものが知られている。
例えば、特許文献1には、複数の回転羽根を備え、槽内の被処理水に浸漬するように配置されて上下方向の軸線回りに回転することにより前記被処理水を撹拌し槽内に上下方向の旋回循環流を形成するための撹拌インペラと、前記旋回循環流に対して酸素含有気体を供給し散気する散気装置とを具備した曝気装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-12475号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の曝気装置では多量の気泡を含んだ液体を所望の方向に送出するのは困難であった。
【0005】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、多量の気泡を含んだ液体を所望の方向に送出できる曝気装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明の曝気装置は、液体中に設けられる起流ポンプを備えた曝気装置であって、
前記起流ポンプは、液体を吸入する吸入口を有するケーシングと、
前記ケーシングの内部に設けられたモータと、
前記モータの回転軸に取り付けられたインペラとを有し、
前記インペラの近傍に位置する前記吸入口から前記ケーシング内に、気体を供給する気体供給手段を備えることを特徴とする。
【0007】
ここで、前記液体が養殖槽に収容される水(飼育水)である場合、気体供給手段によって空気を吸入口からケーシング内に供給する。
【0008】
本発明においては、液体中に設けられる起流ポンプが、液体を吸入する吸入口を有するケーシングとモータとインペラとを有し、インペラの近傍に位置する前記吸入口からケーシング内に、気体を供給する気体供給手段を備えるので、気体供給手段によって吸入口からケーシング内に供給された気体は、インペラにより撹拌されて、多量の気泡となり、さらに、インペラによってケーシングに吸入された液体とともに所定方向に送出される。したがって、多量の気泡を含んだ液体を所望の方向に送出できる。
【0009】
また、本発明の前記構成において、前記気体供給手段は、気体を前記吸入口から前記ケーシング内に供給可能な供給チューブと、
前記供給チューブに接続されて気体を前記供給チューブに送り込む送気ポンプを備えていてもよい。
【0010】
このような構成によれば、送気ポンプによって供給チューブに送り込まれた気体を、吸入口からケーシング内に確実に供給できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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