TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025169463
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-12
出願番号
2025144352,2023185466
出願日
2025-09-01,2019-05-09
発明の名称
眼科組成物
出願人
ロート製薬株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
31/737 20060101AFI20251105BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】眼部における摩擦を低減させることができる眼科組成物を提供すること。
【解決手段】本発明は、(A)コンドロイチン硫酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種を含有する眼科組成物であって、(A)成分の含有量が該眼科組成物の総量を基準として0.7w/v%以上である、眼科組成物に関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)コンドロイチン硫酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種と、
(B)(B-1)ヒアルロン酸、アスパラギン酸、アミノエチルスルホン酸及びそれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種、(B-2)ゴマ油及びヒマシ油からなる群より選択される少なくとも1種、(B-4)クロルヘキシジン、ポリヘキサニド及びそれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種、並びに(B-5)ビタミンE類、からなる群より選択される少なくとも1種と、を含有する眼科組成物であって、(A)成分の含有量が該眼科組成物の総量を基準として0.7~3w/v%である、眼科組成物。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
(B)(B-3)非イオン界面活性剤及び(B-6)ビニル系高分子化合物からなる群より選択される少なくとも1種を更に含有する、請求項1に記載の眼科組成物。
【請求項3】
(B-3)成分が、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、及びポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類からなる群より選択される少なくとも1種であり、(B-6)成分が、ポリビニルピロリドン及びポリビニルアルコールからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項2に記載の眼科組成物。
【請求項4】
(B)成分の含有量が、眼科組成物の総量を基準として、0.0000001w/v%以上である、請求項1~3のいずれか一項に記載の眼科組成物。
【請求項5】
(C)テルペノイドを更に含有する、請求項1~4のいずれか一項に記載の眼科組成物。
【請求項6】
眼科組成物に、(A)該眼科組成物の総量を基準として0.7~3w/v%のコンドロイチン硫酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種と、
(B)(B-1)ヒアルロン酸、アスパラギン酸、アミノエチルスルホン酸及びそれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種、(B-2)ゴマ油及びヒマシ油からなる群より選択される少なくとも1種、(B-4)クロルヘキシジン、ポリヘキサニド及びそれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種、並びに(B-5)ビタミンE類、からなる群より選択される少なくとも1種と、を配合することを含む、該眼科組成物に眼部における摩擦を低減させる作用を付与する方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、眼科組成物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
眼部においては、瞼、角膜及び結膜の間で瞬き等の運動が加わった場合に摩擦が発生し、この摩擦が角結膜、涙液膜、又は眼瞼部の異常の原因の一つになるといわれている。また、特にコンタクトレンズを装用している場合であれば、コンタクトレンズとこれらの組織間においても摩擦が発生し、この摩擦がコンタクトレンズの装用感の悪化につながると考えられる。
【0003】
眼部における摩擦を低減するための方法については、これまで充分に検討されていないのが現状である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、眼部における摩擦を低減させることができる眼科組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、眼科組成物にコンドロイチン硫酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種を特定量以上配合することで、眼部における摩擦が低減されることを見出した。本発明はこの知見に基づくものであり、以下の各発明を提供するものである。
【0006】
[1]
(A)コンドロイチン硫酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種を含有する眼科組成物であって、(A)成分の含有量が該眼科組成物の総量を基準として0.7w/v%以上である、眼科組成物。
[2]
(A)コンドロイチン硫酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種を含有する眼科組成物であって、(A)成分の含有量が該眼科組成物の総量を基準として1~3w/v%である、眼科組成物。
[3]
(B)(B-1)(A)成分以外のアミノ酸類、(B-2)油性成分、(B-3)非イオン界面活性剤、(B-4)ビグアニド系殺菌剤、(B-5)脂溶性ビタミン、及び(B-6)ビニル系高分子化合物からなる群より選択される少なくとも1種を更に含有する、[1]又は[2]に記載の眼科組成物。
[4]
(B-1)成分が、アスパラギン酸、アミノエチルスルホン酸、ヒアルロン酸及びそれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種であり、(B-2)成分が、ゴマ油、ヒマシ油及び流動パラフィンからなる群より選択される少なくとも1種であり、(B-3)成分が、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、及びポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類からなる群より選択される少なくとも1種であり、(B-4)成分が、クロルヘキシジン、ポリヘキサニド及びそれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種であり、(B-5)成分が、ビタミンA類及びビタミンE類からなる群より選択される少なくとも1種であり、(B-6)成分が、ポリビニルピロリドン及びポリビニルアルコールからなる群より選択される少なくとも1種である、[3]に記載の眼科組成物。
[5]
(B)成分の含有量が、眼科組成物の総量を基準として、0.0000001w/v%以上である、[3]又は[4]に記載の眼科組成物。
[6]
(C)テルペノイドを更に含有する、[1]~[5]のいずれかに記載の眼科組成物。
[7]
眼科組成物に、(A)該眼科組成物の総量を基準として0.7w/v%以上のコンドロイチン硫酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種を配合することを含む、該眼科組成物に眼部における摩擦を低減させる作用を付与する方法。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、眼部における摩擦を低減させることができる眼科組成物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
比較例1-2、実施例1-1、実施例1-2及び実施例1-3の各眼科組成物の摩擦係数低減率を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
【0010】
本明細書において、特に記載のない限り、含有量の単位「%」は「w/v%」を意味し、「g/100mL」と同義である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
ロート製薬株式会社
頭皮外用組成物
4日前
ロート製薬株式会社
ミノキシジル含有組成物
1か月前
ロート製薬株式会社
毛髪用及び/又は頭皮用の組成物
1か月前
ロート製薬株式会社
外用組成物
10日前
ロート製薬株式会社
眼科組成物
12日前
国立大学法人鳥取大学
リパーゼ活性阻害用組成物
17日前
ロート製薬株式会社
外用組成物、及び外用組成物におけるヘパリン類似物質の安定化方法
17日前
個人
貼付剤
28日前
個人
健康器具
9か月前
個人
簡易担架
10日前
個人
歯茎みが品
10か月前
個人
腋臭防止剤
10日前
個人
短下肢装具
4か月前
個人
鼾防止用具
9か月前
個人
足踏み器具
17日前
個人
脈波測定方法
9か月前
個人
脈波測定方法
9か月前
個人
マッサージ機
9か月前
個人
排尿補助器具
1か月前
個人
白内障治療法
8か月前
個人
嚥下鍛錬装置
4か月前
個人
導電香
9か月前
個人
洗井間専家。
8か月前
個人
前腕誘導装置
4か月前
個人
歯の修復用材料
5か月前
個人
片足歩行支援具
10か月前
個人
クリップ
10か月前
個人
ウォート指圧法
1か月前
個人
胸骨圧迫補助具
2か月前
個人
汚れ防止シート
1か月前
個人
ホバーアイロン
7か月前
個人
アイマスク装置
2か月前
個人
バッグ式オムツ
5か月前
個人
腰ベルト
1か月前
個人
矯正椅子
5か月前
個人
眼科診療車
10か月前
続きを見る
他の特許を見る