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公開番号
2025170605
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-19
出願番号
2024075333
出願日
2024-05-07
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20251112BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】トレイへのカートリッジの装着し忘れを抑制可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】第1トナーカートリッジが第1支持部材に装着されている際に位置する第1位置と、第1トナーカートリッジが第1支持部材から取り外されている際に位置する第2位置と、の間で移動可能な第1移動部材と、第2トナーカートリッジが第2支持部材に装着されている際に位置する第3位置と、第2トナーカートリッジが第2支持部材から取り外されている際に位置する第4位置と、の間で移動可能な第2移動部材と、を有する。第1移動部材は、第1支持部材が第1取出位置に位置する状態で、第1支持部材が第1取出位置から第1収容位置に移動する際の移動方向に見て、第1位置において開口の内部に全体が位置し、第2位置において少なくとも一部が開口の外部に突出する。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
第1現像ローラと、第2現像ローラと、前記第1現像ローラに供給される第1トナーを収容する第1収容部を備えた第1収容枠体と、前記第2現像ローラに供給される第2トナーを収容する第2収容部を備えた第2収容枠体と、を有する回転可能なロータリと、
前記ロータリを収容し、開口が備えられた本体枠体と、
前記第1トナーを収容し、前記開口を通じて前記ロータリに着脱可能な第1トナーカートリッジであって、前記第1収容枠体に対し、第1装着位置と、前記第1装着位置から退避した第1退避位置とに移動可能であり、前記第1装着位置にある状態で前記第1収容部にトナーを供給するように構成された第1トナーカートリッジと、
前記第2トナーを収容し、前記開口を通じて前記ロータリに着脱可能な第2トナーカートリッジであって、前記第2収容枠体に対し、第2装着位置と、前記第2装着位置から退避した第2退避位置とに移動可能であり、前記第2装着位置にある状態で前記第2収容部にトナーを供給するように構成された第2トナーカートリッジと、
前記第1トナーカートリッジを着脱可能に支持し、前記第1トナーカートリッジが前記第1装着位置に位置する際に前記第1収容枠体に収容される第1収容位置に位置し、前記第1トナーカートリッジが前記第1退避位置に位置する際に前記本体枠体の外部に少なくとも一部が露出し、前記第1トナーカートリッジを取出し可能となる第1取出位置に位置し、かつ前記第1収容位置と前記第2退避位置との間で移動する際に、前記第1トナーカートリッジと共に前記開口を通過する第1支持部材と、
前記第2トナーカートリッジを着脱可能に支持し、前記第2トナーカートリッジが前記第2装着位置に位置する際に前記第2収容枠体に収容される第2収容位置に位置し、前記第2トナーカートリッジが前記第2退避位置に位置する際に前記本体枠体の外部に少なくとも一部が露出し、前記第2トナーカートリッジを取出し可能となる第2取出位置に位置し、かつ前記第2収容位置と前記第2退避位置との間で移動する際に、前記第2トナーカートリッジと共に前記開口を通過する第2支持部材と、
前記第1支持部材に取り付けられ、前記第1トナーカートリッジが前記第1支持部材に装着されている際に位置する第1位置と、前記第1トナーカートリッジが前記第1支持部材から取り外されている際に位置する第2位置と、の間で移動可能な第1移動部材と、
前記第2支持部材に取り付けられ、前記第2トナーカートリッジが前記第2支持部材に装着されている際に位置する第3位置と、前記第2トナーカートリッジが前記第2支持部材から取り外されている際に位置する第4位置と、の間で移動可能な第2移動部材と、
を有し、
前記第1移動部材は、前記第1支持部材が前記第1取出位置に位置する状態で、前記第1支持部材が前記第1取出位置から前記第1収容位置に移動する際の移動方向に見て、前記第1位置において前記開口の内部に全体が位置し、前記第2位置において少なくとも一部が前記開口の外部に突出し、
前記第2移動部材は、前記第2支持部材が前記第2取出位置に位置する状態で、前記移動方向に見て、前記第3位置において前記開口の内部に全体が位置し、前記第4位置において少なくとも一部が前記開口の外部に突出する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記第1支持部材は、前記第1移動部材が前記第1位置に位置する際に、前記第1取出位置から前記第1収容位置への移動が許容され、前記第1移動部材が前記第2位置に位置する際に、前記第1移動部材が前記本体枠体に突き当たることで前記第1取出位置から前記第1収容位置への移動が規制され、
前記第2支持部材は、前記第2移動部材が前記第3位置に位置する際に、前記第2取出位置から前記第2収容位置への移動が許容され、前記第2移動部材が前記第4位置に位置する際に、前記第2移動部材が前記本体枠体に突き当たることで前記第2取出位置から前記第2収容位置への移動が規制される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1移動部材は、前記移動方向において前記第1支持部材の中心よりも下流側に配置され、
前記第2移動部材は、前記移動方向において前記第1支持部材の中心よりも下流側に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1移動部材の重心は、自重により前記第1移動部材が前記第1位置から前記第2位置に向けて付勢されるように位置し、
前記第2移動部材の重心は、自重により前記第2移動部材が前記第3位置から前記第4位置に向けて付勢されるように位置している、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第1移動部材を前記第1位置から前記第2位置に向けて付勢する第1付勢部材と、
前記第2移動部材を前記第3位置から前記第4位置に向けて付勢する第2付勢部材と、を更に有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第1移動部材は、第1回動軸を中心に前記第1支持部材に前記第1位置と前記第2位置との間で回動可能に支持され、
前記第2移動部材は、第2回動軸を中心に前記第2支持部材に前記第3位置と前記第4位置との間で回動可能に支持される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1移動部材を付勢する第1付勢部材と、
前記第2移動部材を付勢する第2付勢部材と、を更に有し、
前記第1移動部材の自重による前記第1回動軸を中心とするモーメントと、前記第1付勢部材の付勢力による前記第1回動軸を中心とするモーメントと、の合計は、前記第1移動部材を前記第1位置から前記第2位置に向けて回動させるように作用し、
前記第2移動部材の自重による前記第2回動軸を中心とするモーメントと、前記第2付勢部材の付勢力による前記第2回動軸を中心とするモーメントと、の合計は、前記第2移動部材を前記第3位置から前記第4位置に向けて回動させるように作用する、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
本体枠体と、
現像ローラと、前記現像ローラに供給されるトナーを収容する収容部を備えた収容枠体と、を有し、前記本体枠体に回転可能に支持されるロータリと、
トナーを収容し、前記ロータリに着脱可能なトナーカートリッジであって、前記収容枠体に対し、装着位置と、前記装着位置から退避した退避位置とに移動可能であり、前記装着位置にある状態で前記収容部にトナーを供給するように構成されたトナーカートリッジと、
前記トナーカートリッジを着脱可能に支持すると共に前記収容枠体に対して移動可能に支持され、前記トナーカートリッジが前記装着位置に位置する際に前記収容枠体に収容される収容位置に位置し、かつ前記トナーカートリッジが前記退避位置に位置する際に前記本体枠体の外部に少なくとも一部が露出し、前記トナーカートリッジを取出し可能となる取出位置に位置する支持部材と、
前記支持部材に第1位置と前記第1位置とは異なる第2位置との間で移動可能に支持され、前記トナーカートリッジが前記支持部材に装着されている際に前記第1位置に位置し、前記トナーカートリッジが前記支持部材から取り外されている際に前記第2位置に位置する移動部材と、を備え、
前記移動部材は、前記第1位置に位置する際に、前記支持部材の前記取出位置から前記収容位置への移動を許容し、前記第2位置に位置する際に、前記支持部材の前記取出位置から前記収容位置への移動を規制する、
ことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置において、複数の現像部材を備えたロータリを回転させることでカラー画像を形成するロータリ現像方式が知られている。特許文献1、2には、複数本の現像ローラを備えたロータリと、該ロータリに対してそれぞれ着脱可能な複数のトナーカートリッジ(トナー収容容器)と、を備えた画像形成装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-183305号公報
特開2008-096852号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、電子写真方式の画像形成装置において、トレイに乗った状態でプロセスカートリッジを装置本体に対して取り外し可能な構成が知られている。ユーザが、このようなトレイにプロセスカートリッジを乗せずに、トレイを装置本体に収容させると、画像形成を行うことができない。このため、トレイへのカートリッジの装着し忘れを抑制する機構が望まれていた。
【0005】
本発明は、トレイへのカートリッジの装着し忘れを抑制可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、第1現像ローラと、第2現像ローラと、前記第1現像ローラに供給される第1トナーを収容する第1収容部を備えた第1収容枠体と、前記第2現像ローラに供給される第2トナーを収容する第2収容部を備えた第2収容枠体と、を有する回転可能なロータリと、前記ロータリを収容し、開口が備えられた本体枠体と、前記第1トナーを収容し、前記開口を通じて前記ロータリに着脱可能な第1トナーカートリッジであって、前記第1収容枠体に対し、第1装着位置と、前記第1装着位置から退避した第1退避位置とに移動可能であり、前記第1装着位置にある状態で前記第1収容部にトナーを供給するように構成された第1トナーカートリッジと、前記第2トナーを収容し、前記開口を通じて前記ロータリに着脱可能な第2トナーカートリッジであって、前記第2収容枠体に対し、第2装着位置と、前記第2装着位置から退避した第2退避位置とに移動可能であり、前記第2装着位置にある状態で前記第2収容部にトナーを供給するように構成された第2トナーカートリッジと、前記第1トナーカートリッジを着脱可能に支持し、前記第1トナーカートリッジが前記第1装着位置に位置する際に前記第1収容枠体に収容される第1収容位置に位置し、前記第1トナーカートリッジが前記第1退避位置に位置する際に前記本体枠体の外部に少なくとも一部が露出し、前記第1トナーカートリッジを取出し可能となる第1取出位置に位置し、かつ前記第1収容位置と前記第2退避位置との間で移動する際に、前記第1トナーカートリッジと共に前記開口を通過する第1支持部材と、前記第2トナーカートリッジを着脱可能に支持し、前記第2トナーカートリッジが前記第2装着位置に位置する際に前記第2収容枠体に収容される第2収容位置に位置し、前記第2トナーカートリッジが前記第2退避位置に位置する際に前記本体枠体の外部に少なくとも一部が露出し、前記第2トナーカートリッジを取出し可能となる第2取出位置に位置し、かつ前記第2収容位置と前記第2退避位置との間で移動する際に、前記第2トナーカートリッジと共に前記開口を通過する第2支持部材と、前記第1支持部材に取り付けられ、前記第1トナーカートリッジが前記第1支持部材に装着されている際に位置する第1位置と、前記第1トナーカートリッジが前記第1支持部材から取り外されている際に位置する第2位置と、の間で移動可能な第1移動部材と、前記第2支持部材に取り付けられ、前記第2トナーカートリッジが前記第2支持部材に装着されている際に位置する第3位置と、前記第2トナーカートリッジが前記第2支持部材から取り外されている際に位置する第4位置と、の間で移動可能な第2移動部材と、を有し、前記第1移動部材は、前記第1支持部材が前記第1取出位置に位置する状態で、前記第1支持部材が前記第1取出位置から前記第1収容位置に移動する際の移動方向に見て、前記第1位置において前記開口の内部に全体が位置し、前記第2位置において少なくとも一部が前記開口の外部に突出し、前記第2移動部材は、前記第2支持部材が前記第2取出位置に位置する状態で、前記移動方向に見て、前記第3位置において前記開口の内部に全体が位置し、前記第4位置において少なくとも一部が前記開口の外部に突出する、ことを特徴とする画像形成装置である。
【0007】
本発明の他の一態様は、本体枠体と、現像ローラと、前記現像ローラに供給されるトナーを収容する収容部を備えた収容枠体と、を有し、前記本体枠体に回転可能に支持されるロータリと、トナーを収容し、前記ロータリに着脱可能なトナーカートリッジであって、前記収容枠体に対し、装着位置と、前記装着位置から退避した退避位置とに移動可能であり、前記装着位置にある状態で前記収容部にトナーを供給するように構成されたトナーカートリッジと、前記トナーカートリッジを着脱可能に支持すると共に前記収容枠体に対して移動可能に支持され、前記トナーカートリッジが前記装着位置に位置する際に前記収容枠体に収容される収容位置に位置し、かつ前記トナーカートリッジが前記退避位置に位置する際に前記本体枠体の外部に少なくとも一部が露出し、前記トナーカートリッジを取出し可能となる取出位置に位置する支持部材と、前記支持部材に第1位置と前記第1位置とは異なる第2位置との間で移動可能に支持され、前記トナーカートリッジが前記支持部材に装着されている際に前記第1位置に位置し、前記トナーカートリッジが前記支持部材から取り外されている際に前記第2位置に位置する移動部材と、を備え、前記移動部材は、前記第1位置に位置する際に、前記支持部材の前記取出位置から前記収容位置への移動を許容し、前記第2位置に位置する際に、前記支持部材の前記取出位置から前記収容位置への移動を規制する、ことを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、トレイへのカートリッジの装着し忘れを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1に係る画像形成装置の概略図。
実施例1に係る画像形成装置の構成図。
実施例1に係る現像ユニット、トナーカートリッジ及びトレイの模式図。
実施例1に係る画像形成装置の断面図(a、b)。
実施例1に係るロータリ本体の斜視図。
実施例1に係る画像形成装置の斜視図(a~c)。
実施例1に係る画像形成装置の断面図(a、b)。
実施例1に係るロータリ本体の説明図。
実施例1に係るロータリ本体の説明図。
実施例1に係るロータリ本体の説明図。
実施例1に係るトレイの移動に関する構成の説明図(a、b)。
実施例1に係るトレイの移動に関する構成の説明図(a、b)。
実施例1に係る揺動アーム及びトレイを示す斜視図(a、b)。
実施例1に係る枠体の開口及び揺動アームを示す正面図(a、b)。
実施例1に係る揺動アームの動作を示す断面図(a、b)。
実施例2に係る揺動アーム及びを示す斜視図(a、b)。
実施例2に係る揺動アームの動作を示す断面図(a、b)。
実施例2の変形例に係る揺動アームの動作を示す断面図(a、b)。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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