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公開番号
2025174253
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-28
出願番号
2024080407
出願日
2024-05-16
発明の名称
循環水処理用水溶液
出願人
株式会社パーカーコーポレーション
代理人
弁理士法人たかはし国際特許事務所
主分類
C02F
1/56 20230101AFI20251120BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】湿式塗装ブースに用いられる循環水の中に存在する余剰物質を、簡便に除去し易くする循環水処理用水溶液、及び、それを用いる循環水の処理方法を提供する。
【解決手段】湿式塗装ブースに用いられる循環水中に含有させて、該循環水中に存在する「被塗物に付着しなかった余剰物質」を除去し易くする、少なくとも(1)重量平均分子量3000以下のノボラック、(2)水酸化ナトリウム、又は、水酸化カリウム、(3)カチオン性低分子量ポリマー、(4)水、を全て1液中に配合してなる循環水処理用水溶液であって、前記(1)の「重量平均分子量3000以下のノボラック」のフェノール性水酸基1モルに対して、前記(2)の「水酸化ナトリウム、又は、水酸化カリウム」を合計で、0.40モル以上1.5モル以下で配合し、前記(3)のポリエチレンイミンを、0.14モル以上1.18モル以下で配合してなる循環水処理用水溶液。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
湿式塗装ブースに用いられる循環水中に含有させて、該循環水中に存在する「被塗物に付着しなかった余剰物質」を除去し易くする、少なくとも以下の物質を全て1液中に配合してなる循環水処理用水溶液であって、
(1)重量平均分子量3000以下のノボラック
(2)水酸化ナトリウム、又は、水酸化カリウム
(3)カチオン性低分子量ポリマー
(4)水
前記(1)の「重量平均分子量3000以下のノボラック」のフェノール性水酸基1モルに対して、前記(2)の「水酸化ナトリウム、又は、水酸化カリウム」を合計で、0.40モル以上1.5モル以下で配合し、前記(3)のカチオン性低分子量ポリマーを、0.14モル以上1.18モル以下で配合してなるものであることを特徴とする循環水処理用水溶液。
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【請求項2】
前記循環水中に、溶剤型塗料に含有されていた余剰物質Aと、水性塗料に含有されていた余剰物質Bとが含有されており、該余剰物質Aと該余剰物質Bとを、1液で処理するようになっている請求項1に記載の循環水処理用水溶液。
【請求項3】
前記余剰物質Aの有する粘着性を低下させて除去し易くすると共に、前記余剰物質Bをフロック化させて除去し易くしている請求項2に記載の循環水処理用水溶液。
【請求項4】
前記(3)のカチオン性低分子量ポリマーが、ポリエチレンイミンである請求項1に記載の循環水処理用水溶液。
【請求項5】
前記ポリエチレンイミンが、分岐構造を有するものであり、1級アミン、2級アミン、及び、3級アミンを有するポリマーである請求項4に記載の循環水処理用水溶液。
【請求項6】
前記(3)のカチオン性低分子量ポリマーが、重量平均分子量1万以上20万以下のものである請求項1に記載の循環水処理用水溶液。
【請求項7】
請求項1ないし請求項6の何れかの請求項に記載の循環水処理用水溶液の製造方法であって、
前記(2)の「水酸化ナトリウム、又は、水酸化カリウム」を溶解した水溶液に、前記(1)の「重量平均分子量3000以下のノボラック」を溶解させる工程を有することを特徴とする、循環水処理用水溶液の製造方法。
【請求項8】
請求項1ないし請求項6の何れかの請求項に記載の循環水処理用水溶液を、溶剤型塗料に含有されていた余剰物質Aと、水性塗料に含有されていた余剰物質Bとが含有されている前記循環水中に、1液の状態で投入して、前記余剰物質Aの有する粘着性を低下させて除去し易くすると共に、前記余剰物質Bをフロック化して除去し易くすることを特徴とする、湿式塗装ブースに用いられる循環水の処理方法。
【請求項9】
前記余剰物質Aと前記余剰物質Bを除去し易くした後に、カチオン性高分子量ポリマー、及び/又は、アニオン性高分子量ポリマーを、前記循環水中に投入して、該余剰物質Aと該余剰物質Bを粗大化させて塊状にし、更に除去し易くする請求項8に記載の、湿式塗装ブースに用いられる循環水の処理方法。
【請求項10】
前記カチオン性高分子量ポリマー、及び/又は、前記アニオン性高分子量ポリマーが、重量平均分子量50万以上のものである請求項9に記載の、湿式塗装ブースに用いられる循環水の処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、湿式塗装ブースに用いられる循環水中に含有させて、該循環水中の余剰物質等を除去し易くする循環水処理用水溶液に関し、詳しくは、該循環水中の不要の余剰物質等を除去し易くする1液性の循環水処理用水溶液、及び、「該湿式塗装ブースに用いられる循環水」の処理方法に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車等の塗装には、例えば図1に示したように、湿式塗装ブースを用いたスプレー塗装が行われており、その際に、塗装に用いられなかった余剰物質(未着塗料、オーバーミスト)が大量に発生する。
そして、その塗装工程を正常に行うためには、図2に示したように、該余剰物質を頻繁に除去する必要がある。
なお、該湿式塗装ブースの方式には、ウォーターカーテン式等、種々の方式があるが、何れの方式も、循環水中の該余剰物質を、適宜、除去・回収している(除去・回収せざるを得ない)(図1、2参照)。
【0003】
一方、湿式塗装ブースに用いられる塗料は、有機溶剤を用いた溶剤型塗料と、エマルジョン塗料等の媒体に水を用いた水性塗料とがある。
そして、1つの湿式塗装ブースで、又は、1つの循環水系において、溶剤型塗料と水性塗料の両方が使用されることがある。
【0004】
溶剤型塗料は、水性塗料に比べ、耐候性、耐チッピング性等に優れており、例えば、上塗りクリヤー塗装等において多く使われている。
また、水性塗料は、水を媒体とするため、引火性がなく安全で、また衛生的であり、有機溶剤による公害がない等の利点を有する。
そのため、共通の湿式塗装ブース、又は、共通の循環水系において、被塗物に応じて、溶剤型塗料と水性塗料の両方の塗料が使い分けられ、その結果、溶剤型塗料に起因する余剰物質(未着塗料)Aと、水性塗料に起因する余剰物質(未着塗料)Bとが、循環水中に混在することとなる。
【0005】
溶剤型塗料を用いた場合には、循環水中に取り込まれた余剰物質Aは、粘着性が高いため周囲に付着したり、固着して大きな固まりになったりして、目詰まりを生じさせ易い。
一方、水性塗料を用いた場合には、循環水中に取り込まれた余剰物質Bは、該循環水を濁らせ、有機物による水質汚染の程度を示すCOD(Chemical Oxygen Demand)を増加させ、また、該循環水を発泡させて循環系に支障を生じさせ易い。
【0006】
そこで、主に、溶剤型塗料に起因する余剰物質Aの処理剤として、特許文献1には、タンニンと、アルカリ金属の水酸化物又は炭酸塩との水溶液が記載されている。
【0007】
また、特許文献2には、(メタ)アクリル酸エステルの「ベンジル基が結合した構造を有する第四級アンモニウム塩」を単位として有する処理剤が記載されている。
【0008】
また、特許文献3には、特定の水溶性カチオンモノマーを単位とする水溶性(共)重合体を含有し、特定の固有粘度を有する有機凝結剤が記載されている。
【0009】
また、特許文献4には、重量平均分子量が3000より大きく10万以下のフェノール樹脂を含有する循環水処理剤が記載されている。
【0010】
また、特許文献5には、アルミニウムと塩素の比率を特定した塩基性塩化アルミニウムを含む循環水処理剤が記載されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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