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公開番号2025169935
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-14
出願番号2025076655
出願日2025-05-02
発明の名称滑動可能パネルのためのローラ組立体
出願人シーアイアイロック エンジニアリング ピーティーワイ リミテッド,CiiLOCK Engineering PTY LTD
代理人個人,個人,個人
主分類E05D 15/06 20060101AFI20251107BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】構成要素の数を減らし、製造コストを低減したローラ組立体を提供する。
【解決手段】2つの端部支持ブロックと、端部ブロックの間に配置された複数のローラキャリッジと、各隣接するローラキャリッジのペアの間に配置されたそれぞれの中間支持ブロックとを備え、ローラキャリッジは、支持ブロックの傾斜側面と係合する傾斜側面を有し、側面の傾斜により、2つの端部ブロックが互いに向かって付勢されるときに、ローラキャリッジが滑動可能パネルの下面から離れるように付勢され、端部ブロックには、端部ブロックを滑動可能パネルの下面に直接固定する形成部が形成され、端部ブロックの少なくとも一方は、2つの部品で形成され、一方の部品は、滑動可能パネルに固定されることを可能にする形成部を有し、他方の部品は、ローラキャリッジと滑動可能に係合し、第1の部品に調整可能に接続されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
2つの端部支持ブロック(122a、122b)と、
前記端部支持ブロック(122、122)の間に配置された複数のローラキャリッジ(116)と、
各隣接するローラキャリッジ(116)のペアの間に配置されたそれぞれの中間支持ブロック(124)と
を備える、複数の直列に配列された相互接続構成要素から形成された滑動可能パネルの下面に固定するためのローラ組立体であって、
前記ローラキャリッジ(116)は、滑動平面に沿って前記支持ブロック(122、124)の傾斜側面と係合する傾斜側面を有し、
この係合により、隣接する構成要素が前記滑動平面内で1つの方向に互いに対して滑動可能でありながら、滑動方向と直交する方向における前記滑動平面内での相対移動が防止され、前記滑動平面に対して垂直な方向への相対移動も防止され、
前記滑動平面の傾斜により、2つの前記端部ブロックが互いに向かって付勢されるときに、前記ローラキャリッジ(116)が前記滑動可能パネルの前記下面から離れるように付勢されるように構成され、
前記端部支持ブロック(122a、122b)の各々には、前記端部ブロック(122a、122b)が固定具を受け入れて、それぞれの前記端部ブロックを前記滑動可能パネルの前記下面に直接固定することが可能な形成部(121、144)が形成され、
前記ローラキャリッジによって前記滑動可能パネルの重量が支持されているときに、前記固定具のみで前記端部支持ブロック(122a、122b)間の固定距離を十分に維持し、
前記端部支持ブロック(122b)の少なくとも一方が、2つの部品(140、142)に形成され、一方の部品(142)は、前記部品が前記滑動可能パネルに固定されることを可能にする形成部を有し、他方の部品(144)は、ローラキャリッジ(116)と滑動可能に係合し、第1の部品(142)に調整可能に接続されることを特徴とする、ローラ組立体。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記支持ブロック(122、124)及び前記ローラキャリッジ(116)の前記傾斜側面は、舌部(230)及び溝部(232)で互いに係合して、前記滑動平面内において前記滑動方向と直交する方向に相対的に移動するのを防止する、請求項1に記載のローラ組立体。
【請求項3】
隣接する構成要素が前記滑動平面に対して垂直な方向に分離するのを防止しつつ、前記滑動方向に沿った移動を可能にするため、一方の構成要素に、他方の構成要素のスロット(115)内に捕捉されるピン(119)が設けられている、請求項1又は2に記載のローラ組立体。
【請求項4】
前記ローラキャリッジ(116)と前記支持ブロック(122、124)との間に留め具(117)が設けられて、前記組立体を滑動可能パネルに設置する際に補助するために、全ての構成要素を所定の相対的配向で保持する、請求項1から3のいずれか一項に記載のローラ組立体。
【請求項5】
前記留め具は、前記ピン(119)を受け入れるスロット(115)内の狭窄部(117)によって形成されている、請求項3に従属する請求項4に記載のローラ組立体。
【請求項6】
前記留め具は、前記舌部(230)の端部にある凹部(234)によって形成され、前記凹部(234)は、押圧嵌めにより、合わせ溝部(232)に形成された突出部(236)を受け入れる、請求項2に従属する請求項4に記載のローラ組立体。
【請求項7】
隣接する構成要素が分離するのを防止しつつ互いに対して滑動可能にするために、棒状要素が前記端部支持ブロックに滑動可能に接続されており、前記棒状要素間の接続は、設置時に前記ローラ組立体を一時的に所望の位置に保持するのに十分な強度をもつが、前記ローラ組立体の使用中に前記滑動可能パネルの荷重に耐えることはできない、請求項1に記載のローラ組立体。
【請求項8】
前記端部支持ブロックの前記形成部に係合する固定具により、滑動可能パネルの前記下面に固定された、請求項1から7のいずれか一項に記載のローラ組立体。
【請求項9】
2つの端部支持ブロック(122a、122b)と、
前記端部支持ブロック(122、122)の間に配置された複数のローラキャリッジ(116)と、
各隣接するローラキャリッジ(116)のペアの間に配置されたそれぞれの中間支持ブロック(124)と
を備える、複数の直列に配列された相互接続構成要素から形成された滑動可能パネルの下面に固定するためのローラ組立体であって、
前記ローラキャリッジ(116)は、滑動平面に沿って前記支持ブロック(122、124)の傾斜側面と係合する傾斜側面を有し、
この係合により、隣接する構成要素が前記滑動平面内で1つの方向に互いに対して滑動可能でありながら、滑動方向と直交する方向における前記滑動平面内での相対移動が防止され、前記滑動平面に対して垂直な方向への相対移動も防止され、
前記滑動平面の傾斜により、2つの前記端部ブロックが互いに向かって付勢されるときに、前記ローラキャリッジ(116)が前記滑動可能パネルの前記下面から離れるように付勢されるように構成され、
前記端部支持ブロック(122a、122b)の各々には、前記端部ブロックが固定具を受け入れて、それぞれの前記端部ブロックを前記滑動可能パネルの前記下面に直接固定することが可能な形成部(121、144)が形成され、
前記ローラキャリッジによって前記滑動可能パネルの重量が支持されているときに、前記固定具のみで前記端部支持ブロック間の固定距離を維持する働きをし、
隣接する構成要素間の係合により、前記構成要素が互いに分離するのを防止するように、前記構成要素が互いに対して滑動する範囲を制限する、ローラ組立体。
【請求項10】
前記支持ブロック(122、124)及び前記ローラキャリッジ(116)の前記傾斜側面は、舌部(230)及び溝部(232)で互いに係合して、前記滑動平面内において前記滑動方向と直交する方向に相対的に移動するのを防止する、請求項9に記載のローラ組立体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、滑動可能パネルのためのローラ組立体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
本発明は、出願人が特許文献1において提案したローラキャリッジ組立体を改良したものである。このような組立体を、添付図面の図1から図4に示している。図1は、同様の組立体の分解図であり、特許文献1の図1aに対応する。図2及び図3は、この組立体の動作原理を実証する概略図である。これらの図は、本発明を理解するために必要な範囲で本明細書に記載しているが、不要な繰り返しを避けるために、特許文献1の全内容が参照により本明細書に組み込まれる。
【0003】
図1及び図4のローラキャリッジ組立体10は、軸線14によってローラキャリッジ16に取り付けられたローラ12を備える。各ローラキャリッジは、一般に台形形状をしており、傾斜側面が頂部に向かって先細になっている。この組立体は、図4に明確に示す筺体20を備える。この筺体は、滑動可能パネルの下面に固定される。この筺体内には、2つの端部支持ブロック22(図1には1つしか示されていない)と、2つの中間支持ブロック24とが保持されている。ボルト26とナット28により、端部ブロック22のうちの1つの位置を筺体20に対して調整することができ、これにより2つの端部ブロック22間の距離を短縮又は延長させることができる。
【0004】
支持ブロック22と支持ブロック24は全て、ローラキャリッジ16の傾斜側面と舌部及び溝部で係合する傾斜側面を有し、これらの構成要素は互いに対して滑動することができる。舌部及び溝部の形状により、構成要素は滑動方向に対して直角な任意の方向には引き離されないようになっている。
【0005】
図2と図3との対比からわかるように、ボルト26によって、矢印30で表される力が構成要素を互いに向かって押すように作用するとき、ローラキャリッジ16が下方に押されて、滑動可能パネルの高さを調整することができる。また、図3からもわかるように、ローラキャリッジに作用する反力が例えば地面の凹凸により不均一である場合、それらの高さは互いに独立して自動的に調整される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
英国特許出願公開第2573876号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、特許文献1と同様の原理で動作するが、より構成要素の数を減らすことで製造コストを低減することができるローラ組立体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本目的は、本発明において、筺体を省略し、ホイールキャリッジ及び支持ブロックを筺体が不要となるように設計することによって達成される。
【0009】
本発明によれば、添付の特許請求の範囲の請求項1に記載のローラ組立体が提供される。
【0010】
いくつかの実施形態では、支持ブロック及びローラキャリッジの傾斜側面は、舌部及び溝部で互いに係合しており、滑動平面内において滑動方向と直交する方向に相対的に移動するのを防止している。
(【0011】以降は省略されています)

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