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公開番号2025168868
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-12
出願番号2024073686
出願日2024-04-30
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
出願人PayPay株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 30/0207 20230101AFI20251105BHJP(計算;計数)
要約【課題】利用者の満足度を十分に向上させること。
【解決手段】販売者を識別する特定識別情報を含む決済情報を取得する取得部と、前記販売者の加盟店または販売者に紐付けられる電子化されたスタンプカードであって、前記取得部により取得された決済情報に含まれる前記特定識別情報に紐付けられるスタンプカードを特定し、当該スタンプカードに対し前記決済情報に基づいてスタンプを付与する付与部と、前記スタンプの付与により前記スタンプに対応付けられた条件を満たした場合、前記スタンプカードに応じた着せ替えコンテンツの利用を前記利用者に許可する処理部と、を備え、前記着せ替えコンテンツは、前記決済処理に関するインターフェース画面の所定の領域のデザインを変更するコンテンツである情報処理装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
販売者に対する決済であって、利用者が利用する利用者端末に表示された情報であって前記利用者を識別する利用者識別情報を示すコードを、前記販売者が利用する販売者端末が読み取ることにより行われる決済処理、または前記利用者が利用する利用者端末が、前記販売者を識別する特定識別情報を示すコードを読み取ることにより行われる決済処理を用いる決済を行うための操作が行われた場合に、前記決済に関する決済情報であって、前記特定識別情報を含む決済情報を取得する取得部と、
前記販売者の加盟店または販売者に紐付けられる電子化されたスタンプカードであって、前記取得部により取得された決済情報に含まれる前記特定識別情報に紐付けられるスタンプカードを特定し、当該スタンプカードに対し前記決済情報に基づいてスタンプを付与する付与部と、
前記スタンプの付与により前記スタンプに対応付けられた条件を満たした場合、前記スタンプカードに応じた着せ替えコンテンツの利用を前記利用者に許可する処理部と、を備え、
前記着せ替えコンテンツは、前記決済処理に関するインターフェース画面の所定の領域のデザインを変更するコンテンツである、
情報処理装置。
続きを表示（約 2,200 文字）【請求項２】
前記着せ替えコンテンツは、前記販売者に関連するコンテンツである、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記販売者は、所定の施設内を移動しながら商品を販売している販売者である、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記処理部は、前記スタンプの付与により前記スタンプに対応付けられた条件を満たした場合、前記利用者に利用を許可した着せ替えコンテンツの種別を記憶部に記憶させ、
次に、前記スタンプの付与により前記スタンプに対応付けられた条件を満たした場合、前記記憶部に記憶された前回利用を許可した着せ替えコンテンツの種別とは異なる着せ替えコンテンツの利用を許可する、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記決済情報は、前記決済に係る金額または前記決済に係る商品の種別の情報である決済態様情報を含み、
前記処理部は、前記スタンプの付与により前記スタンプに対応付けられた条件を満たした場合、条件を満たすまでに取得した前記決済態様情報に応じた着せ替えコンテンツの利用を許可する、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記取得部は、決済処理の加盟店の加盟店識別情報、前記加盟店に属する販売者であることを示す販売者識別情報、および前記利用者識別情報を含む決済情報を取得し、
前記付与部は、前記取得部により取得された決済情報に含まれる前記販売者識別情報に紐付けられるスタンプカードを特定し、当該スタンプカードに対し前記決済情報に基づいてスタンプを付与する、
請求項１から５のうちいずれか１項に記載の情報処理装置。
【請求項７】
販売者に対する決済であって、利用者が利用する利用者端末に表示された情報であって前記利用者を識別する利用者識別情報を示すコードを、前記販売者が利用する販売者端末が読み取ることにより行われる決済処理、または前記利用者が利用する利用者端末が、前記利用者が前記販売者を識別する販売者識別情報を示すコードを読み取ることにより行われる決済処理を用いる決済を行うための操作が行われた場合に、前記決済に関する決済情報であって、決済処理の加盟店の加盟店識別情報、前記加盟店に属する販売者であることを示す前記販売者識別情報、および前記利用者識別情報を含む決済情報を取得する取得部と、
前記販売者に紐付けられる電子化されたスタンプカードであって、前記取得部により取得された決済情報に含まれる前記販売者識別情報に紐付けられるスタンプカードを特定し、当該スタンプカードに対し前記決済情報に基づいてスタンプを付与する付与部と、
情報処理装置。
【請求項８】
前記スタンプの付与により前記スタンプに対応付けられた条件を満たした場合、前記スタンプカードに応じた着せ替えコンテンツの利用を前記利用者に許可する処理部と、更に備え、
前記着せ替えコンテンツは、前記決済処理に関するインターフェース画面の所定の領域のデザインを変更するコンテンツであり、
前記着せ替えコンテンツは、前記販売者に関連するコンテンツであり、
前記販売者は、所定の施設内を移動しながら商品を販売している販売者である、
請求項７に記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記処理部は、前記スタンプの付与により前記スタンプに対応付けられた条件を満たした場合、前記利用者に利用を許可した着せ替えコンテンツの種別を記憶部に記憶させ、
次に、前記スタンプの付与により前記スタンプに対応付けられた条件を満たした場合、前記記憶部に記憶された前回利用を許可した着せ替えコンテンツの種別とは異なる着せ替えコンテンツの利用を許可する、
請求項８に記載の情報処理装置。
【請求項１０】
コンピュータが、
販売者に対する決済であって、利用者が利用する利用者端末に表示された情報であって前記利用者を識別する利用者識別情報を示すコードを、前記販売者が利用する販売者端末が読み取ることにより行われる決済処理、または前記利用者が利用する利用者端末が、前記販売者を識別する特定識別情報を示すコードを読み取ることにより行われる決済処理を用いる決済を行うための操作が行われた場合に、前記決済に関する決済情報であって、前記特定識別情報を含む決済情報を取得する処理と、
前記販売者の加盟店または販売者に紐付けられる電子化されたスタンプカードであって、取得された決済情報に含まれる前記特定識別情報に紐付けられるスタンプカードを特定し、当該スタンプカードに対し前記決済情報に基づいてスタンプを付与する処理と、
前記スタンプの付与により前記スタンプに対応付けられた条件を満たした場合、前記スタンプカードに応じた着せ替えコンテンツの利用を前記利用者に許可する処理と、を実行し、
前記着せ替えコンテンツは、前記決済処理に関するインターフェース画面の所定の領域のデザインを変更するコンテンツである、
情報処理方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示（約 2,600 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、移動販売を目的とする移動体に関する情報を含み、前記移動販売で販売される商品の注文要求を、ユーザ端末から受け付ける受付部と、前記受付部によって前記注文要求が受け付けられた場合に、前記商品の価格の情報と、前記移動体が提供するサービスに対する前記移動体への報酬の支払に関する処理を行うための処理情報とを前記ユーザ端末へ送信する送信部と、を備えることを特徴とする情報処理装置が開示されている（特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第６５１７４０５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来の技術では、利用者の満足度を十分に向上させることができないことがあった。
【０００５】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、利用者の満足度をより向上させることができる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様は、販売者に対する決済であって、利用者が利用する利用者端末に表示された情報であって前記利用者を識別する利用者識別情報を示すコードを、前記販売者が利用する販売者端末が読み取ることにより行われる決済処理、または前記利用者が利用する利用者端末が、前記販売者を識別する特定識別情報を示すコードを読み取ることにより行われる決済処理を用いる決済を行うための操作が行われた場合に、前記決済に関する決済情報であって、前記特定識別情報を含む決済情報を取得する取得部と、前記販売者の加盟店または販売者に紐付けられる電子化されたスタンプカードであって、前記取得部により取得された決済情報に含まれる前記特定識別情報に紐付けられるスタンプカードを特定し、当該スタンプカードに対し前記決済情報に基づいてスタンプを付与する付与部と、前記スタンプの付与により前記スタンプに対応付けられた条件を満たした場合、前記スタンプカードに応じた着せ替えコンテンツの利用を前記利用者に許可する処理部と、を備え、前記着せ替えコンテンツは、前記決済処理に関するインターフェース画面の所定の領域のデザインを変更するコンテンツである情報処理装置である。
【発明の効果】
【０００７】
本発明の一態様によれば、利用者の満足度をより向上させることができる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
電子決済サービスが実現されるための構成の一例を示す図である。
電子決済の大まかな流れを例示したシーケンス図（その１）である。
電子決済の大まかな流れを例示したシーケンス図（その２）である。
実施形態に係る決済サーバ１００の構成図である。
利用者情報１７２の内容の一例を示す図である。
利用者スタンプ情報１７３の内容の一例を示す図である。
加盟店／店舗情報１７６の内容の一例を示す図である。
スタンプカード情報１７８の内容の一例を示す図である。
着せ替えコンテンツの利用を許可する処理の概要について説明するための図である。
スタンプカード情報１７８Ａの一例を示す図である。
電子決済システムにより実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
決済サーバ１００により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。
コンテンツの着せ替えについて説明するための図である。
スタンプカード情報１７８Ｂの内容の一例を示す図である。
スタンプカード情報１７８Ｃの内容の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照し、本発明の情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムの実施形態について説明する。以下に登場する「サーバ」などの、利用者にサービスを提供したり内部解析を行ったりするための各種装置は、分散化された装置群によって実現されてよく、それぞれの装置を運用する事業者は異なってもよい。また装置のハードウェアの保有者（クラウドサーバの提供者）と実質的な運用を行う事業者も異なってよい。アプリケーションプログラムと決済サーバは、協働して電子決済サービスを提供する。以下の説明ではアプリケーションプログラムを決済アプリと称する。電子決済サービスは、店舗における商品やサービスの購買に係る決済をサポートするサービスである。店舗とは、例えば、現実空間に存在する物理的な店舗（実店舗）であるが、電子商取引の仮想店舗を含んでもよい。仮想店舗は、電子決済サービスの運営者とは異なる主体によって提供されるものを含んでもよい。その場合、仮想店舗における買い物の決済の際に、電子決済サービスのインターフェース画面に遷移するように制御される。電子決済サービスにおいて、店舗は、例えば加盟店（ブランド）に属するものとして扱われ、店舗において購買行動が行われた際の決済などの処理は、主として利用者と加盟店の間で行われる。これに代えて、決済などの処理が利用者と店舗との間で行われてもよい。
【００１０】
［電子決済サービス］
図１は、電子決済サービスが実現される電子決済システムの構成の一例を示す図である。電子決済サービスは、決済サーバ１００を中心として実現される。電子決済サービスを実現する電子決済システムは、例えば、一以上の利用者端末装置１０、一以上の第１店舗端末装置５０、一以上の第２店舗端末装置７０、および決済サーバ１００を備える。これらの装置は、例えばネットワークＮＷを介して通信する。ネットワークＮＷは、例えば、インターネット、ＬＡＮ（Local Area Network）、無線基地局、プロバイダ装置、クレジットカードなどの決済システムのネットワークなどを含む。電子決済システムまたは決済サーバ１００は「情報処理装置」の一例である。
（【００１１】以降は省略されています）

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