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公開番号2025169172
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-12
出願番号2025063410
出願日2025-04-08
発明の名称金属マトリックス複合材基材を後処理のために調製するシステム及び方法
出願人ザ・ボーイング・カンパニー,The Boeing Company
代理人園田・小林弁理士法人
主分類C23C 28/00 20060101AFI20251105BHJP(金属質材料への被覆;金属質材料による材料への被覆;化学的表面処理;金属質材料の拡散処理;真空蒸着,スパッタリング,イオン注入法,または化学蒸着による被覆一般;金属質材料の防食または鉱皮の抑制一般)
要約【課題】金属マトリックス複合材料の表面を調製するための効率的で効果的な方法であって、金属マトリックス複合材料の接合特性に悪影響を及ぼさない方法を提供する。
【解決手段】方法が、金属マトリックス複合材基材(110)の1以上の表面(109)をプラズマ処理することを含む。金属マトリックス複合材基材(110)は、金属マトリックス(112)と複合材繊維を含む。前記プラズマ処理することの後で、該方法はまた、金属マトリックス複合材基材(110)の1以上の表面(109)上にゾルゲル層を付加することも含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
金属マトリックス複合材基材(110)の1以上の表面(109、314)を最初に処理すること、及び
前記最初に処理することの後で、前記金属マトリックス複合材基材(110)の前記1以上の表面(109、314)上に接着促進剤層(108)を付加することを含む、方法。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記金属マトリックス(112)複合材基材(110)は、航空機(200)の一部分を形成する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記金属マトリックス(112)複合材基材(110)は、金属マトリックス(112)と複合材繊維を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記最初に処理することは、プラズマ処理することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記最初に処理することは、レーザーアブレーションを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記接着促進剤層(108)は、材料の1以上の膜を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記接着促進剤層(108)は、ゾルゲル層を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記接着促進剤層(108)は、クロメート化成皮膜を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記接着促進剤層を付加することの後で、前記1以上の表面(109、314)上に付加された前記接着促進剤層(108)を有する前記金属マトリックス複合材基材(110)を引き続いて処理することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記引き続いて処理することは、塗装することを含む、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
[0001] 本開示の実施例は、広くは、接合又は塗装などの後続の表面処理のために金属マトリックス複合材基材を調製するシステム及び方法に関する。
続きを表示(約 950 文字)【背景技術】
【0002】
[0002] 金属の表面から自然酸化物層を除去するために、様々な機械的及び化学的表面調製方法が使用される。一例として、サンディングが、材料を研磨する機械的な方法である。別の一例として、酸エッチングが、材料の層を除去する化学的な方法である。
【0003】
[0003] しかし、そのようなプロセスは、複合材繊維が金属マトリックス複合材料の露出面に近接しているとすると、そのような材料に悪影響を及ぼし得る。特に、金属マトリックス複合材料の表面から材料層を除去すると、その下にある複合材繊維が露出し得る。金属マトリックス複合材料の接合特性は、複合材繊維が露出する場合、悪影響を受け得る。
【発明の概要】
【0004】
[0004] 金属マトリックス複合材料の表面を調製するための効率的で効果的な方法が必要とされている。更に、金属マトリックス複合材料の接合特性に悪影響を及ぼさない、金属マトリックス複合材料の表面を調製するための方法が必要とされている。
【0005】
[0005] このような必要性を念頭に置いて、本開示の特定の複数の実施例は、金属マトリックス複合材基材の1以上の表面を最初に処理すること、及び、前記最初に処理することの後で、金属マトリックス複合材基材の1以上の表面上に接着促進剤層を付加することを含む、方法を提供する。
【0006】
[0006] 金属マトリックス複合材基材は、航空機の一部分を形成し得る。
【0007】
[0007] 少なくとも一実施例では、金属マトリックス複合材基材が、金属マトリックスと複合材繊維を含む。
【0008】
[0008] 少なくとも一実施例では、前記最初に処理することが、プラズマ処理すること(例えば、大気圧プラズマ処理すること)を含む。
【0009】
[0009] 少なくとも一実施例では、前記最初に処理することが、レーザーアブレーションを含む。
【0010】
[0010] 接着促進剤層は、材料の1以上の膜又はコーティングを含み得る。
(【0011】以降は省略されています)

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