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公開番号
2025173314
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-27
出願番号
2024078846
出願日
2024-05-14
発明の名称
画像処理装置、画像処理装置が実行する方法、およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20251119BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】画像処理装置のメンテナンス作業に必要な情報を、限られた画面領域内に効率よく表示する技術を提供する。
【解決手段】画像処理装置103は表示部302を備え、画像処理装置の状態情報および履歴情報を管理し、当該管理される状態情報および履歴情報に基づく処理を行う。当該処理は、画像処理装置の状態情報および履歴情報のうち異常に関する情報を、異なる複数のカテゴリに分けてカテゴリごとに表示するための第1表示情報の生成と、異常に関する情報に対応するデータを、画像処理装置の模式図401上の対応する箇所に表示するための第2表示情報の生成と、第1表示情報と、第2表示情報との両方に基づく表示内容の1画面での表示部への表示と、を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
表示部を備える画像処理装置であって、
前記画像処理装置の状態情報および履歴情報を管理する管理手段と、
前記管理手段により管理される前記状態情報および履歴情報に基づく処理を行う処理手段と、を有し、
前記処理手段の前記処理は、
前記画像処理装置の前記状態情報および履歴情報のうち異常に関する情報を、異なる複数のカテゴリに分けてカテゴリごとに表示するための第1表示情報の生成と、
前記異常に関する情報に対応するデータを、前記画像処理装置の模式図上の対応する箇所に表示するための第2表示情報の生成と、
前記第1表示情報と、前記第2表示情報との両方に基づく表示内容の1画面での前記表示部への表示と、を含む
ことを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1表示情報における前記異常に関する情報は、前記カテゴリごとに、予め決められた優先度の順に表示される
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記第1表示情報は、前記優先度に応じたアイコン画像を含む
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記異常に関する情報は、対処が必要な異常を示す第1の情報と、対処が推奨される異常を示す第2の情報とを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記第1表示情報における前記異常に関する情報は、前記カテゴリごとに、前記第1の情報が前記第2の情報より高く設定された優先度の順に表示される
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記異常に関する情報のうち、前記カテゴリごとに、所定件数分の1以上の表示対象と、前記表示部に表示しきれない1以上の非表示対象の件数とが、前記第1表示情報として表示される
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記第2表示情報は、前記第1表示情報における、前記1以上の表示対象に対応するデータおよび前記1以上の非表示対象に対応するデータの両方を含む
ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記第1表示情報を表示する領域は、前記複数のカテゴリにそれぞれ対応する複数の操作領域を含み、前記複数の操作領域は、前記カテゴリごとに、前記状態情報についての前記異常に関する情報のリストを、前記表示部に表示するための操作を受け付ける機能を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記第1表示情報における前記状態情報は、前記複数のカテゴリとして、パーツの寿命、エラー、ジャム、および、前記エラーおよび前記ジャム以外のトラブルのうち、少なくとも2つのカテゴリに分けて表示される
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記第1表示情報を表示する領域は、前記複数のカテゴリにそれぞれ対応する複数の操作領域を含み、前記複数の操作領域のうち前記履歴情報に対応する操作領域は、当該履歴情報に基づく前記画像処理装置の利用状況を、さらに異なる複数のカテゴリに分けて前記表示部に表示するための操作を受け付ける機能を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像処理装置における情報の表示の技術に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
画像処理装置においてユーザ自身で対処できない異常が発生した場合、サービスマンが緊急出動する。また、サービスマンは定期的にユーザを訪問して画像処理装置のメンテナンスを実施する。緊急出動または定期訪問時に、サービスマンはユーザの画像処理装置の利用をできる限り妨げないために、画像処理装置の状態をすぐに判断して対処する必要がある。画像処理装置の状態を確認する方法として、従来からあるサービスマン専用のサービスモード画面では、部品の状態、エラー履歴、ジャム履歴などをメニュー形式で表示している。その場合、サービスマンは各メニューを往復し、必要な情報を入手しなければならず効率が悪い。
【0003】
特許文献1では、画像処理装置の状態を確認する方法として、装置のエラーや各アプリケーションのエラーを1画面に集約した状態確認画面を表示する手段が開示されている。装置の状態を1画面に集約することで画面を往復する手間は省けるが、特許文献1の状態確認画面ではサービスマンに対して情報が足りていない。例えば異常(エラーやジャムなど)の発生箇所、複数の異常の位置関係、部品の状態、エラー履歴、ジャム履歴、あるいは装置の利用状況(温度、湿度、印刷枚数など)を考慮して原因を特定し、サービスマンは適切な処置を考える必要がある。また前述の通り、サービスマンの作業をできる限り短時間で効率よく実施することが求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-102350号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したように、従来のメニュー形式の表示では、サービスマンが必要な装置全体の状態を取得するためには、画面の行き来が発生するため、手間がかかる。
【0006】
一方、特許文献1のように装置の状態を状態確認画面の1画面に表示する方法では、サービスマンは、例えば2つ以上の異常が発生した場合のそれら異常の位置関係までは把握できない。仮に2つの以上の異常の発生箇所が近ければ、それらの異常に対してまとめて作業する方が効率的である。
【0007】
本開示は、画像処理装置のメンテナンス作業に必要な情報を、限られた画面領域内に効率よく表示する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一形態に係る画像処理装置は、表示部を備える画像処理装置であって、前記画像処理装置の状態情報および履歴情報を管理する管理手段と、前記管理手段により管理される前記状態情報および履歴情報に基づく処理を行う処理手段と、を有する。前記処理手段の前記処理は、前記画像処理装置の状態情報および履歴情報のうち異常に関する情報を、異なる複数のカテゴリに分けてカテゴリごとに表示するための第1表示情報の生成と、前記異常に関する情報に対応するデータを、前記画像処理装置の模式図上の対応する箇所に表示するための第2表示情報の生成と、前記第1表示情報と、前記第2表示情報との両方に基づく表示内容の1画面での前記表示部への表示と、を含む。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、画像処理装置のメンテナンス作業に必要な情報を、限られた画面領域内に効率よく表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る画像処理装置を有するシステムの構成を示す図である。
画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
本実施形態に関連する機能を示した処理機能の一例を示すブロック図である。
画像処理装置に異常がある場合のトップ画面の例を示す図である。
画像処理装置に一つも異常がない場合のトップ画面の例を示す図である。
パーツ寿命画面を示す図である。
状態詳細画面を示す図である。
トラブル検知画面を示す図である。
汚れ詳細画面を示す図である。
エラー画面を示す図である。
エラー詳細画面を示す図である。
ジャム画面を示す図である。
ジャム詳細画面を示す図である。
温度変化画面を示す図である。
湿度変化画面を示す図である。
印刷枚数画面を示す図である。
カセット履歴画面を示す図である。
パーツ寿命の情報を表示するために利用される履歴データを示す。
トラブル検知の情報を表示するために利用される履歴データを示す。
エラーの情報を表示するために利用される履歴データを示す。
ジャムの情報を表示するために利用される履歴データを示す。
温度変化の情報を表示するために利用される温度のデータを示す。
湿度変化の情報を表示するために利用される湿度のデータを示す。
印刷枚数の情報を表示するために利用される印刷枚数のデータを示す。
カセット履歴情報を表示するために利用されるカセット操作のデータを示す。
状態モニターの起動処理を含むトップ画面の表示処理の一例を示すフローチャートである。
図26の続きを示すフローチャートである。
図27の続きを示すフローチャートである。
図4~図17の画面を切り替える操作に応じた画面遷移処理の一例を示すフローチャートである。
図29の続きを示すフローチャートである。
図30の続きを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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