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公開番号2025171429
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024076774
出願日2024-05-09
発明の名称情報処理装置、情報処理装置の情報処理方法、およびプログラム
出願人PayPay株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類G06K 1/12 20060101AFI20251113BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザビリティの向上を図ることができる。
【解決手段】端末装置と、所定の媒体に光学シンボルを印刷する印刷装置と、の間で通信を行う情報処理装置であって、コードを用いた決済サービスを提供する電子決済サーバにおいて送金先のユーザーを識別するための識別情報を含み、かつ、送金先のユーザーに送金するための画面に遷移させるための遷移情報を含む情報コードと、情報コードを印刷装置で出力する際に用いられる出力設定を示す出力設定情報とを端末装置から受信する受信部と、出力設定情報に基づいて、情報コードを所定の媒体に出力する位置およびサイズのうちの少なくとも一方を調整する調整部と、調整部で調整されたコードを、印刷装置において印刷させる指示を送信する送信部と、を備える情報処理装置を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
端末装置と、所定の媒体に光学シンボルを印刷する印刷装置と、の間で通信を行う情報処理装置であって、
コードを用いた決済サービスを提供する電子決済サーバにおいて送金先のユーザーを識別するための識別情報を含み、かつ、前記送金先のユーザーに送金するための画面に遷移させるための遷移情報を含む情報コードと、前記情報コードを前記印刷装置で出力する際に用いられる出力設定を示す出力設定情報とを前記端末装置から受信する受信部と、
前記出力設定情報に基づいて、前記情報コードを前記所定の媒体に出力する位置およびサイズのうちの少なくとも一方を調整する調整部と、
前記調整部で調整されたコードを、前記印刷装置において印刷させる指示を送信する送信部と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記画面において、前記送金先のユーザーへ送金する送金額を指定することが可能であることを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記受信部が、前記情報コードを、前記識別情報および前記遷移情報が埋め込まれたコード画像として受信すると、前記調整部は、前記コード画像について前記調整を行うことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記コード画像は、当該コード画像に、個人間の送金が可能であることを示すロゴが付された画像であることを特徴とする請求項３に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記受信部が前記識別情報および前記遷移情報を受信すると、前記識別情報および前記遷移情報を埋め込んだコード画像を生成する生成部をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記情報コードには、前記情報コードを利用可能な期限が設定されていないことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記所定の媒体は、スマートフォンのケース、名刺、シール、カードケース、および木材のいずれかであることを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項８】
端末装置と、所定の媒体に光学シンボルを印刷する印刷装置と、の間で通信を行う情報処理装置の情報処理方法であって、
コードを用いた決済サービスを提供する電子決済サーバにおいて送金先のユーザーを識別するための識別情報を含み、かつ、前記送金先のユーザーに送金するための画面に遷移させるための遷移情報を含む情報コードと、前記情報コードを前記印刷装置で出力する際に用いられる出力設定を示す出力設定情報とを前記端末装置から受信する受信工程と、
前記出力設定情報に基づいて、前記情報コードを前記所定の媒体に出力する位置およびサイズのうちの少なくとも一方を調整する調整工程と、
前記調整工程で調整されたコードを、前記印刷装置において印刷させる指示を送信する送信工程と
を含むことを特徴とする情報処理装置の情報処理方法。
【請求項９】
端末装置と、所定の媒体に光学シンボルを印刷する印刷装置と、の間で通信を行う情報処理装置のプログラムであって、
コンピュータに、
コードを用いた決済サービスを提供する電子決済サーバにおいて送金先のユーザーを識別するための識別情報を含み、かつ、前記送金先のユーザーに送金するための画面に遷移させるための遷移情報を含む情報コードと、前記情報コードを印刷装置で出力する際に用いられる出力設定を示す出力設定情報とを端末装置から受信する受信手順と、
前記出力設定情報に基づいて前記情報コードを前記所定の媒体に出力する位置およびサイズのうちの少なくとも一方を調整する調整手順と、
前記調整手順で調整されたコードを、前記印刷装置において印刷させる指示を送信する送信手順と
を実行させることを特徴とする情報処理装置のプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、情報処理装置、情報処理装置の情報処理方法、およびプログラムに関するものである。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
銀行などの金融機関を介さずに、個人間で電子マネーの送金を行う送金サービスが普及しつつある。特に、スマートフォンなどの端末装置に搭載可能な決済用のアプリケーション（以降、電子決済アプリと称する）を用いた送金が、その利便性の高さから注目を集めている。
【０００３】
特許文献１には、電子決済アプリ上に表示される、送金元の利用者が送金先の利用者を指定するための画面において、送金先の利用者をグループごとに表示する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２３－００６７９１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、上記の従来技術には、送金サービスにおけるユーザビリティの向上を図る上で改善の余地がある。
【０００６】
本開示は、ユーザビリティの向上を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の一態様に係る情報処理装置は、端末装置と、所定の媒体に光学シンボルを印刷する印刷装置と、の間で通信を行う情報処理装置であって、コードを用いた決済サービスを提供する電子決済サーバにおいて送金先のユーザーを識別するための識別情報を含み、かつ、前記送金先のユーザーに送金するための画面に遷移させるための遷移情報を含む情報コードと、前記情報コードを前記印刷装置で出力する際に用いられる出力設定を示す出力設定情報とを前記端末装置から受信する受信部と、前記出力設定情報に基づいて、前記情報コードを前記所定の媒体に出力する位置およびサイズのうちの少なくとも一方を調整する調整部と、前記調整部で調整されたコードを、前記印刷装置において印刷させる指示を送信する送信部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、ユーザビリティの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
情報処理の一例を示す図である。
システムの構成の一例を示す図である。
情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
電子決済サーバのソフトウェア構成の一例を示す図である。
口座データベースに記憶された電子口座情報の一例を示す図である。
コード出力調整サーバのソフトウェア構成の一例を示す図である。
ＣＳユーザー情報データベースに記憶されたＣＳユーザー情報の一例を示す図である。
マイコードデータベースに記憶されたＣＳユーザーのマイコードに関する情報の一例を示す図である。
出力設定情報データベースに記憶された出力設定情報の一例を示す図である。
印刷装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。
情報処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
端末装置に表示される画面の一例を示す図である。
コード出力調整サーバが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
電子決済サーバのソフトウェア構成の一例を示す図である。
ＰＳユーザー情報データベースに記憶された送金情報の一例を示す図である。
端末識別情報データベースに記憶された端末識別情報の一例を示す図である。
情報処理の一例を示す図である。
情報処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
送金元の端末装置に表示される画面の一例を示す図である。
送金先の端末装置に表示される画面の一例を示す図である。
コード出力調整サーバのソフトウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下に、本開示に係る情報処理装置、情報処理装置の情報処理方法、およびプログラムの好適な実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本開示に係る情報処理装置、情報処理装置の情報処理方法、およびプログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
（【００１１】以降は省略されています）

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