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公開番号2025171749
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024077395
出願日2024-05-10
発明の名称献立作成支援装置、方法およびプログラム
出願人エクシオグループ株式会社,大和電設工業株式会社,セカンドサイトアナリティカ株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G16H 20/60 20180101AFI20251113BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】献立のマンネリ化を防止する。
【解決手段】料理情報の集合を取得し、取得した前記料理情報の集合に含まれる複数の料理を材料が類似するもの同士で分類して複数の料理グループを生成する。そして、前記複数の料理グループをもとに料理グループ同士の複数の組合せを生成し、生成した複数の前記組合せの各々について、当該料理グループを構成する料理の組合せが過去の献立実績に出現する頻度が高い前記料理グループ同士ほど値が大きくなるようなスコアを算出し、算出したスコアが所定の条件を満たす前記料理グループの組合せを選択し、選択した前記組合せの料理グループ間で料理を対応付けることで料理の新たな組合せを作成する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
料理情報の集合を取得する第1の処理部と、
前記料理情報の集合に含まれる複数の料理を、材料が類似するもの同士で分類して複数の料理グループを生成する第2の処理部と、
前記複数の料理グループをもとに料理グループ同士の複数の組合せを生成し、生成した複数の前記組合せの各々について、当該料理グループを構成する料理の組合せが過去の献立実績に出現する頻度が高い前記料理グループ同士ほど値が大きくなるようなスコアを算出する第3の処理部と、
前記スコアが所定の条件を満たす前記料理グループの組合せを選択し、選択した前記組合せの料理グループ間で料理同士を対応付けることで料理の新たな組合せを作成する第4の処理部と
を備える献立作成支援装置。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記第4の処理部は、前記スコアが予め設定されたしきい値以上となる前記料理グループ同士の組合せを選択し、選択した前記組合せの料理グループ間で料理同士を対応付けることで料理の新たな組合せを作成する、請求項1に記載の献立作成支援装置。
【請求項3】
各々が少なくとも1つの料理を含む献立情報の集合を取得する第1の処理部と、
前記献立情報の集合をもとに所定期間における第1の献立スケジュールを作成する際に、複数の献立スケジュール候補を作成し、作成した前記献立スケジュール候補ごとに当該献立スケジュール候補を構成する複数の献立情報間の料理の類似度を計算する第2の処理部と、
複数の前記献立スケジュール候補の中から、前記料理の類似度が予め設定された類似条件を満たす前記献立スケジュール候補を選択し、選択した前記献立スケジュール候補をもとに前記第1の献立スケジュールを作成する第3の処理部と
を備える献立作成支援装置。
【請求項4】
前記第2の処理部は、前記所定期間における前記献立情報間の前記料理の類似度の合計を求め、
前記第3の処理部は、前記料理の類似度の合計が予め設定されたしきい値未満となるような前記献立スケジュール候補を選択し、選択した前記献立スケジュール候補をもとに前記第1の献立スケジュールを作成する、請求項3に記載の献立作成支援装置。
【請求項5】
前記献立情報に含まれる前記料理に対する、季節度合い、栄養価および単価のうちの少なくとも1つを含む制約条件を取得する第4の処理部を、さらに備え、
前記第2の処理部は、前記制約条件を満たす前記料理を含む前記献立情報を組合せることで、複数の前記献立スケジュール候補を生成し、
前記第3の処理部は、複数の前記献立スケジュール候補の中から、料理間の類似度が前記類似条件を満たす前記献立スケジュール候補を選択し、選択した前記献立情報の組合せを用いて前記第1の献立スケジュールを作成する、請求項3に記載の献立作成支援装置。
【請求項6】
利用者から要求される食種に関する条件を取得する第5の処理部と、
前記第1の献立スケジュールを構成する複数の献立情報を基本献立情報として、前記食種に関する条件に応じて前記基本献立情報に含まれる前記料理の一部を他の料理に変更し、変更後の献立情報を用いて、前記利用者が要求する前記食種の条件に対応する第2の献立スケジュールを作成する第6の処理部と
を、さらに備える請求項3に記載の献立作成支援装置。
【請求項7】
前記第5の処理部は、前記食種に関する条件として栄養に関する制限を表す情報を取得し、
前記第6の処理部は、前記基本献立情報に含まれる前記料理の栄養を表す情報に基づいて、前記基本献立情報に含まれる前記料理の一部を、前記栄養に関する制限を満たす他の料理に変更する、
請求項6に記載の献立作成支援装置。
【請求項8】
情報処理装置が実行する献立作成支援方法であって、
料理情報の集合を取得する過程と、
前記料理情報の集合に含まれる複数の料理を、材料が類似するもの同士で分類して複数の料理グループを生成する過程と、
前記複数の料理グループをもとに料理グループ同士の複数の組合せを生成し、生成した複数の前記組合せの各々について、当該料理グループを構成する料理の組合せが過去の献立実績に出現する頻度が高い前記料理グループ同士ほど値が大きくなるようなスコアを算出する過程と、
前記スコアが所定の条件を満たす前記料理グループの組合せを選択し、選択した前記組合せの料理グループ間で料理同士を対応付けることで料理の新たな組合せを作成する過程と
を備える献立作成支援方法。
【請求項9】
情報処理装置が実行する献立作成支援方法であって、
各々が少なくとも1つの料理を含む献立情報の集合を取得する過程と、
前記献立情報の集合をもとに所定期間における第1の献立スケジュールを作成する際に、複数の献立スケジュール候補を作成し、作成した前記献立スケジュール候補ごとに当該献立スケジュール候補を構成する複数の献立情報に含まれる料理間の類似度を計算する過程と、
複数の前記献立スケジュール候補の中から、前記料理間の類似度が予め設定された類似条件を満たす前記献立スケジュール候補を選択し、選択した前記献立スケジュール候補をもとに前記第1の献立スケジュールを作成する過程と
を備える献立作成支援方法。
【請求項10】
利用者から要求される食種に関する条件を取得する過程と、
前記第1の献立スケジュールを構成する複数の前記献立情報を基本献立情報として、前記食種に関する条件に応じて前記基本献立情報に含まれる料理の一部を他の料理に変更し、変更後の献立情報を用いて、前記利用者が要求する前記食種の条件に対応する第2の献立スケジュールを作成する過程と
を、さらに備える請求項9に記載の献立作成支援方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明の一態様は、例えば各種施設において、利用者に提供する食事の献立の作成を支援する献立作成支援装置、方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、病院や介護施設等において入院患者や入所者に提供する食事の献立を作成する場合には、栄養バランスや、疾患別の食事療法、アレルギー対策、食材の栄養成分、調理方法、調理時間、マンネリ化対策、季節や行事メニュー、味や見た目のバランス等の様々な要件を考慮する必要がある。しかし、一般に献立作成の作業は、管理栄養士等が自身の知識や経験、勘に基づいて行うことが多く、管理栄養士の負担が大きく、また後任の管理栄養士への継承が難しい。
【0003】
そこで、コンピュータを用いて、利用者に提案する所定期間分の献立を生成するシステムが提案されている。このシステムは、複数の料理を含む1食分の食事セットを複数含む食事セット群を生成し、生成した食事セット群に基づいて所定期間分の献立を生成するものとなっている(例えば特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-76695号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、従来のシステムでは、作成される献立の種類が不十分だったり、類似する料理が連続することが多く、依然として献立のマンネリ化が生じる可能性がある。
【0006】
この発明は上記事情に着目してなされたもので、一側面では、献立のマンネリ化の防止を図った技術を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するためにこの発明に係る献立作成支援装置または献立作成支援方法の第1の態様は、料理情報の集合を取得し、取得した前記料理情報の集合に含まれる複数の料理を、材料が類似するもの同士で分類して複数の料理グループを生成し、生成した前記複数の料理グループをもとに料理グループ同士の複数の組合せを生成し、生成した複数の前記組合せの各々について、当該料理グループを構成する料理の組合せが過去の献立実績に出現する頻度が高い前記料理グループ同士ほど値が大きくなるようなスコアを算出する。そして、算出された前記スコアが所定の条件を満たす前記料理グループの組合せを選択し、選択した前記組合せの料理グループ間で料理同士を対応付けることで料理の新たな組合せを作成するようにしたものである。
【0008】
この発明の第1の態様によれば、提供可能な献立情報の数を増加させることが可能となり、これにより利用者は献立スケジュールを作成する際の献立の選択肢が増加して、これにより献立のマンネリ化が生じないようにすることが可能となる。
【0009】
また、過去の献立実績において出現頻度の高い料理グループの組合せが選択されて、これらの料理グループ間で料理同士を対応付けることで料理の新たな組合せが作成される。このため、従来提供されていた献立との間で違和感が少なく、かつ「これまでありそうでなかった料理の組合せ」が新たな献立として利用者に提供可能となる。
【0010】
この発明の第2の態様は、各々が少なくとも1つの料理を含む献立情報の集合を取得し、取得した前記献立情報の集合をもとに所定期間における第1の献立スケジュールを作成する際に、先ず複数の献立スケジュール候補を作成する。そして、作成した前記献立スケジュール候補ごとに、当該献立スケジュール候補を構成する複数の献立情報間で料理の類似度を計算し、複数の前記献立スケジュール候補の中から、前記料理の類似度が予め設定された類似条件を満たす前記献立スケジュール候補を選択し、選択した前記献立スケジュール候補をもとに前記第1の献立スケジュールを作成するようにしたものである。
(【0011】以降は省略されています)

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