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公開番号2025173566
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024079148
出願日2024-05-15
発明の名称状態判定システムおよび状態判定方法
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人
主分類G01M 99/00 20110101AFI20251120BHJP(測定;試験)
要約【課題】構造物または機器が含まれる対象物の状態を広く判定することができる状態判定システム等を提供する。
【解決手段】構造物または機器が含まれる対象物の状態を判定する状態判定システムであって、対象物の形状を取得する形状取得部と、学習済みモデルを用い、形状取得部により取得された画像に示される形状に基づいて対象物の状態を判定する判定部と、を備える。判定部は、対象物の画像を構成するフレームに示される形状に基づいて、または、形状の時系列的な変化に基づいて状態を判定することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
構造物または機器が含まれる対象物の状態を判定する状態判定システムであって、
前記対象物の形状を取得する形状取得部と、
学習済みモデルを用い、前記形状取得部により取得された前記形状に基づいて前記対象物の状態を判定する判定部と、
を備える、状態判定システム。
続きを表示（約 420 文字）【請求項２】
前記判定部は、前記対象物の画像を構成するフレームに示される前記形状に基づいて前記状態を判定する、請求項１に記載の状態判定システム。
【請求項３】
前記判定部は、前記形状の時系列的な変化に基づいて前記状態を判定する、請求項１に記載の状態判定システム。
【請求項４】
音または振動を取得する音振動取得部を備え、
前記判定部は、前記形状に加えて前記音振動取得部により取得された前記音または振動に基づいて前記状態を判定する、請求項１に記載の状態判定システム。
【請求項５】
構造物または機器が含まれる対象物の状態を判定する状態判定方法であって、
前記対象物の形状を取得する形状取得ステップと、
学習済みモデルを用い、前記形状取得ステップにより取得された前記形状に基づいて前記対象物の状態を判定する判定ステップと、
を備える、状態判定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、状態判定システムおよび状態判定方法に関する。
続きを表示（約 960 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、荷重物による計測対象の変位を計測する変位計測装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第６８８３７６７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、特許文献１に開示された技術では、例えば、構造物または機器が含まれる対象物の状態を変位のみで判定することができない場合がある。
【０００５】
そこで、１つの側面では、本発明は、構造物または機器が含まれる対象物の状態を広く判定することができる状態判定システム等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
１つの態様では、
構造物または機器が含まれる対象物の状態を判定する状態判定システムであって、
前記対象物の形状を取得する形状取得部と、
学習済みモデルを用い、前記形状取得部により取得された前記形状に基づいて前記対象物の状態を判定する判定部と、
を備える、状態判定システムが提供される。
【発明の効果】
【０００７】
１つの側面では、本発明によれば、構造物または機器が含まれる対象物の状態を広く判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本実施例の状態判定システムの構成を示す図である。
対象物としてのウィンチ周辺の画像を示す図である。
判定部における処理を例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
図１は、本実施例の状態判定システムの構成を示す図である。
【００１０】
図１に示すように、本実施例の状態判定システム１０は、構造物または機器が含まれる対象物をカメラ２０により撮影した画像に基づいて形状を取得する形状取得部１１と、学習済みモデルを用い、形状取得部１１により取得された形状に基づいて対象物の状態を判定する判定部１２と、音または振動を取得する音振動取得部１３と、を備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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