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公開番号2025161659
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2024065031
出願日2024-04-12
発明の名称毛髪用及び/又は頭皮用の組成物
出願人ロート製薬株式会社
代理人弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類A61K 8/365 20060101AFI20251017BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】毛髪用及び/又は頭皮用の組成物を提供すること。
【解決手段】本発明は、(A)ポリビニルピロリドン、(B)乳酸及び/又はその塩、並びに(C)アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウムを含有する、毛髪用及び/又は頭皮用の組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
（Ａ）ポリビニルピロリドン、（Ｂ）乳酸及び／又はその塩、並びに（Ｃ）アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム、
を含有する毛髪用及び／又は頭皮用の組成物。
続きを表示（約 210 文字）【請求項２】
前記（Ａ）成分を０．００１～１０質量％含有する、請求項１に記載の毛髪用及び／又は頭皮用の組成物。
【請求項３】
前記（Ｃ）成分を０．００１～５質量％含有する、請求項１又は２に記載の毛髪用及び／又は頭皮用の組成物。
【請求項４】
（Ａ）ポリビニルピロリドン、（Ｂ）乳酸及び／又はその塩、並びに（Ｃ）アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム、を含有する髪質改善用組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、毛髪用及び／又は頭皮用の組成物に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
毛髪や頭皮は、洗髪、ドライヤー処理、染毛処理、紫外線等の物理的ダメージ、化学的ダメージ、熱的ダメージ等により日常的に損傷を受けるため、その損傷の修復や毛髪の質改善が試みられてきた。
【０００３】
ヒドロキシクエン酸類とシステミアンを含有する毛髪用化粧料では製剤性能を向上させる試みがなされているが（特許文献１）、毛髪や頭皮のダメージの修復や毛髪の質改善は十分とは言えなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１４－１１４２９１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明の目的は、優れた毛髪用及び／又は頭皮用の組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明者は、（Ａ）ポリビニルピロリドン、（Ｂ）乳酸及び／又はその塩、並びに（Ｃ）アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウムを含有する毛髪用及び／又は頭皮用の組成物とすることにより、毛髪を改善できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【発明の効果】
【０００７】
本発明の毛髪用及び／又は頭皮用の組成物は、（Ａ）ポリビニルピロリドン、（Ｂ）乳酸及び／又はその塩、並びに（Ｃ）アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム、を含有するため、毛髪及び／又は頭皮に適用して毛髪を改善できる。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。なお、本明細書中で使用される用語は、特に言及しない限り、当該技術分野で通常用いられる意味で解釈される。本明細書において、特に記載のない限り、略号「ＰＯＥ」はポリオキシエチレンを意味し、略号「ＰＥＧ」はポリエチレングリコールを意味し、略号「ＰＰＧ」はポリプロピレングリコールを意味する。
【０００９】
〔１．毛髪用及び／又は頭皮用の組成物〕
本実施形態に係る毛髪用及び／又は頭皮用の組成物は、（Ａ）ポリビニルピロリドン、（Ｂ）乳酸及び／又はその塩、並びに（Ｃ）アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウムを含有する。
【００１０】
＜（Ａ）成分＞
ポリビニルピロリドン（以下、単に（Ａ）成分ともいう）は、医薬上、薬理学的に（製薬上）又は生理学的に許容されるものであれば、特に制限されない。（Ａ）成分は、１種のみを単独で用いてもよいし、２種以上を組み合わせて用いてもよい。（Ａ）成分は市販されているものを用いることができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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