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公開番号2025173334
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-27
出願番号2024078880
出願日2024-05-14
発明の名称精算装置、精算システム、精算方法及び精算プログラム
出願人ステアリテール株式会社
代理人個人
主分類G06Q 20/14 20120101AFI20251119BHJP(計算;計数)
要約【課題】車両の充電に係るユーザの利便性の向上を図ることができる精算装置、精算システム、精算方法及び精算プログラムを提供すること。
【解決手段】本開示に係る精算装置は、車両のユーザが設定した与信金額に関する情報を取得する与信金額取得部と、ユーザが充電料金以外の支払料金を支払う時に、車両を充電する車両用充電装置に対して、充電停止を指示する指示部と、車両用充電装置の車両に対する充電積算情報を取得する充電積算情報取得部と、充電停止時までの充電積算情報に基づく充電料金と支払料金との合算料金を算出し、与信金額と合算料金とに基づいて精算処理を行う精算処理部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車両のユーザが設定した与信金額に関する情報を取得する与信金額取得部と、
前記ユーザが充電料金以外の支払料金を支払う時に、前記車両を充電する車両用充電装置に対して、充電停止を指示する指示部と、
前記車両用充電装置の前記車両に対する充電積算情報を取得する充電積算情報取得部と、
充電停止時までの前記充電積算情報に基づく充電料金と前記支払料金との合算料金を算出し、前記与信金額と前記合算料金とに基づいて精算処理を行う精算処理部と、
を有する精算装置。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記与信金額が前記合算料金よりも多い場合、前記与信金額から前記合算料金を差し引く精算処理を行う、請求項１に記載の精算装置。
【請求項３】
前記与信金額が前記合算料金よりも多い場合、前記与信金額と前記合算料金との差額より算出された残り充電可能時間に基づいて、前記車両用充電装置に対して、充電再開の指示をする、請求項２に記載の精算装置。
【請求項４】
前記充電再開による追加充電料金を、前記与信金額と前記合算料金との差額から差し引く処理を行う、請求項３に記載の精算装置。
【請求項５】
前記与信金額が前記合算料金よりも少ない場合、前記与信金額と前記合算料金との差額を前記ユーザに請求する請求項１に記載の精算装置。
【請求項６】
前記車両の駐車料金を取得して、
前記駐車料金と前記充電料金と前記支払料金とを合算して前記合算料金を算出する、
請求項１乃至５に記載の精算装置。
【請求項７】
車両のユーザが設定した与信金額に関する情報を取得する与信金額取得部と、
前記ユーザが充電料金以外の支払料金を支払う時に、前記車両を充電する車両用充電装置に対して、充電停止を指示する指示部と、
前記車両用充電装置の前記車両に対する充電積算情報を取得する充電積算情報取得部と、
充電停止時までの前記充電積算情報に基づく充電料金と前記支払料金との合算料金を算出し、前記与信金額と前記合算料金とに基づいて精算処理を行う精算処理部と、
を有する精算装置と、
前記精算装置の指示により、充電停止をする充電停止部を有する車両用充電装置と、
前記与信金額を確保する与信金額確保部を有する決済システムと、
を備える精算システム。
【請求項８】
車両のユーザが設定した与信金額に関する情報を取得するステップと、
前記ユーザが充電料金以外の支払料金を支払う時に、前記車両を充電する車両用充電装置に対して、充電停止を指示するステップと、
前記車両用充電装置の前記車両に対する充電積算情報を取得するステップと、
充電停止時までの前記充電積算情報に基づく充電料金と前記支払料金との合算料金を算出するステップと、
前記与信金額と前記合算料金とに基づいて精算処理を行うステップと、
を有する精算方法。
【請求項９】
車両のユーザが設定した与信金額に関する情報を取得するステップと、
前記ユーザが充電料金以外の支払料金を支払う時に、前記車両を充電する車両用充電装置に対して、充電停止を指示するステップと、
前記車両用充電装置の前記車両に対する充電積算情報を取得するステップと、
充電停止時までの前記充電積算情報に基づく充電料金と前記支払料金との合算料金を算出するステップと、
前記与信金額と前記合算料金とに基づいて精算処理を行うステップと、
をコンピュータに実行させる精算プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、精算装置、精算システム、精算方法及び精算プログラムに関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、電気自動車（ＥＶ：Electric Vehicle）の充電装置にショッピング機能を付加する技術が提案されている。例えば、特許文献１には、ＥＶ充電装置に提携店舗の商品情報を登録することで、ユーザがＥＶへの充電中にショッピングをすることが可能となる技術が公開されている。当該技術は、ＥＶ充電装置にて、充電料金とショッピングに伴う購入代金とを、合算して決済することを可能とするものである。充電が完了する前に充電料金が把握可能である場合、ユーザは充電完了前に合算料金を決済することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１２－０５０２０１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１の技術では、ユーザがＥＶ充電装置を用いてショッピングを行うため、ユーザはＥＶ充電装置を離れることができない。一方、近年は、ショッピングモール等の商業施設の駐車場にＥＶ充電装置が併設されている状況が散見される。このような施設では、ＥＶ充電装置のユーザは、事前に充電時間を設定し充電料金を支払うことで、充電中は充電装置から離れて当該施設内でショッピング等をすることができる。この場合、充電料金と施設内での支払料金とを合算して支払うことができないため、ユーザはそれぞれの料金を別々に支払う必要があった。
【０００５】
本開示は、このような問題点を解決するためになされたものであり、車両の充電に係るユーザの利便性の向上を図ることができる精算装置、精算システム、精算方法及び精算プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る精算装置は、車両のユーザが設定した与信金額に関する情報を取得する与信金額取得部と、前記ユーザが充電料金以外の支払料金を支払う時に、前記車両を充電する車両用充電装置に対して、充電停止を指示する指示部と、前記車両用充電装置の前記車両に対する充電積算情報を取得する充電積算情報取得部と、充電停止時までの前記充電積算情報に基づく充電料金と前記支払料金との合算料金を算出し、前記与信金額と前記合算料金とに基づいて精算処理を行う精算処理部と、を有するものである。
【０００７】
本開示に係る精算システムは、車両のユーザが設定した与信金額に関する情報を取得する与信金額取得部と、前記ユーザが充電料金以外の支払料金を支払う時に、前記車両を充電する車両用充電装置に対して、充電停止を指示する指示部と、前記車両用充電装置の前記車両に対する充電積算情報を取得する充電積算情報取得部と、充電停止時までの前記充電積算情報に基づく充電料金と前記支払料金との合算料金を算出し、前記与信金額と前記合算料金とに基づいて精算処理を行う精算処理部と、を有する精算装置と、前記精算装置の指示により、充電停止をする充電停止部を有する車両用充電装置と、前記与信金額を確保する与信金額確保部を有する決済システムと、を備えるものである。
【０００８】
本開示に係る精算方法は、車両のユーザが設定した与信金額に関する情報を取得するステップと、前記ユーザが充電料金以外の支払料金を支払う時に、前記車両を充電する車両用充電装置に対して、充電停止を指示するステップと、前記車両用充電装置の前記車両に対する充電積算情報を取得するステップと、充電停止時までの前記充電積算情報に基づく充電料金と前記支払料金との合算料金を算出するステップと、前記与信金額と前記合算料金とに基づいて精算処理を行うステップと、を含むものである。
【０００９】
本開示に係る精算プログラムは、車両のユーザが設定した与信金額に関する情報を取得するステップと、前記ユーザが充電料金以外の支払料金を支払う時に、前記車両を充電する車両用充電装置に対して、充電停止を指示するステップと、前記車両用充電装置の前記車両に対する充電積算情報を取得するステップと、充電停止時までの前記充電積算情報に基づく充電料金と前記支払料金との合算料金を算出するステップと、前記与信金額と前記合算料金とに基づいて精算処理を行うステップと、をコンピュータに実行させるものである。
【発明の効果】
【００１０】
本開示により、車両の充電に係るユーザの利便性の向上を図ることができる精算装置、精算システム、精算方法及び精算プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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