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公開番号2025171181
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024076252
出願日2024-05-09
発明の名称電気機器内蔵盤
出願人テンパール工業株式会社
代理人弁理士法人藤本パートナーズ
主分類H02B 1/44 20060101AFI20251113BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】デザイン性に優れた電気機器内蔵盤を提供する。
【解決手段】操作部を有する電気機器12と、電気機器を収容するケース11と、を備えた電気機器内蔵盤1であって、ケースは、電気機器が取り付けられるベース部13と、ベース部を覆う外枠カバー部14と、外枠カバー部の前方に配置される前カバー部15と、を備え、ベース部は、ベース部の後端部を構成する底面部と、底面部の外周縁から前側に立ち上がる立上部と、を備え、外枠カバー部は、ベース部の前面を覆う前面部4と、前面部から後側に延びる、スカート部5と、を備え、スカート部は、前後方向に直交する縦方向、並びに、前後方向及び縦方向に直交する横方向の少なくとも三方が金属製であるとともに、立上部に外嵌合するように構成され、前カバー部は、外表面が木製化粧部で覆われる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
操作部を有する電気機器と、前記電気機器を収容するケースと、を備えた電気機器内蔵盤であって、
前記ケースは、前記電気機器が取り付けられるベース部と、前記ベース部を覆う外枠カバー部と、前記外枠カバー部の前方に配置される前カバー部と、を備え、
前記ベース部は、前記ベース部の後端部を構成する底面部と、前記底面部の外周縁から前側に立ち上がる立上部と、を備え、
前記外枠カバー部は、
前記ベース部の前面を覆う前面部と、
前記前面部から後側に延びる、スカート部と、を備え、
前記スカート部は、
前後方向に直交する縦方向、並びに、前後方向及び縦方向に直交する横方向の少なくとも三方が金属製であるとともに、
前記立上部に外嵌合するように構成され、
前記前カバー部は、外表面が木製化粧部で覆われる、電気機器内蔵盤。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記前面部は、前記操作部を露出させるための前後方向に貫通する操作開口が形成された、一枚物の板状体である、請求項1に記載の電気機器内蔵盤。
【請求項3】
前記外枠カバー部は、縦方向の一端部に位置し、前後方向に延びる板状の覆い板を備え、
前記前カバー部は、縦方向の一端部に位置し横方向に延びる軸周りに回動して縦方向の一端側に開くことができるように構成され、
前記覆い板は、外表面が木製化粧部で覆われる、請求項1又は2に記載の電気機器内蔵盤。
【請求項4】
前記底面部は、
縦方向の両端部に位置する一対の縦縁部及び横方向の両端部に位置する一対の横縁部を備えた枠状のベース枠部と、
前記一対の縦縁部のうち一方の縦縁部から他方の縦縁部まで延びる帯状の縦ベース帯部と、
前記一対の横縁部のうち一方の横縁部から他方の横縁部まで延びる帯状の横ベース帯部と、を備え、
前記一対の横縁部と前記縦ベース帯部の間には、横方向で前記縦ベース帯部の幅よりも広い空間が形成され、
前記一対の縦縁部と前記横ベース帯部の間には、縦方向で前記横ベース帯部の幅よりも広い空間が形成される請求項1又は2に記載の電気機器内蔵盤。
【請求項5】
前記ベース部は、前記縦ベース帯部又は前記横ベース帯部から前側に立ち上がる、電気機器取付部を備え、
前記電気機器取付部は、前記電気機器を取り付けることができるように構成されている、請求項4に記載の電気機器内蔵盤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、分岐ブレーカや切替開閉器などの電気機器を内蔵する電気機器内蔵盤に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気機器内蔵盤として特許文献1に記載の分電盤が知られている。分電盤は、略長方形状の底板及びこの底板の四側縁から立設され壁材に嵌合する嵌合部を含む側板を備え、一面を開口する箱状に形成されている下箱と、基板フレームと、前記基板フレームに固定されている主幹ブレーカ及び分岐ブレーカと、下箱の開口を塞ぐ上箱とを備える。上箱は、主幹ブレーカ及び分岐ブレーカの操作ハンドルが突出させる孔が形成された中蓋と、中蓋に開閉可能に連結され、中蓋を覆うことができるカバーと、を備える。上箱は側板の先端部に連結されており、上箱と側板の先端部の間には段差が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-315209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電気機器内蔵盤において、中蓋を覆うカバーに意匠性を持たせる場合がある。しかしながら、特許文献1のような分電盤では、側板が全体的に露出しており、側板の先端部と上箱の間に形成された段差などが目を惹いてしまうため、カバーが目立ちにくかった。
【0005】
そこで、本発明は、デザイン性に優れた電気機器内蔵盤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電気機器内蔵盤は、操作部を有する電気機器と、前記電気機器を収容するケースと、を備えた電気機器内蔵盤であって、前記ケースは、前記電気機器が取り付けられるベース部と、前記ベース部を覆う外枠カバー部と、前記外枠カバー部の前方に配置される前カバー部と、を備え、前記ベース部は、前記ベース部の後端部を構成する底面部と、前記底面部の外周縁から前側に立ち上がる立上部と、を備え、前記外枠カバー部は、前記ベース部の前面を覆う前面部と、前記前面部から後側に延びる、スカート部と、を備え、前記スカート部は、前後方向に直交する縦方向、並びに、前後方向及び縦方向に直交する横方向の少なくとも三方が金属製であるとともに、前記立上部に外嵌合するように構成され、前記前カバー部は、外表面が木製化粧部で覆われる。
【0007】
かかる構成によれば、縦方向が上下方向に沿うように電気機器内蔵盤を設置した状態で、立上部の左右及び下部がスカート部で覆われ、前面に位置する前カバー部は、外表面が木製化粧部で覆われるので、木の意匠性やデザインを強調することができる。よって、デザイン性に優れた電気機器内蔵盤とすることができる。
【0008】
また、前記前面部は、前記操作部を露出させるための前後方向に貫通する操作開口が形成された、一枚物の板状体として構成することもできる。
【0009】
かかる構成によれば、前面部は一枚物の板状体であるので、前面部に継ぎ目や接合面が形成されていないので、操作部が目立ちやすくなる。よって、操作部を操作しやすくなる。
【0010】
また、前記外枠カバー部は、縦方向の一端部に位置し、前後方向に延びる板状の覆い板を備え、前記前カバーは、縦方向の一端部に位置し横方向に延びる軸周りに回動して縦方向の一端側に開くことができるように構成され、前記覆い板は、外表面が木製化粧部で覆われる構成とすることもできる。
(【0011】以降は省略されています)

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