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公開番号
2025143048
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-01
出願番号
2024042737
出願日
2024-03-18
発明の名称
被覆部材、及び、表面被覆金型
出願人
フジタ技研株式会社
代理人
個人
主分類
C23C
14/06 20060101AFI20250924BHJP(金属質材料への被覆;金属質材料による材料への被覆;化学的表面処理;金属質材料の拡散処理;真空蒸着,スパッタリング,イオン注入法,または化学蒸着による被覆一般;金属質材料の防食または鉱皮の抑制一般)
要約
【課題】 より耐用期間の長い被膜を提供する。
【解決手段】 被膜部材は、基材の表面に被膜を形成した被覆部材であって、前記被膜は、Ti
a
M
b
X
c
(但し、MはIVa族、Va族、VIa族、アルミニウム、ケイ素もしくはこれらの複合物であり、Xは炭素、窒素もしくはこれらの複合物であり、a+b+c=1であるときに、(a+b)は0.05以上0.45以下)であり、前記被膜のビッカース硬さHvは、1500以上3200以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材の表面に被膜を形成した被覆部材であって、
前記被膜は、Ti
a
M
b
X
c
(但し、MはIVa族、Va族、VIa族、アルミニウム、ケイ素もしくはこれらの複合物であり、Xは炭素、窒素もしくはこれらの複合物であり、a+b+c=1であるときに、(a+b)は0.05以上0.45以下)であり、
前記被膜のビッカース硬さHvは、1500以上3200以下である
被膜部材。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記被膜は、Ti
a
M
b
C
d
N
e
(但し、Mはクロム又はバナジウムもしくは存在せず、a+b+d+e=1であるときに、eは0.00以上0.25以下)であり、
前記被膜のビッカース硬さHvは、1500以上2600以下である
請求項1に記載の被膜部材。
【請求項3】
前記被膜は、Ti
a
C
d
(但し、a+d=1であるときに、dは0.45以上0.70以下)であり、
前記被膜のビッカース硬さHvは、1500以上3200以下である
請求項1に記載の被膜部材。
【請求項4】
前記被膜は、Ti
a
M
b
C
d
(但し、Mはクロム又はバナジウムであり、a+b+d=1であるときに、aは0.05以上0.45以下)であり、
前記被膜のビッカース硬さHvは、1500以上2800以下である
請求項1に記載の被膜部材。
【請求項5】
金型本体と、
前記金型本体の表面の少なくとも一部を被覆する被膜と
を有し、
前記被膜は、Ti
a
M
b
X
c
(但し、MはIVa族、Va族、VIa族、アルミニウム、ケイ素もしくはこれらの複合物であり、Xは炭素、窒素もしくはこれらの複合物であり、a+b+c=1であるときに、(a+b)は0.05以上0.45以下)であり、
前記被膜のビッカース硬さHvは、1500以上3200以下である
表面被覆金型。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被覆部材、及び、表面被覆金型に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、イオンプレーティングにより無機基材の表面にVN膜を成膜する成膜方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-371352号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
より耐用期間の長い被膜を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る被膜部材は、基材の表面に被膜を形成した被覆部材であって、前記被膜は、Ti
a
M
b
X
c
(但し、MはIVa族、Va族、VIa族、アルミニウム、ケイ素もしくはこれらの複合物であり、Xは炭素、窒素もしくはこれらの複合物であり、a+b+c=1であるときに、(a+b)は0.05以上0.45以下)であり、前記被膜のビッカース硬さHvは、1500以上3200以下である。
【0006】
好適には、前記被膜は、Ti
a
M
b
C
d
N
e
(但し、Mはクロム又はバナジウムもしくは存在せず、a+b+d+e=1であるときに、eは0.00以上0.25以下)であり、前記被膜のビッカース硬さHvは、1500以上2600以下である。
【0007】
好適には、前記被膜は、Ti
a
C
d
(但し、a+d=1であるときに、dは0.45以上0.70以下)であり、前記被膜のビッカース硬さHvは、1500以上3200以下である。
【0008】
好適には、前記被膜は、Ti
a
M
b
C
d
(但し、Mはクロム又はバナジウムであり、a+b+d=1であるときに、aは0.05以上0.45以下)であり、前記被膜のビッカース硬さHvは、1500以上2800以下である。
【0009】
また、本発明に係る表面被覆金型は、金型本体と、前記金型本体の表面の少なくとも一部を被覆する被膜とを有し、前記被膜は、Ti
a
M
b
X
c
(但し、MはIVa族、Va族、VIa族、アルミニウム、ケイ素もしくはこれらの複合物であり、Xは炭素、窒素もしくはこれらの複合物であり、a+b+c=1であるときに、(a+b)は0.05以上0.45以下)であり、前記被膜のビッカース硬さHvは、1500以上3200以下である。
【発明の効果】
【0010】
より耐用期間の長い被膜を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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