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公開番号
2025172878
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-26
出願番号
2025142325,2022543322
出願日
2025-08-28,2021-07-15
発明の名称
音響再生方法、コンピュータプログラム及び音響再生装置
出願人
パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ
,
Panasonic Intellectual Property Corporation of America
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04S
7/00 20060101AFI20251118BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】受聴者の後方から到達する音の知覚レベルを向上させる音響再生方法などを提供する。
【解決手段】音響再生方法は、拡がりをもった第1領域から受聴者に到達する第1音に対応する第1オーディオ信号及び第1方向の点から受聴者に到達する第2音に対応する第2オーディオ信号を取得する信号取得ステップと、受聴者の頭部が向いている方向の情報である方向情報を取得する情報取得ステップと、取得された方向情報に基づいて、第1領域及び点が後方範囲に含まれると判断した場合に、取得された第1オーディオ信号及び取得された第2オーディオ信号の少なくとも一方に補正処理を施す補正処理ステップと、第1オーディオ信号及び第2オーディオ信号をミキシングして出力チャンネルに出力するミキシング処理ステップと、を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
音再生空間における拡がりをもった第1領域から受聴者に到達する第1音に対応する第1オーディオ信号、及び、前記音再生空間における第1方向の点から前記受聴者に到達する第2音に対応する第2オーディオ信号を取得する信号取得ステップと、
前記受聴者の頭部が向いている方向の情報である方向情報を取得する情報取得ステップと、
前記受聴者の頭部が向いている方向を前方としたときの後方の範囲を後方範囲としたときに、取得された前記方向情報に基づいて、前記第1領域及び前記点が前記後方範囲に含まれると判断した場合に、取得された前記第1オーディオ信号及び取得された前記第2オーディオ信号の少なくとも一方に補正処理を施す補正処理ステップと、
前記第1オーディオ信号及び前記第2オーディオ信号をミキシングして出力チャンネルに出力するミキシング処理ステップであって、前記受聴者の頭部が向いている方向を前方としたときの後方の範囲を前記後方範囲としたときに、取得された前記方向情報に基づいて、前記第1領域の少なくとも一部及び前記点が前記後方範囲に含まれると判断した場合に、ミキシングされる前記第1オーディオ信号及びミキシングされる前記第2オーディオ信号の少なくとも一方は前記補正処理が施された信号である、ミキシング処理ステップと、を含む
音響再生方法。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記補正処理ステップは、前記音再生空間を所定の方向に見たときに前記第1領域と前記点との重なりが無くなるように、取得された前記第1オーディオ信号及び取得された前記第2オーディオ信号の少なくとも一方に前記補正処理を施す
請求項1に記載の音響再生方法。
【請求項3】
前記第1領域は、前記受聴者を基準とした第1角度に対応する領域である
請求項2に記載の音響再生方法。
【請求項4】
前記第1領域は、前記出力チャンネルの位置によって定まる基準方向の後方における領域である
請求項1に記載の音響再生方法。
【請求項5】
前記所定の方向は、前記受聴者の上方から前記受聴者に向かう方向である第2方向である
請求項2に記載の音響再生方法。
【請求項6】
前記補正処理が施された前記第1オーディオ信号が示す前記第1領域は、第2角度の領域である第2領域及び前記第2角度とは異なる第3角度の領域である第3領域を含み、
前記第1音は、前記第2領域及び前記第3領域から前記受聴者に到達し、
前記音再生空間を前記第2方向に見たときに、
前記第2領域と前記点とは重ならず、
前記第3領域と前記点とは重ならない
請求項5に記載の音響再生方法。
【請求項7】
前記所定の方向は、前記受聴者の側方から前記受聴者に向かう方向である第3方向である
請求項2に記載の音響再生方法。
【請求項8】
前記音再生空間を第3方向に見たときに、
取得された前記第1オーディオ信号が示す前記第1音は、前記音再生空間における第4角度の領域である前記第1領域から前記受聴者に到達し、
取得された前記第2オーディオ信号が示す前記第2音は、前記音再生空間における第4方向の前記点から前記受聴者に到達し、
前記補正処理ステップは、前記第4方向が前記第4角度に含まれると判断した場合に、前記音再生空間を第3方向に見たときに、前記第4方向と前記第1領域との重なりが無くなるように、取得された前記第1オーディオ信号及び取得された前記第2オーディオ信号の少なくとも一方に前記補正処理を施す
請求項7に記載の音響再生方法。
【請求項9】
前記補正処理は、取得された前記第1オーディオ信号及び取得された前記第2オーディオ信号の少なくとも一方の出力レベルを調整する処理である
請求項1~8のいずれか1項に記載の音響再生方法。
【請求項10】
前記ミキシング処理ステップは、前記補正処理が施された前記第1オーディオ信号、及び、前記補正処理が施された前記第2オーディオ信号の少なくとも一方をミキシングして複数の前記出力チャンネルに出力し、
前記補正処理は、取得された前記第1オーディオ信号及び取得された前記第2オーディオ信号の少なくとも一方の出力レベルであって、前記少なくとも一方が出力される前記複数の出力チャンネルのそれぞれにおける出力レベルを調整する処理である
請求項1~9のいずれか1項に記載の音響再生方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、音響再生方法などに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1において、受聴者の周囲に配置された複数のスピーカから音を出力させることで、臨場感がある音響を実現する立体音響再生システムに関する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-287002号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、人間(ここでは、音を受聴する受聴者)は、周囲から自身に到達する音のうち、自身の前方から到達する音よりも、自身の後方から到達する音の知覚レベルが低い。
【0005】
そこで、本開示は、受聴者の後方から到達する音の知覚レベルを向上させる音響再生方法などを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る音響再生方法は、音再生空間における拡がりをもった第1領域から受聴者に到達する第1音に対応する第1オーディオ信号、及び、前記音再生空間における第1方向の点から前記受聴者に到達する第2音に対応する第2オーディオ信号を取得する信号取得ステップと、前記受聴者の頭部が向いている方向の情報である方向情報を取得する情報取得ステップと、前記受聴者の頭部が向いている方向を前方としたときの後方の範囲を後方範囲としたときに、取得された前記方向情報に基づいて、前記第1領域及び前記点が前記後方範囲に含まれると判断した場合に、取得された前記第1オーディオ信号及び取得された前記第2オーディオ信号の少なくとも一方に補正処理を施す補正処理ステップと、前記第1オーディオ信号及び前記第2オーディオ信号をミキシングして出力チャンネルに出力するミキシング処理ステップであって、前記受聴者の頭部が向いている方向を前方としたときの後方の範囲を前記後方範囲としたときに、取得された前記方向情報に基づいて、前記第1領域の少なくとも一部及び前記点が前記後方範囲に含まれると判断した場合に、ミキシングされる前記第1オーディオ信号及びミキシングされる前記第2オーディオ信号の少なくとも一方は前記補正処理が施された信号である、ミキシング処理ステップと、を含む。
【0007】
本開示の一態様に係るプログラムは、上記の音響再生方法をコンピュータに実行させる。
【0008】
本開示の一態様に係る音響再生装置は、音再生空間における拡がりをもった第1領域から受聴者に到達する第1音に対応する第1オーディオ信号、及び、前記音再生空間における第1方向の点から前記受聴者に到達する第2音に対応する第2オーディオ信号を取得する信号取得部と、前記受聴者の頭部が向いている方向の情報である方向情報を取得する情報取得部と、前記受聴者の頭部が向いている方向を前方としたときの後方の範囲を後方範囲としたときに、取得された前記方向情報に基づいて、前記第1領域及び前記点が前記後方範囲に含まれると判断した場合に、取得された前記第1オーディオ信号及び取得された前記第2オーディオ信号の少なくとも一方に補正処理を施す補正処理部と、前記第1オーディオ信号及び前記第2オーディオ信号をミキシングして出力チャンネルに出力するミキシング処理部であって、前記受聴者の頭部が向いている方向を前方としたときの後方の範囲を前記後方範囲としたときに、取得された前記方向情報に基づいて、前記第1領域の少なくとも一部及び前記点が前記後方範囲に含まれると判断した場合に、ミキシングされる前記第1オーディオ信号及びミキシングされる前記第2オーディオ信号の少なくとも一方は前記補正処理が施された信号である、ミキシング処理部と、を備える。
【0009】
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、又は、コンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの非一時的な記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、及び、記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本開示の一態様に係る音響再生方法などは、受聴者の後方から到達する音の知覚レベルを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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