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公開番号2025170657
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-19
出願番号2024075420
出願日2024-05-07
発明の名称作業手順管理方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/04 20120101AFI20251112BHJP(計算;計数)
要約【課題】作業者及び検査員のヒューマンエラーの可能性を低減しつつ、指示されていない作業手順で生産された製品の出荷可否を判定すること。また、検査員の作業手順書番号の目視確認工数を削減すること。
【解決手段】作業手順管理方法は、工程別に、指示者が作業手順書番号(指示)を登録し(S11)、作業者が作業手順書番号(使用)を登録し(S12)、当該登録した作業手順書番号(指示)と作業手順書番号(使用)とが一致した場合に、設備起動条件をオンにし(S14)、検査員が出荷を許可する各工程の作業手順書番号を登録し(S17)、製品シリアル番号を読み込ませ(S18)、製品シリアル番号に紐づけされた作業手順書番号の組み合わせが一致しているか照合し、製品シリアル番号に紐づけされた作業手順書番号の組み合わせが不一致の場合に出荷不可と判定し、判定結果を製造記録として記録する(S19)。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
工程別に、
指示者が作業手順書番号(指示)を登録し、
作業者が作業手順書番号(使用)を登録し、
当該登録した作業手順書番号(指示)と作業手順書番号(使用)とが一致した場合に、設備起動条件をオンにし、
検査員が出荷を許可する各工程の作業手順書番号を登録し、製品シリアル番号を読み込ませ、製品シリアル番号に紐づけされた作業手順書番号の組み合わせが一致しているか照合し、
製品シリアル番号に紐づけされた作業手順書番号の組み合わせが不一致の場合に出荷不可と判定し、判定結果を製造記録として記録する作業手順管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は作業手順管理方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、製造品に対する各工程や、SOPをデータベースに定義し、作業者が作業を行う場合、データベースの定義情報に基づき、各工程の実行順にSOPの1手順ずつ実行画面が表示され、作業者が現在すべき作業を示す作業手順管理システム及び作業手順管理方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-73511号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の作業手順管理方法では、指示記録と実施記録の一方しか製造記録データに残っていないので、顧客から指示系統と実施内容を問われた時に明確に回答ができない問題があった。また、作業手順(あるいは作業手順書No)の記録時に記録忘れ/誤記などのヒューマンエラーリスクがあるという問題もある。さらに出荷検査工程では、作業手順(あるいは作業手順書No)の目視確認時にヒューマンエラーリスクがある問題、部品製造に必要な工程が多くなれば目視確認工数が増大する問題もある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態の作業手順管理方法は、指示者が作業手順書番号(指示)を登録し、作業者が作業手順書番号(使用)を登録し、当該登録した作業手順書番号(指示)と作業手順書番号(使用)とが一致した場合に、設備起動条件をオンにし、検査員が出荷を許可する各工程の作業手順書番号を登録し、製品シリアル番号を読み込ませ、製品シリアル番号に紐づけされた作業手順書番号の組み合わせが一致しているか照合し、製品シリアル番号に紐づけされた作業手順書番号の組み合わせが不一致の場合に出荷不可と判定し、判定結果を製造記録として記録するようにした。
【発明の効果】
【0006】
本開示の作業手順管理方法によれば、作業者及び検査員のヒューマンエラーの可能性を低減しつつ、指示されていない作業手順で生産された製品の出荷可否を判定できる。また、検査員の作業手順書番号の目視確認工数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1にかかる作業手順管理方法の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態1にかかる作業手順管理方法の一例を示すフローチャートである。
【0009】
まず工程1において、ステップS11からステップS16までの処理が行われる。具体的にはステップS11において、作業手順書No.(指示)が指示者により登録される。指示者は例えば権限者である。登録画面は権限者のみ表示できる機能があることが望ましい。作業手順書No(指示)を登録する際には、No誤入力対策として作業手順書に2次元コードを添付し、読込登録することが望ましい。そしてステップS12に進む。
【0010】
ステップS12において、作業手順書No.(使用)が使用者により登録される。作業手順書No(使用)を登録する際には、No誤入力対策として作業手順書に2次元コードを添付し、読込登録することが望ましい。そしてステップS13に進む。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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